人から最後にプレゼントを頂いたのは、もう何年前のことでしょうか。
いや、違うわ。そういえば先月、長男がスポーツ大会の賞品でもらったバッグを、余ってるから要らないと、ノシが付いたままくれたっけ。
有難く、釣り用にしましたが、大会の参加費は私が払っているのですから、まあ当然の配当といえるでしょう。
ポチっとした品物が続々届きます。
まず、出張の際、大きな本屋でも見かけなかったこれ。
地元の本屋には当然ありません。
艦船模型のディテールアップ解説本です。
etchingパーツ全盛ですが、この方はプラバン中心にディテールアップされているそうです。
きっと参考になると思ったので。
未読です。
双発の異形は好きなんです。
取り出してみたら小さいの。
全幅14mほどというと、流星と同じくらいです。
あと欲しいのは、ホワールウインドかな。
エアフィックスが新金型で出してくれないだろうか。
S河屋の中古ですが、組説は黄ばみ、デカールもダメそうです。
中華にあるようなダルなモールドではなく、スッキリしたスジボリです。
裏側に1994とありました。
ドイツ軍に正式採用されてないようなので、架空のテキトーマーキングでいきます。
迷彩は食傷気味なので、正月にでも1/72モスキートと一緒に作ろうかな。
もうひとつはこれ。
硬派の飛行機モデラー様にはお叱りを受けるかもしれませんが、軟弱者なので。
以前、バードマンのフィルムのやつは使ったことがあります(だから飛龍は完成した)が、これは紙です。
女王様の駆潜艇から逃避しようと、手に取ったのが1/48彩雲。
スピットファイアで迷彩をやったばかりなので、緑一色が楽かと。
彩雲のキャノピーのマスキングをやったら、軽く2時間超えでしょうね。
多分、これを貼るだけなら30分は掛からないでしょう。¥200ですよ!
電動パチンコ(死語?)で¥200≒50発は何秒で打ち切りますか?
それに比べればなんという有り難いお品でございましょう。
郵便で納品なので、ついでに1/48Ar234と1/72He111のもお買い上げ。
本当はエアのB-17用を探したのですが、ありませんでした。
溜まっている録画番組を観たり、プラモデルを作ったりして怠惰に過ごした有給休暇でございました。
寒くなりましたが、それでもダウンパーカをまだ出していないので、それほど本格的でもないのでしょう。
女王様の駆潜艇は小物のチマチマが続いています。
この船の重要な武器である爆雷です。
艦尾のレールで転がして落とすタイプのものと、投射機で左右に投げるものと、ヘッジホッグを積んでいます。
投射機用の爆雷はハンマーヘッド形状をしており、甲板に下画像のように置かれます。
組説の画像には手前2台の投射機にセットされたものと、甲板上の設置台に置かれたもの2個が見えます。
キットのまま作ると、ガリ版印刷のインクのローラーを置くように、逆T字にポンと置くだけです。
しかし荒れる北洋でこんな置き方じゃ、固定できず危ないからおかしい、と思って調べました。
当時の画像を観ると、キャビンの壁から固定具が伸びて、固定するようになっていました。
1/72の大きいキットには、その固定具のetchingの金属パーツもあるようです。
知ってしまったので、しょうがないですな。インサイダー取引で捕まったどこかの投資家のセリフみたいですが。
さて、なにで表現するか。
塗装したマスキングテープや金属線、t0.14のプラペーパーとかも検討しましたが、結局伸ばしランナー。
エバグリの1mm角棒で枕を作って、伸ばしランナー実測0.2mmで巻き巻きしました。
しかし、この新しいコンデジは接写が優秀だなあ。
ちょっと脱線。
この爆雷を持っているピンセット。
元々は、もう1cmちょっと長いツル首型でした。
ツル首型は、自分の使い方には合わなかったので、ぶった切って太短いストレート状にしました。
これが使いやすいのです。
太いので、狭い場所には入っていけないのですが、開けた場所でこういう細かい部品を掴むのに最適。
部品をピンセットで飛ばしてしまうのは、バネが強すぎて、それを閉じるために強く摘まむので、腕がしなって部品を弾くためと考えます。
バネを弱くするのは、板厚を削がなくてはならないので難しいため、腕がしならないように剛性を上げるのが簡単です。
ツル首を切ったので剛性が上がり、見た目は不細工ですが、自分の指先のように使えるお気に入りになりました。
爆雷を搭載して、壁に固定。
実物や海外の1/72ビルダーの作例を調べるのに2時間。
伸ばしランナーを作って、両舷で16個を巻き巻き。
船体に接着するまでで2時間ほどでした。
アップだとアラが見え見えですね。
キャビンの塗り分けと接着線消しがいまいち。甲板から浮いてるし。
当初はパーツ毎に塗ってから組んでました。
そしたら、合いが悪いためにこんな感じになってしまうため、直近の作業では、接着して仕上げてから塗り分けるように変更しました。
細密にするところと、省略する箇所のバランスを考えないとダメなのかも。
隅々に手が届かなくなりそうなので、この辺りで一旦つや消しクリアを吹いて、ウエザリングをしておこうと思います。
そろそろ朝飯食って、出勤の準備だ。
当初の予定であれば、今頃は大漁のブリ、ヒラマサをさばくのに大忙しで、生臭い日曜日だったはずでございます。
ところが何もない土日。チョーヒマ。
釣り道具を片付け、発作的に作りたくなったスパイスカレーを半日掛けて仕込んで、エアコンの掃除やトイレ掃除に過ごした週末。
スパイスカレーは好評でございました。パンで喰う者、カレーライスにする者。
うまくて当たり前です。俺が作るんだから。
クミン、コリアンダー、カルダモン、ターメリック、その他数種類。
市販のルーを使わなくても、スパイスの香り高いチキンカレーができました。
市販のルーはね、うま味調味料とか何ちゃらエキスとか、いらんもん入れ過ぎですわ。
英国の駆潜艇はまったくインスタ映えしない工程が、ダラダラ続きます。
もう飽きました。
マンセルN8位の白ばかりの部品を集めて、まとめて塗装しました。
もうね、バリ取りと、ペーパー掛けばかりでめげますわ。
抜きテーパーを大げさにとり過ぎだと思う。型ずれも多いし。
成型しやすいPSなのに、ふざけんなって感じ。
ヒマでやる気も起きず、退屈なので今年の完成品で年賀状用の写真撮影もやってみました。
マクロ60mmF2.8にサーキュラーPLフィルター付き。
フィルムの時は有効だったPLフィルターですが、デジタルになると使いにくいですね。
ホワイトバランスが狂うようです。
フィルターでコントラストをつけると、画像編集ソフトが勘違いするんですね、
もっと明るく自然な表現が良いかな。
フィルターを外しました。
だんだん曇ってきてしまいました。
f11までしぼってますが、後輪はボケてますね。
ミラーの塗装は失敗したので、ボディと色が違う。
飛行機とは違って、車のバックはいきなり遠景ではなくて、近景になにかあった方がいい気がします。
東海を撮影する頃には、青空が無くなってしまいました。
いまいちリアリティがなく、おもちゃっぽいのは、どうしてかな。
月曜日も釣りの疲れをとるためにお休みなのよね。
なにしようかね。