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虚妄の成果主義

2009-05-16 | 心の体験的日記
高橋伸夫「虚妄の成果主義」日経BP社

年功による生活給の保証と「次の仕事でむくいる」ことによる内発的動機づけの向上でやってきた日本企業が、ここにきて、成果主義を安易に導入するようになった。とても危険な傾向であるだけでなく、人にもやさしくない仕掛けでもあると言う。
心理学における外発的動機づけ理論の破綻、デシの内発的動機づけ理論の台頭を踏まえた経営学者の論説。心理学者がこういう観点からもっと発言してよい。あの和田秀樹先生も、同様の立場から主張している。
大学も、任期制などという馬鹿げた制度を安易に導入してよしとするような傾向があっというまに広まってしまったが、本当にそれが機能しだすと、組織としてがたがたになるかも。
「この世のすべての仕事が共同作業であり、誰かと一緒に営んでいくものなんだ。そのことを若者、特に優秀な若者には皮膚感覚で理解してほしいと心から願っている」(高橋伸夫)

長所は短所、短所は長所

2009-05-16 | 健康・スポーツ心理学
長所と短所は、同じ性格の別表現にすぎない場合が多い。例を挙げてみる。
 いい人(人畜無害)、やさしい(軟弱)、よく気がつく(細かすぎる)、つき合いが良い(優柔不断)、清潔好き(神経質)、正義感が強い(世間知らず)、明るい(能天気)、観察眼が優れている(猜疑心が強い)、歯切れが良い(口が悪い)、寡黙(何を考えているかわからない)、常識人(杓子定規)
(日垣隆がっきふぁいたーより)

●リスク補償

2009-05-16 | 安全、安心、
リスク補償( risk compensation)
高いリスクが存在するときには、それを避けるという消極的な方策と、そのリスクの発現を押さえるか除去する積極的方策とがある。
後者の方策がとられたことがわかると、人は、安全裕度として事態をとらえ、危険を無視するようになる。
これが長期間にわたると、また元のリスキーな事態に逆戻りしてしまう。
これが「リスク補償」、あるいは「リスク恒常性」と呼ばれるものである。


ひさびさの1000以内、 アクセス数解析

2009-05-16 | Weblog
2009.05.15(金) 2503 PV 588 IP 706 位 / 1229317ブログ
2009.05.14(木) 2049 PV 463 IP 1083 位 / 1228693ブログ
2009.05.13(水) 2050 PV 401 IP 1323 位 / 1228162ブログ

愛読感謝です

1000以内ランク入りは、半年ぶりくらいか
過去履歴が1週間しか表示されないので不明

理香ちゃんを楽しみにアクセスしてくるのかも
提供桜氏
ありがとうございます