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非問題「名言の心理学

2011-11-05 | 名言の心理学
巷で議論されている問題のほとんどは、経済学的にはtrivialな非問題である。
(池田信夫ブログより)

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問題でないことをあたかも問題、それも大問題であるかのごとく
喧伝してり、論じたり、解決しようと努力したりすることがある。
擬似問題ともいう。
壮大な無駄である。
研究者は、そういうことにならないように、精緻な文献検索をして
自分のしようとすることが、真の問題なのか、それとも解決ずみの
(trivial;自明な)問題なのかを執拗に吟味する習慣がある。
学者、研究者の社会的使命として、世の中で擬似問題が問題とされる
ときには、その旨を公言しなければならない。

学習力トレーニング

2011-11-05 | 教育
学習力トレーニング (岩波ジュニア新書 (468))
クリエーター情報なし
岩波書店



アマゾンにまったく同じタイトルの本があった
書名には、著作権はないのかなー

それにしても、この本から
中学校入試問題<<大学ではありません
によく使われる
そのたびに、千円くらいのお礼がもらえる
即ユビキタス寄付である
受験生保護者に感謝

ミスについての信念に反駁する

2011-11-05 | ヒューマンエラー
ミスについての信念に反駁する
・ミスをしたのはその人が悪い
  ー>ミスをさせた状況に目を向ける
・ミスはするべきではない
  ->人はミスをするのが当たり前
・注意すればミスは防げる
  ->注意管理には限界がある

助け助けられ「名言の心理学

2011-11-05 | 名言の心理学
3-人助け

「いい加減」な援助でいいのだ。がんばりすぎると、つい自分のやり方をおしつけて相手のニーズを置き去りにしてしまう。
しんどくなって長続きしないことも多い。
それに、やってあげすぎると、援助を受ける人たちの生きる力を弱めてしまう。
(鎌田實「いいかげんがいい」集英社)

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 東日本大震災。これくらいの規模になると、被災者ならずとも、誰しもが途方にくれてしまう。
自分で心がけたのは、できるだけ早くいつもと同じように生活し、考え、行動すること。さらに、いつでもどこでも義捐金を(ユビキタス義捐金を)だった。
 人助け。
 なかなか難しい。
 身の丈に合わない人助けは、長続きしないし、また助けられる人にも、もう結構ですよ、という気持ちにさせてしまうこともある。結果として、名言にあるように、生きる力を弱めてしまうこともある。
 衡平理論*によると、助けてもらった人も自分がお返しできるくらいの助けのときに幸せ感がもっとも高いらしい。
 今回の大震災くらいになると、個人の力での支援には限界がある。これからは、政治と行政の力に頼らざるを得ない。がんばってほしい。増税くらいはがまんする。

*● 衡平理論(equity theory)
経済的な助け助けられの2者関係における利得の衡平感にかかわる理論。この理論を福祉援助の場に援用する試みがあり、いくつかの興味深い知見が報告されている。土肥伊都子らの紹介によると、たとえば、多くの場で見られる一方的に援助をうける過剰利得状態と援助者側の過小利得状態はともに、必ずしも幸福感や満足感をもたらせないことや、社会的ネットワークと支援関係が衡平なほど孤独感が低いことなどが知られている。
「現代用語の基礎知識」17年度版 海保執筆

考えるがゆえにミス

2011-11-05 | ヒューマンエラー
考えるからこそ人間だ
「人は弱い葦だが、考える葦でもある」(パスカル)
「我思う、ゆえに我あり」(デカルト)
●思考は、仮想世界で展開される心の現実
 両者のずれが、ミスを生む
●論理による真理性チェックと、現実による妥当性チャックを受ける
 チェック(確認)が十分でないとミスが発生


2月頃刊行される本のあとがき

2011-11-05 | わかりやすい表現
共著者の田村先生のあとがきの一部です

皆様,お読みになってみていかがだったでしょうか。
 海保教授の基礎編には,「ああ,そうだったのか」とうなずかせるコミュニケーションの知識が満ちています。養護教諭の先生のみならず,すべての先生方,スクールカウンセラー,相談員の方々にも,今すぐ役立つことがわかりやすく説明されています。
 「コミュニケーション」は人がいる限り,必ず必要となります。
 基礎編には,学校の子ども達のみならず,自分の仕事のやり方や自分の子どもに対しても応用できる重要なことが宝石のようにちりばめられています。
 実践編では,田村の実践の中のコミュニケーションに焦点をあて,援助を必要としている子ども達への関わり方についてぎゅっと凝縮してお伝えしました。つたない文でしたが,あったかい何かを皆様へ伝えることができたでしょうか。
(田村)

あれこれ大変

2011-11-05 | 心の体験的日記
1000年に一度の地震津波
そして、想定外の原発事故

そしてギリシャ問題
国が破産するなんてねー
日本も対岸の火事といっていられない

タイの洪水
あれほど広範な洪水が発生するなんてねー
でも、毎日、利根川の堤防ぞいを走って通勤しているが
堤防よりはるかしたに民家や田畑がある
決壊したら、タイと同じ

大国、中国のモラルハザードが特集されていた
お隣の国である
恐いねー

などなど
最近、気になるあれこれでした
いずれも、まだ自分の身に関係がないが
しかし、不安ではある