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研究法の多彩さ

2008-01-05 | 認知心理学
本講義で紹介した12種類の研究法だけでも多彩だと思われると思いますが、さらに、これでも全部ではありませんよ、といったら、聞いている方々はびっくり仰天されてしまうのではないでしょうか。
学習する方々からすると、研究法が多彩であるというのは、学習が面倒になりますので、歓迎すべきことではないかもしれませんが、研究者にとっては、それほどネガティブな事情ではないと思います。
講義でも申し上げましたが、研究法だけが一人歩きして多彩になってわけではなく、知りたい心の世界の見方が多彩になったがゆえに、それにアプローチする研究法が多彩になってのですから、むしろ、こうした事情は歓迎すべきことと言えます。
かつての行動主義の全盛の時代を、「心抜きの」心理学の研究の時代と批判されたことがあります。心の不思議に誰しもが興味・感心を持ちながらも、研究方法論の呪縛がゆえに、研究することが許されなかったのです。
それを考えれば、なんでもあり、タブーなしの研究が花開いている今の心理学の時代思潮は、研究者にとっては、好ましいと言えます。

また見ちゃった

2008-01-05 | 心の体験的日記
サウンドオブミュージックをBSでみた
なんと夜11時まで
これで3度目だと思う
傑作だなー
シンプルでポジティブなのがよい
カラ兄の世界に食傷気味だったので、
心が洗われた思い。

それにしても不思議なのは、
思い出せる場面の少ないこと
最初は、大学生のころみた。
大学紛争で殺伐としていたとき、きっかけは思い出せないが、
日比谷あたりの映画館だった。
2度目はTVだったかも
それにしても、3度目。もっとたくさん記憶している場面が
あってもよいはず。イメージの再認力はそれほど落ちないはずだがなー
あーあの場面だ、というのに、一貫性がないのにも驚く
それもキー場面ではなく、どうでもよい場面の再認なのも不思議
もっともストーリーと歌はしっかりと覚えていた。




大学の授業

2008-01-05 | 教育
学生も教師も「のってくる」ような授業の状況が好ましいのだが、日本の大学は、おおむね学生の反応が貧弱で、どちらかというとネガティブなほうに傾いている。なんで講義室で彼らはあんなに不機嫌な顔をしているのか不思議に思うことさえある。
これが日本の大学教員の授業への熱意や動機づけを低めてしまっているところがある。これに追い打ちをかけるのは、学生による授業評価である。なさけ容赦のない?評価に講義恐怖症になってしまう教員もいるとの話も耳にする。


今のところ、思いつく改善の方策の一つは、小学校の対話形式の授業である。大学の授業のモデルに、「小学校の授業をモデルに」とはやや恥ずかしいところがあるが、随所での発問、机間巡視、そして、子どもとの親密なコミュニケーション。さらに、学生側に既有知識の存在を仮定しない授業展開などなど。いずれも、これまでの大学の授業ではなかったものである。それだけに、教員の側にスキルもないし、そんなことをすることに対してなんとなく気恥ずかしいところもある。さらに、学生の側の協力?も必要。となると、無理かなー。

昔のHPのトップ画面

2008-01-05 | Weblog
海保博之のホームページです

 筑波大学心理学系教授

認知心理学

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             更新日
●認知的体験更新日 2004年11/24

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2008-01-05 | 心の体験的日記

NHK放映「プレヒストリックパーク」
発想の原点は、ジェラッシクパーク
しかし、恐竜映像の動きの迫真性はそれをはるかに
こえている。
イギリス製なのが残念
日本の得意技術のはずだが、
どうして日本製はないのだろう?