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脳研究

2007-07-29 | 認知心理学


●日本では、国の科学政策を提言する科学技術会議が中心になって、脳研究に集中的かつ膨大な資金を投入し、その働きを解明することになった。心の世界の不思議のいくばくかが、脳という物質の働きによって説明できるようになることは確実である。しかし、心には心の世界特有の説明原理もまた絶対に必要である。これを見つけだしていくのが、心理学の課題である。

環境心理学

2007-07-29 | 認知心理学


◆環境心理学(environmental psychology)〔1999年版 心理学〕

騒音、建築デザイン、過疎・過密などと人の心理との関係を研究する分野として古くから研究されてきたが、一九六○年代ごろから、生態学や比較行動学(ethology)の影響を受けて、新しい展開を遂げている。その背景には、環境概念の変化がある。その第一は、物理的環境だけでなく、社会的環境、さらには象徴的(記号的)環境をも問題とするようになってきたこと、第二は、環境を人に対立するものとしてとらえる考えから、人をその一部として組み込んだ環境という考えへの変化である。ニッチ(niche=生態的地位)の心理学ということばも使われる。

論理とは何もの

2007-07-29 | 認知心理学

●論理とは何もの
 アリストテレス(BC384ー322)の定言3段論法(クイズ1参照)というくらい、形式論理の発明の歴史は古い。
 そして、その論理学を、人の思考を鍛える道具として長年、教育の中で使ってきた。
その結果として、形式論理は、あたかもすべての論理的推論の正しさ、妥当さを決定づける唯一の道具であり、したがって、論理的に思考できないことは、人として不完全であり恥ずかしいことであるかのごとく考えられてきたようなところがある。
 しかし、形式論理は、人の推論のごく一部のみの特性に過ぎないことが、皮肉なことに、人の推論をコンピュータに真似させようとした人工知能の研究からみえてきたのである。

振り込め詐偽5000万円の被害

2007-07-29 | 安全、安心、
過去最高の被害額らしい
同じ詐欺師への何回かの合計被害額5000万
無責任な感想ではあるが、よくそんなお金があるなー。
高齢者の今現在の遊びがね、将来の虎の子
そこを狙われる
手口にあたらしみはない。
拙著「心理学の切り口」培風館を参照されたい。

神秘主義的説明

2007-07-29 | 認知心理学
「日常生活における」説明まで含めれば、心にかかわる説明はもっと多彩である。とりわけ、神秘主義的(宗教的)説明は、科学的な説明を装って流布しがちである。「あなたの今の悩みは、前世での罪業の結果である」(因果的説明の装い)のごとき説明は、実証できない神秘的な力を仮定している点で、説明としては科学的ではない。しかし---ここが面倒なところなのだが---、こうした説明も、実生活の中で人を適応的にさせる力はあることは間違いない。かくして、説明のプラグマティック(実用論)の領域が、「説明の心理学」の中にあることになる。

首が痛い

2007-07-29 | 心の体験的日記
心因性である
何かやりたくないこと、困難なことが目の前にあると
出てくる症状である。
今回は、それが何なのか自分でもはっきりしなかったが
多分、再来週火曜日の講演ではないかと思う
たった1時間なのだが、新テーマなので
あれこれ悩んでいる。
でもたったそれだけでねー。
我ながらいやになってしまう!!

後日談
その講演が終わったら、うそのように、痛みが消えてしまった!!