先週の釣行の獲物は白身の底物ばかりだったので、ウロコとワタを抜いてから、冷蔵庫のチルドルームで熟成させてみました。
5月に釣ったヒラマサが、1週間後に食べた方が旨かったからです。
先週の土曜日釣った魚を、今晩(土曜日)の夕食に刺身とポワレにして食べましたが、どちらも上等でした。
特に刺身は弾力こそ落ちるものの、旨味が濃くて絶品です。
アシが早いと言われる魚以外は、寝かせた方がいいみたいですね。
流星が完成して、次は晴嵐、彩雲も候補だったけど、濃緑色は一旦おいて、いつどこで買ったかも覚えていないこいつにしました。
トライマスターの名作と言われるキットのハセガワ版で、インジェクションのフィギュア2体付です。
でも、お人形は着座姿勢ではなく、こんな日本人体型。
作らないかも。
オークションなどでは高価で取引されてるみたい。
1998年製のようです。
こういうところが、国産っぽくない分割。
でも、ここは実際に存在するパネルラインなので、賢いかも。
3連休なのに台風も来るし、出掛けられないので、のらりくらりと。
こんなことをしていた。
なんか生物の顔みたい。
水冷エンジンの排気管の穴をあける時は、こうやってからナイフでチマチマします。
もう1点、こいつも捨てサフ吹いてP/L消し。
510ブル。成形色が赤なので染み上りが心配。
サフを何回吹いても赤みが消えないのは、そういうことなのかね。
510ブルはキズ見の2度目のサフ。
昨年、白いスカイラインを作ったが、それを屋外で撮影する時になぜかセトモノのように見えた。
透けて見えるというのはこういうことかと思った。
なのでそれ以来、外板の裏側を塗ることにした。
Ta152の胴体内側に透け防止の黒サフを吹いたところ。
飛行機でも車でも、扉を開けて臓物を見せるのにまったく興味がないんだよなあ。
Ta152のJumo213は、10点以上のパーツで組み上げるんだけど、パネルを開けないから、脚庫から覗かないと見えないんだよね。
組まないで捨てるのももったいないし、機体の脇に展示するほど精巧にディテールアップするのも面倒だし。
取り合えずテキトーに作って、封印してしまうつもり。
これが埋葬前の記念写真。
土曜日、釣り遠征で帰りが遅かった上に、日曜日は早朝4:40出発で50Kmも先の高校へ、娘の部活の試合の送り届け。
降ろしてトンボ帰りでも往復2時間。朝飯前に100km走破。
朝食後、市内一斉清掃を1時間で済ませ、魚をおろすのにまた1時間以上掛かった。
全然身体が休められない。筋肉痛なのに。
当然、月曜日はひとりゆっくりとお休みでしょう。
有給休暇はこういう時のためにあるんだよね。
休みなので、4時過ぎに起床。普段はブルーな月曜モーニングもストレスなし。
流星の魚雷を吊った。
結局、小池さんの箱画が一番有効な資料だったな。
普通の艦攻は胴体下のハードポイントに魚雷を懸吊する。
流星は艦爆派生のためか、爆弾倉があって扉もあるので、ちょっと変わっている。
一式陸攻は扉を開けて搭載するし、他の機種では扉を取り払った画像も見たことがある。
けど、流星は扉を閉めたまま懸吊する。
扉自体は強度がなく吊れないから、扉を貫通するワイヤーで胴体内のハードポイントに吊るようだ。
その様子が一番よくわかるのは、この画なの。
画ではちょっと切れちゃったけど、胴体から魚雷の弾頭部を押さえるアームも描かれている。
灯台下暗し。もっと早く見ればよかった。
今朝、魚雷懸吊の作業中に「アッ!箱画」って思いだしたんだよね。
そしたら、何点かディテールアップをやってない箇所に今頃気づいた。
例えば主翼のランプ。
右の白丸は失敗しつつもやったけど、黄丸の方はやってない。
もう無理。
小池さん恐るべしだなあ。
しょうがないので、胴体から伸びるワイヤーだけは表現した。
後付けだからピンとは張れなかったよ。
無理な体勢で0.3mmの孔を明け、ピンセットで糸を差し込んだ。
ここまで進んでから、こういうことをやると、ドリルを折ったり、他の部品が取れたりするけど、今朝は調子が良い。
グレーのミシン糸のままだけど、目立たないから色塗ろうかな。
魚雷がこんなに丸くなくて、イビツだったから作り直したんだよな。
先端は真鍮のドームを作って。
なので魚雷の胴体は3体ものなんだけど、継ぎ目処理もうまくできたね。
魚雷も吊ったので、機体は完成としよう。
台座の銘板は、はがき大のメタリック用紙を使うつもりだけど、こいつのだけで印刷するのはもったいないので他の案件が発生するまで長期待ち。
操縦席の後ろの小孔の開いたガラスの仕切りはプラバンから作成。
照準器のガラスはコピックでアンバー色っぽく。
クリア部品はコンパウンドで磨いてから、内側にはワックスを塗ってあるので透明度はいいけど、厚くて歪むのはしょうがないね。
晴れて邪魔がいないので、屋外で撮ってみた。
結構デカくて堂々としています。
なのに誉は小さいなあ。
インストでは着艦フックは切り取るように書いてありましたが、それじゃ艦攻ではなくなるので、そのままです。
トラトラトラを観た男の子は、必ず「ヨーソロー」って言うようになるんだ。
バックの竹は目立つなあ。
台座のアクリル板は海面のイメージで青にした。
銘板のベース色は船ならゴールドでいいが、こいつのはシルバーでアルマイトっぽくするつもり。
台座に対して機軸を平行にせず、少々振っている。
水平も左翼を上げ気味にして、動きを出そうと思った。
エルロンは動かしてないが・・・
米軍のガンカメラの前で、左右にかわしながら必死で逃げる映像を観たことがあるが、こんな角度だったか。
攻撃機が高速で敵を振り切るなんて幻想なんだよ。
主翼に20mm積むくらいなら、後部の13mmを連装にする方が有効じゃないだろうか。
撃墜王の坂井さんがやられたのは、後部銃座の13mmだったはず。
今回のテーマは末期感のある濃緑色と、水性アクリルによる塗装剥がれだったけど、まあまあ当初の目標達成かな。
クリア吹いた後にシンナーが飛んで付いたり、指紋が消えなかったりしたけど、タッチアップやハゲチョロを追加したりして、リカバリーが上手くできた。
牧ちゃんは白鳥は悲しからずやの詩のなかで、ブルーを敢えてふたつの表現で著しました。
青とあを。単に繰り返しを嫌っただけか、海と空のブルーは違う色だからか。
今回、初めて明暗以外の調色をした濃緑色を使った流星がほぼ完成。
古代から青と緑は無意識に混用されていました。
この流星では意識的に彩度を落としたアオにしたけど、写真じゃ伝わらないなあ。
魚雷搭載がまだなのと、台座の銘板ができてません。
モーターも元気で、ペラも回りました。ひと安心。
写真だと普通の濃緑色に見えますね。結構グレーなんだけど。
流星を愛知に作らせたのは、九九艦爆、彗星と急降下爆撃機の実績があったからでしょ。
現に流星は天体の名称なので、名前からみると艦爆です。2座だし。
一方、九七艦攻の後継は同じく中島の天山で、攻撃機は山の名前というルールに準じています。
脱線するけど、天山って、パッとしないし模型映えしないけど、堅実でいい設計だと思うな。
愛称:流星は艦爆なのに、符号はB7A2と、B7=艦攻なんですね。
海軍は両方できる機体を作らせておいて、混乱している様子がうかがえます。
大戦後半ではとりわけ速い方ではないし、翼のスパンが長く機敏な行動はできないだろうから、戦闘機からは逃げる一方なのに、翼に20mm砲は必要なのだろうか。
地上攻撃用?魚雷を落としてから敵艦を飛び越すときの機銃掃射用?
あんまり合理的思想の機体に思えないね。
急降下から引き起こしても大丈夫で、20mm砲も積めるような主翼の強度にしたら重くなって当然だわね。
モーターライズなので台座の裏側はこんな感じ。
この大きな機体を、片持ちで支えるには2mmのアクリル板でもかなりたわんで、補強が必要だった。
いまいちだったのは、主翼の航法灯。
UVレジンで透明な凸を盛ったが、粘度が緩くてUVで固まる前にモールドの円より広がってしまった。
アップで見たら塗りも悪いね。
UVレジンは注型を作って、固めてから貼るのが正攻法でしょうな。
土日が忙しかったので、月曜日は有給にした。
のんびり楽しむぞ。
数えてみれば今年8回目の釣行。順調ですな。
スロージギングで底物狙い。本命はマハタです。
輪島港を5時出港。
日の出は5:30。こんなにベタなぎ。
こういうベターっとして波けがない時に、良い思いをしたことがありません。
しかし、波が大きいと、イカメタルやスローではタナキープが難しいので悪くはないけど。
水深50~70mとそれほど深くも浅くもないポイントばかり攻めてきます。
ひと流し目で、早々に30cmほどのチダイが釣れてボーズ回避。
捌く際に記念撮影したら、雄雌だったみたい。
チダイは2尾。
塩釜焼にします。
10時頃までは飽きない程度に小物がポツポツ釣れます。
9:40でこんな感じ。
この時点で、大物は釣れてないけど、数だけなら竿頭かな。
結局マハタは、同行の一人が2Kgのを上げたのみ。
やつは俺の半分も釣ってないと思うけど、効率がいい。
自分の今回の目玉はキジハタだけ。
40cmオーバーを2尾。
自分が釣ったキジハタでは最大クラス。
大きいのは刺身用。
3枚におろして、冷蔵庫のチルドルームで数日熟成。
ジグは最初200gで数尾釣ったが、早く落ちすぎるので180gに交換。
それでも数尾釣ったが、ラインがほぼ真下に落ちるほど潮がいっていないので、160gまで落としてフォールの滞空時間を長くした。
スローはしゃくった後のフリーフォールで、ジグがバタバタしながら動いて誘うので、落ちるのが早いとアピールが足りないのだ。
当たりはせいぜい底から10mまで。
底物は、岩がゴツゴツした凸凹の海底を狙うので、根掛かりが多発。
同行の2名は根掛かりが外せず、何個かジグをロストしていた。
俺も5~6回根掛かりし、うちひどいのは2回。
1回は若船長に外してもらい、もう1回もギリギリ外れて超ラッキー。
ジグをなくすと、釣れていても悲しい気持ちになるからなあ。
今回、1個もジグをロストしないで、仕掛けを温存できたのが最大の収穫かも。
沖はカサゴもデカい。
1尾は定番の煮魚。大きい方は試しに刺身してみようと思い熟成庫へ。
ハチメは焼くと皮が香ばしくて旨いので、大きいやつは塩焼き。
日本画の図案のように見える、20cm前後のマイクロハチメは煮魚。
こういうのを釣ってるうちに大物がくるので気が抜けない。
サイズの大小は選べないからね。
おいしい外道なので、釣れても困らない。
ハマチを10尾持って帰るより喜ばれる。
結局、お持ち帰りは全部で19尾。
能登の先端は、沿岸にほとんど民家や工場がなく、海が非常にきれい。
クロマグロの跳ぶのも見えた。
ジグが沈められないほどペンペンシイラがいて、3尾ほど不本意にも釣れた。
多分、数では船内トップ。
小物ばかりだったが、贅沢を言ってはキリがないね。
しかし、もってねえなあ。
今週末は長男と海釣りに行こうと計画していました。
海水浴シーズンが終わって、浜茶屋を片付けた直後の浜は、キスが入れ食いになることが多いんです。
だけど台風の影響で、北からの風が10mほど吹く予報だったので中止にしました。
晴れていても大陸からの寒気で気温が上がらず、湿度も50%台で模型日和!
模型部屋も暑くないので予想以上に進みました。まだ八合目位かなと思ってたら、いきなり頂上が間近に見えたって感じ。
いつもキャノピーの塗装は機内色+黒サフ+上面色を標準にしてます。
今回は剥がすので黒の次に銀を吹いています。
面倒でもこうしないと、枠が透けて台無しになるからです。
今回流星は下面に九六中攻に使ったキラキラしない銀色。
上面は戦争末期感を出すために、明度と彩度を落としたパッとしないグリーンにしました。
このキット、水平尾翼の付け根のモールドと尾翼の厚さがピッタリだったので、水平尾翼を最後まで接着せず、つまり士の字にしないで十字のままやってみました。
その方が側面のマスキングが楽なので。
九六中攻の時にケープで上手く剥がれず苦労したので、Kくんに相談したところ、ヘアスプレー剥がしをやる時は、上塗りは水性アクリルが基本!ということを聞いたので、グリーンはタミヤ水性の暗緑色XF70です。
上手く剥がれなかったのは、上塗りがMRカラーだったからみたい。
暗緑色に同じく水性のジャーマングレイを4割近く足して、吹いたのが上の画像の黒っぽいグリーン。その上から、パネルの内側を中心に暗緑色にライトグレイを足した明るいグリーンを吹いてムラムラにしています。全部水性。
上の写真ではどの位グリーンの彩度が低いかわかり辛いので、ウッドデッキの上にMRカラー#124ビン生で塗った九九艦爆と並べて自然光で比べてみました。
九九艦爆は鮮やかだけど、流星は緑っぽくないでしょ。
水性は本当にうまく剥がれます。
九六中攻は剥がすときはカリカリって感じだったけど、水性は水でふやかして剥がすと、ネチャボロボロって感じ。
ケープが溶けてる感を感じます。
固めのブラシと竹串で剥がしました。コントロールし易いです。
実感的でないと言う人がいるとすると、それは俺が下手だから。
かなり偶然性は少なく、作者の意図が反映できます。
デカールもはげチョロも終わり、ウエザリングカラーでのフィルターも済んだので、来週平日に半艶クリアを吹いて確定します。
それと今回はモーターライズなのでペラを真鍮の延長軸と接着。
ペラの軸孔を真鍮の延長軸に合わせて、2mmに拡大する際、センターがずれて目で見てもわかるくらい偏ってる。
回せばバイブレーターのようにフレることが想像できたので、接着時に矯正することにした。
まず孔を2.3mmに拡大して、ガタガタの軸を入れ、エポキシで目見当でセンター合わせして固定。
電池に繋いだら、奇跡的にブレずに回りました。
回転数が低いからかな。
まぐれだね。
ここまではなんとか大失敗無し。