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ミニ学会が林立

2009-05-17 | 心の体験的日記
「ミニ学会が林立」
心理学関係だけではない。あちこちで実にさまざまな学会が立ち上がっている。純粋なもの?もある。しかし、何も学会まで作らなくともというものもある。でも学会会長や理事長などという肩書き、さらには雑誌掲載論文「数」が個人や大学評価に直結という時代趨勢には逆らえないから、まーいいかとも思う。
ただ、最近、どこも資格ビジネスにも手を出したりで、なんとなく、学界も「あれてきたなー」「汚れてきたなー」という感じは否めない。(そうそう、学会維持のコストが電子化で格段に低下したことも林立の背景にはある。)
しかし、学会に入ると、会費を払い、場合によっては何かのボランティア的仕事を引き受けざるをえないこともある。若く有能そうな人がそんな仕事に狩り出されているのをみると、かわいそうでならない。若い学会ほど若手が張り切ってしまい、研究を忘れたカナリアになってしまっているような気がする。


高等学校、模擬授業

2009-05-17 | 健康・スポーツ心理学
言葉の力
というタイトルで60分
熱心に聴いてくれる人々を相手の講義は楽しい

それにしても、こういうイベントを企画する
会社があるのは驚き
講師料も不要ーー大学側の業務になっているーー
場所代不要
経費不要ーー大学もちーーー
これって、いい商売かも
そういえば、担当者がざっと10人くらいはいたようだ

今日の箴言、名言集

2009-05-17 | 教育
今日の箴言、名言集 

 ---学習は確かに楽しいものであるが、同時に努力を伴うものであるということを忘れてはいけない。---色鮮やかなマルチメディアの世界に浸って「学習せよ」と子どもたちを奨励するのは、集中力と根気に欠ける精神を育成せよと言うに等しい。(ハーリー「コンピュータが子どもの心を変える」大修館書店)

人間の精神は、思考を表現し拡張できる道具、装置、技法を駆使する能力に大きく依存している。(J.ブルーナー)

新しい電子の教師の潜在力には恐ろしいものがある。教育者たちは、これらの影響力を無視するほど無邪気なのだろうか。それは、現実には新たなカリキュラムとなっているのに。(A.ボイヤー)

*****ハーリーは、「滅びゆく思考力」で、せサミーストリートによる学習効果に疑問を投げかけた。広告宣伝の手法であるAIDMA方式を学習指導法に安易にとり入れることの危険性、印刷文字のリテラシー無視に疑問を投げかけた。動き回る文字、色つきのアルファベットは注意を引くが、色や動きがない文字には関心を向けなくなるおそれがある。
「よみがえれ思考力」(大修館)との3部作