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消費者は“情報の森”の中で迷子状態

2008-12-20 | わかりやすい表現

消費者は“情報の森”の中で迷子状態
「適切な思い込み」に誘導する指針を示すことこそ、真のホスピタアリティある広告

 インターネットやモバイルの普及がもたらした、情報が氾濫する社会。情報量の多さに加え、CGMの登場がインターネット情報の玉石混交度に一段と拍車をかけている。正しい情報と誤った情報、必要な情報と不必要な情報の識別が非常に難しくなっているのが現状だ。
 また、こうした社会の変化に伴い、消費者の情報入手経路や商品購入方法も多様化。さらに、どのメディアをベースに商品情報を得ているかによっても、情報の取り込み方や判断軸にある種のくせがあると思われる。

東京成徳大学 応用心理学部福祉心理学科教授・海保博之氏は「企業が製品マニュアルやパッケージの表示、広告表現などを考える際に、平均的な消費者像を想定しにくい状況にある」と指摘する。

 特に製品マニュアルに関しては、こうした状況に加え、製造物責任法(PL法)、さらには昨今盛んに言われている企業のコンプライアンスという側面も絡んだ結果、「誰もが知っていて、わざわざ言う必要のないような当たり前のことまですべて記載。たとえば、随所に“警告”“危険”“注意”といったアイコンや注意書きが出てくるため、 。それが、製品の組み立てや使用方法の説明の流れを中断させてしまっている。また、あまりに細かく書かれていることにより、本当に大事な部分を埋もれさせて見えなくさせってしまっている。という意味でいわば、情報ノイズがあちこちに発生してしまっているのである。安全面ばかりに目がいって、読みやすさや分かりやすさといった快適使用の部分がおざなりになるなど、ユーザー視点に欠けたマニュアルが跋扈することになっている」として、「あれこれ書く、あるいは書かざるをえないにしても、内容と表記にメリハリを付けることで、ある程度、こうした問題点を解決できる」としている。を求めている。
 他方、消費者について海保氏は「ユーザーは“情報の森”の中をさまよい歩きまわりながら、どうしよう、どうしようと迷っている不安な状況にあり、そこから早く脱け出そうとするあまり、“思い込み”という蜘蛛の糸にみずからとらえられて不安を解消しようとするしがみつこうとする傾向がある」と指摘。昨今ランク付けが流行、1位の人なり商品なりに多くの人が飛びついてしまうくのも、この“情報の森”から抜け出るひとつの蜘蛛の糸(出口)ではないかとの思いから出る希望的観測に基づく思い込みによる行動であるというのだ。
 思い込みには、その場で使えそうな知識を持っているがゆえに起こる「知識」に基づくもの、究極の飢餓状態で見るものすべてが食べ物に見えるといったなになにをしたいという「欲求」に基づくもの、お化けは絶対にいると信じているがゆえに枯れ木を幽霊と見間違えるといった世の中こうあるべしという「信念」に基づくもの、の3タイプがあるという。
 こうした消費者の置かれている状況、社会的事情・背景を踏まえた上で、海保氏は「ホスピタリティあふれる広告表現とは、抽象的だが、“情報の森”の中にいる不安一杯の消費者に「適切な」思い込みへとガイドして不安を解消してあげるもの」と指摘する。‘なお、「適切」でないと、詐欺行為になる。)
 自社の商品・サービスのお客さまが何に基づいた、どのような「思い込み」をしているのか、したがっているのかを把握すること。
たとえばダイエット商品でやせたいという「欲求」の強い人には成功体験者の実例を、「知識」ベースの思い込みタイプには学者など権威による科学的根拠を提示といった具合である。「適切な」思い込みへと導く情報の提供は、消費者の不安を解消するだけでなく、「なるほど」という納得感も持ってもらえることになります。
ターゲットが求めている情報を過不足なく的確に提示。同時に、その商品があることによってどれだけ自分の生活が快適になるか、納得できるものになるかというストーリー(思い込みの世界)を提供できれば、まさにそれこそが「真のホスピタリティ」を持った広告であるというわけだ。

わかりやすい文書作り

2008-12-20 | わかりやすい表現
筆者は電子機器の取扱説明書をわかりやすくする研究をしてきた。30年前、なんでも知っている技術者が書いたものが、素人ユーザにはちんぷんかんぷんで、クレームがメーカーに押し寄せた事情と似ている。
さらに、文書は形として残る。前例、慣習でもっぱら動いている官庁では、過去の悪文書が参照されてそれが一種のマニュアル(表現文化)になってしまっているのだと思う。
改善の方策は大小とりまぜればたくさんあるが、ここでは、「大」のほうを3点だけ指摘しておきたい。
 第一には、誰に当てた文書なのかをしっかりと意識して文書作りをすること。高齢者相手の文書ならそれなりの作り方があるはず。
2つ目は、読み手に近い周辺の人に事前にチェックしてもらうこと。一人でも2人でもよい。ちょっとみてもらうだけでも独りよがりの表現のまずさが指摘してもらえる。取扱説明書の作成には、こうした役割と果たすテクニカルライターが介在するのが一般的になっている。
3つ目は、やや具体的な方策であるが、メリハリ表現をすること。書いてあることが全部大事ということはない。読み手にとって大事なこととそうでないことがみてわかるようにする。文書の「みえる化」である。今、金融商品の説明が参考になる。

年賀状

2008-12-20 | 心の体験的日記
ここ10年くらいになるか
年賀状を一枚もかかない
しかし、いただく年賀状はある
でも、返事は書かない
もうしわけないとは思っているが、
あの金銭的、労力的コストの高さと
効果?のなさ
そして、横着ぐせ
そして、多忙<<=昔は、本当だった。今は大嘘
などの理由が重なるので、
今は、ほとんど最悪感もなく、
書かない
年末を楽しく
有効に過ごすためにも、
賀状をやめることをおすすめします
メール活用に限ります


ジョークに強い国

2008-12-20 | 心の体験的日記
・「靴に対して失礼だ」(アラブ世界では「犬」「豚」「靴」は侮辱的なモノとされる)
・「あのイラク人記者はとんでもない野郎だ。なにしろ2度も的を外したんだ」
・「みなさん、就任8年目にしてやっと大統領の特技がみつかりました。それは……、ドッジボールです」
・「イラクを訪れていたブッシュ大統領は、当地で外交政策変更を行いました。大きく左に傾いたのです」
・「クリントン前大統領から、ブッシュ大統領に激励文が届きました。『あなたは、私以上に、靴や、皿や、家具を除けるのがうまい』」
(上杉氏の記事より)
***
ジョークに弱い国、日本

日本の政治状況

2008-12-20 | 心の体験的日記
今ほど、政治の力が大事なときはない

でも、国会では、政治そっちのけの政局
そして、国民は、不気味なくらいに冷静

タイのあの国民的な騒動など、起こるはずがない
とたかをくくっているようなふしが国民にも政治家にもある

悪いことではないが
やや不気味ではある


裁判員制度、辞退希望4割

2008-12-20 | 心の体験的日記
選ばれたらどうしよう
でも、選らばれてもみたい
そんな気持ちだったが
結局、何も通知がこなかった

面倒
仕事が心配
裁判員が勤まるか不安

こんなところが、おおかたの辞退の理由であろう

しかし、職業人、個人としての存在に加えて市民としての存在を
意識させる制度として生かすこともある
これまで一番、日本人に欠けていた市民意識の醸成のためのチャンスとして
裁判員制度を生かしたいもの

仕事から一時離れるのも悪いことではない

とはいうものの、通知がこなくてよかった!!
が本心



● ボランティアの心理

2008-12-20 | 心理学辞典
●ボランティアの心理

弱い立場に置かれがちな人々への共感性や向社会的行動は、誰にも多かれ少なかれ存在する心性と行動である。しかし、それはただちに、ボランティア行動として発現するわけではない。そこには、さらに使命感とボランティアの組織化とが必要となる。

後者についてはさておくとして、ボランティアへと駆り立てる使命感の形成には、過去の助けられ体験や教育も強く影響する。


5年前の今日

2008-12-20 | 心の体験的日記
●認知的体験 03/12/19海保
「博識、博学の司馬遼太郎の知識は一体、なにもの」
自分には「学問」がないので雑談風に、と言って講演がはじまる。たしかに、西郷がこういった、大久保がこうした、は学問ではない。しかし、その臨場感あふれる細部にわたる知識は、一体なんなのか。どこから仕入れて、どこにしまってあるのか。しかも、クイズ的知識ではない。氏の一貫した思想のもとに見事に体系化されている。
司馬文学への批判はないのか。
●認知的体験 03/12/19海保
「顔の見えない講演」
パワーポイントを使う講演では、ppの画像が主になり、講演者は壇上の脇のほうで、原稿を読みあげるような形になる。実にスムーズにスマートに講演がすすむ。しかし印象が薄い。
養老猛氏の講演を聞いた。壇上を氏が歩き回り、ときおり、白板にちょこちょこと字や絵をかく。話も理路整然というより雑談風。しかし、氏の人柄とマッチしていて飽きない。終わると満足感がある。
最近、もう一つ、最低レベルの講演を聞かされてしまった。何が悪いのかを分析して時間をつぶした。今書いているプレゼンの原稿に使えそう!
●認知的体験 03/12/19海保
「小さくて見えない」
電卓をもらった。キーのうえに赤い、実に小さい英文字がある。それが見えないのだ。老眼ゆえもあるが、見えない。困った!! そういえば、我が家で見えなくて困るのは、針の糸とおし。ボタン一個つけるのに大苦戦。しかたなく、スーパーのリフォーム屋にボタン一個300円でつけてもらうこともある。安物を買うと、実に良くぼたんがとれるのも頭にくる。

アクセス数、低調

2008-12-20 | Weblog
2008.12.19(金) 1063 PV 271 IP - 位 / 1151115ブログ
2008.12.18(木) 1237 PV 278 IP - 位 / 1150617ブログ
2008.12.17(水) 1506 PV 321 IP - 位 / 1150007ブログ
2008.12.16(火) 1352 PV 333 IP - 位 / 1149395ブログ
2008.12.15(月) 1549 PV 278 IP - 位 / 1148848ブログ
2008.12.14(日) 1230 PV 242 IP - 位 / 1148294ブログ
2008.12.13(土) 964 PV 221 IP

300越えが2日のみ
年末、ブログなんて読んでいる暇なし
ということか
あるいは、
この不況に、こんなものよんでられるか
ということか

いずれにしても、それにもかかわらず
愛読してくださって
ありがとうございます