模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

搭乗員の確保

2017年05月23日 | プラモデル

なぜハセガワは、飛行機キットにお人形を入れないのだろうか。
スケールモデラーの中でも、飛行機モデラーは頭が硬いのが多いらしいから、「人形は使わないから入れるな」とか苦情があるのかねえ。

前号スケビのイラン空軍特集で一番良かった記事は、1/32サエゲの水平尾翼に下反角が付いてることを指摘された州平センセが、「本物は知らんけどカッコいいからそうした」というくだり。
まったく賛成だね。
2択のオプション部品があったら、例え特定機であっても、カッコいい方を付けるに決まってんじゃん。
そんな無頓着な俺でも、さすがに飛行姿勢に作って、無人にするおおらかさはないから、どこからか搭乗員を調達しなければならない。

次の製作候補の流星は、飛んでるときの方がカッコ良さげなので、搭乗員が2名必要である。
出張時に新橋のタミヤショールームに行ったりして調べてみたが、ランナー1枠で2名確保は無理みたい。

なぜなら、左右で同じ形状の部品がひとつずつ必要な場合、ランナー1枠に左右両方入れて1回で成形するような設計はしない。
2個必要な部品ばかり集めて、各1個だけで1枠にまとめ、それを2回成形する方法を採るようだ。
同じ部品をリピートする場合、金型代よりも成型工賃が安いってことね。
サービスセンターに人形入りの枠を2枠請求するより、中古のキットを買う方が安いという結論になった。

人形付きのタミヤからコンバートすることが多いが、人形を取って本体を捨てるなんて、もったいないことはできない。
古い零戦を2機買った方が、最近の製品1個より安上がりだが、不良でもないキットを2個も捨てられない。
かといって、作る可能性がないのに持っていたくもない。
そうすると、作ってもいいかなと思う複座機。

タミヤ1/48の海軍複座機は月光と一式陸攻、晴嵐くらいか。

有償で製作依頼でもされない限り、自分は一生作ることがないだろうなと思ってる機体がいくつかある。
姿がイマイチなハリケーンや、個性や面白みがないという理由で、興味が湧かない97艦攻、B25、ドーントレス他。
月光もつまらない容姿。名前と斜め銃だけがかっこいいように思える。

晴嵐は下駄ばきというだけで、面白いから許す。
中古品をポチっしたら届いた。
送料込み¥2,100。
人形なしでそのうち作ろう。


昔、1/72アオシマかなあ、水色に赤帯の晴嵐があったよね。
さすがに子供心に、なんかカッコ悪いと思ったなあ。
どこかに史実でもあるんだろうか。

人形は左右同形状のフロートと抱き合わせ。同じ枠が2枠入ってる。

下駄ばき機は、地上でも飛んでる時でも見た目に差がないので、人形取るのに最適なの。
本当は、タミヤさんには操縦員と偵察員は双子ではなく、別のポーズでお願いしたいところ。

この人は陸軍航空隊にも兄弟がいるようです。
新司偵に乗るこの人たち。
海軍とは服装が違う。

キャノピーの枠のようなクリアパーツを塗るときに、下地に透け防止で濃い色を吹いてないと、こうなります。

余裕の手放し操縦。

晴嵐の方も手放しになるねえ。
パテで造型して、操縦桿を握らせてやるかなあ。

当然、偵察員も手を膝にした、同じ人。

96陸攻を先に作ることになったから、流星はまた後だな。

コメント (2)
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