心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
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ポジティブマインド
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記憶情報の書き換え  用語解説

2007-05-26 | Weblog

2004年版 現代用語の基礎知識

●中断効果(Zeigarnik effect)

ドラマなどで最高に盛り上がってきたところで、CMを入れたり、次回のお楽しみという仕掛けがよく使われる。これは、途中であえて何かを中断することによって、中断後まで緊張や記憶を持続しておくためである。この現象を発見したツアイガルニックにちなんだ名称が冠されて、心理学ではよく知られている。過剰に使われると緊張が解けないためストレスが増すが、仕事の連続性を確保したいようなときには有効である。



●記憶情報の書き換え(editing of memory)

 過去の記憶を思い出すときに行なわれる記憶情報は微妙に編集・歪曲されることがしばしばあるが、D.シャクターによると、それには5種類あるとされる。「調和的編集」は、現在の自分の考えや感情と調和するように思い出すこと。「変化編集」は、自分が変化した方向にふさわしいように思い出すこと。「後智恵編集」は、結果がわってしまった今にふさわしいように過去を思い出すこと。「利己的編集」は、自分に都合のいいように思い出すこと。「ステレオタイプ編集」は、世間一般の考えに合わせて思い出すこと。

コンビニ弁当

2007-05-26 | Weblog
塩分、カロリー控えめの食事を心がけているので
コンビニ弁当は買ったことはなかったが、
昨日、買って食べてみた。
ビールで流し込む感じで食べた
案の定、朝、員にもたれる。
高齢者用の弁当を売ってくれると助かる
おにぎりはおいしい。

プレゼンの3つのコツ

2007-05-25 | わかりやすい表現
プレゼン場面での聞き手の頭の働きの観点から3つに絞ってみる。
1) 見通しを最初に
 今日の話の概要はこういうことです、ということを最初に話すことは必須である。これによって、聞き手は、頭の中にある関連知識を引き出してきて聞く内容を取り込む用意ができる。できれば、目次のようなものを見せることもあってよい。
2) 具体性を
知識の豊富な人が張り切れば張り切るほど、話しが抽象的なる。なぜかというと、知識の豊富さは抽象化によって保たれているからである。それをそのまま話すと、子どもは、天空からの神のお言葉を聞かされているような感じになる。
まずは、話す内容を限定することが必要である。抽象的な概念を駆使しての話は、どうしても話す内容も増えがちになるからである。
その上で、具体化の方策を用意しておく。
・ 自分あるいは子どもに引きつけたエピソードを入れる。
・ たとえを入れる

3) 聞き手の注意状態に配慮する
小中高での50分あたりが注意持続の限界である。50分間の間でも、集中している時と、集中力が低下する時とがある。しかも、話しの内容が子どもの興味関心を引かなければ、たちまち集中力は低下する。
したがって、子どもの集中力を管理できる方策をいくつか用意する必要がある。
・ 手足を動かさせる
・ 発問する
・ 視覚に訴える
・リズム、流れ、調子を変える

また立ち上げがおかしい

2007-05-25 | Weblog
2度目
電源を入れると、画面いっぱいに英文が出てくる
電源を消せないので、処置なし。
マニュアルをみても書いてない。
充電が切れるのを待つのかなー

前回もそうだが、今回も、何かあれこれやっていると???
いつもの画面に戻る

気持ちが悪い
何か不吉なことがおこりそう。
なんとかならないか。

今日のちょっとした不運

2007-05-25 | Weblog
今日は通勤の往復で、2カ所ある踏切で往復ともに
止められてしまった。
こんな不運もある。
心穏やかに、電車を眺める境地になかなかなれない。
それにしても、電車がくる前も、通り過ぎてから開くまでもで
少し時間をかけすぎではないかなー

慣れると危ない

2007-05-25 | 安全、安心、
海保著「ミスに強くなる」
03/10/29海保
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30字 20行 「解説」だけで600字 イラストを除いて
第23回 ヒヤリハットの心理学
●安全に慣れると危険
1 イラスト案
2  鼻歌を唄いながら溶接作業をしていた。不用意に置かれてあった、可燃性の布に火がついて、ヒヤリハット


 日常生活でも職場でも、することのほとんどが「慣れた」ことばかりです。そのおかげで、よくよく考えてみると、びっくりするくらいにたくさんのことを、それほど努力感もなしに、したがって、疲れを感ずることもなく、こなしています。
 安全に関することも、当然、慣れます。慣れることで、安全行動が保証されます。
 しかし、慣れるということは、注意資源を使わないということですから、いつもとちょと違った状況が発生したときでも、そのことに気がつかずに、いつもと同じ行動をしてしまいます。これが安全にかかわるところで起きると、状況と行動とのギャップが発生して、エラー、事故となります。
 安全だけは切り離して、慣れないようにできればよいのですが、安全行動をすることに慣れることも安全を保証するためには大事ですから、なかなか事は面倒です。
「類似ケース」
○いつものように駐車場からバックで車出しをしていた。後方確認をしたつもりだったが、後ろを学校へ行く小学生が駆け足で横切ってひやりとした。
○いつものようにガスに火をつけた。鍋の上にかけたあったふきんに火がついてひやりとした。
**** 本文 19行 イラストを除く

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30字 23行 700字 タイトル抜き、本文のみ
第23回 徹底追及 ヒヤリハットの心理背景解説
「背景解説」
「安全行動に慣れないようにするには、どうしらよいのでしょうか」
 安全行動に慣れてしまうと、いわゆる形骸化が起こります。安全意識も低下してしまいます。それを防ぐ対策を3つ挙げておきます。
 1つは、なぜそこでそうすると安全なのかを折に触れて思い出しみることです。安全行動に限りませんが、行為が自動化してしまうと、行為の意味が意識からも消えてしまいがちだからです。
 2つは、安全行為や安全環境を時折、変更することです。それによって、安全に関する注意喚起をして、安全意識を高めることをねらうものです。どれくらいの頻度でするかですが、4季のサイクルあたりが一つの目安ではないでしょうか。
 さらに3つ目としては、ヒヤリハット体験の共有があります。それも、その職場での体験だけでなく、マスコミ報道などから類似ケースを発掘しての共有までするのがよいと思います。そして、自分ならどうするにまで思いをはせてみるとより実効性のあるものになります。
チェック「あなたの安全慣れへの程度は?」******
自分に「最もあてはまるときを”3”」「まったく当てはまらないときを”1”」として3段階で判定してください。
1)ヒヤリハット体験は少ないほう( )
2)そう言われれば、やや安全慣れしているところがある( )
3)状況の変化にやや鈍感なほう( )
4)他人の不安全行動や危険な環境はあまり気にしない( )
5)安全にかかわることは自分には無縁( )
*10点以上なら、安全慣れしているほうです。
*********本文 24行


サプリメント

2007-05-25 | Weblog
ほとんど飲むことはないのだが、
薬局の棚を見ていたら、突然、DHCが目についたので
買ってしまった。CMのポップアップ効果であろう。
例の頭がよくなるサプリである。
テーブルに置いて、思いつくと、口に放り込んでいる。
頭がよくなることは期待しないが、
せめて、今くらいのレベルは維持してほしいとの切実な願いがある。

喫煙

2007-05-25 | Weblog
日本では、やって4割を切るくらいらしい。
実感としてはもう少し減っているように思うが、女性喫煙者が増えているのかも。
これほどいじめられても、有害と言われても
まだ半分近くの人々がすうとはねー
かくいう、自分も大学時代は吸っていた。
あまり体質的にあわないところもあり、すぐに止めてしまった
記憶がある。

体に悪いことはやめる、
というルールを採用する生き方は、
確かにおもしろみも
深みもないところもある。
でもねー、喫煙は迷惑行為だからなー。
やめるに越したことはない。

心理学研究法

2007-05-24 | Weblog
まとめ
1)1世紀余にわたる現代心理学は、心への内観的分析からはじまり、その反動として、20世紀前半、自然科学的な因果実証研究のパラダイムを踏襲した行動主義の流れが隆盛を極めたが、20世紀後半になると、心のメカニズムについてのモデル構築を志向した認知主義の大きな流れができた。
2)心理学研究法は多彩である。その理由としては、心そのものが多彩であること、研究者によって心についての基本的な考えがさまざまこと、心についての考えに時代的な思潮(流行)があること、の3つがあることを指摘した。

心理学における概念のさまざま

2007-05-24 | 認知心理学
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刺激と反応の間をつなぐ概念を仲介変数という。仲介変数は、刺激と、あるいは反応との関数関係がそれぞれ措定されるものを言う。さらに、たとえば、記憶痕跡のように、刺激と反応の関係を説明するマクロな概念として措定されるものを仮説構成体と言う。これらは、いずれも行動主義的パラダイムの中で導入されてきたものである。それに対して、構成概念と呼ばれるものがある。これは、知能や性格などの研究で措定される抽象的な概念で、かつ、いくつの他の構成概念との関係が問われるようなものである。認知心理学では、メカニズムを志向した構成概念を使ってモデル構築をする。

心理学ってどんなもの

2007-05-24 | Weblog
岩波ジュニア新書が7刷りになった
自著で増刷はひさしぶり。
この本、実は内容のほとんどは高校生向けではない。

心理学研究法からみた心理学、の本である。
大学のテキストとして使われているところもあるらしい。

うまく話す ドクターフォックス効果

2007-05-23 | Weblog
● うまく話す
 話し方というと内容はどうでもよいような感じを与えるが、そんなことはない。
話し方と内容は切り離せない。相手が聞くに値する内容を上手に話すのが基本である。
ドクターフォックス(狐)実験というのがある。大学の講義で、本職は俳優である狐博士に巧みな話し方で、しかし支離滅裂な内容の講義をしてもらう。しかし、授業後の大学生による評価では、狐博士の講義のほうがが絶賛されたというのである。
だから話し方が大事、とらないでほしい。話し方だけを孤立させてしまうと、こんな怖いことになる、という警鐘として聞いて欲しい。

医療に警察が関与し過ぎ?

2007-05-23 | Weblog
業務上過失の可能性の一、2を争うのは医療の世界ではないか。
交通事故は警察が介入はわかるが、
それと同じ調子で医療に警察が入るのは好ましくないのではないか。

人工呼吸器を家族の依頼ではずして書類送検の報道が今朝あった。
さまか殺人罪ではないとは思うが、気の毒である。
あまりこういうことが続くと、縮小医療が万延して医療道がまがってしまう。

朝4時

2007-05-23 | Weblog
風呂場の窓から外をみると、
もう明るい。
夕方も、昨日は6時から散歩したが、まだ日が沈む前
日が長くなった
気持ちが広くなる感じ。
しかし、もう1年の半分近くが終わる
早いし速い!!

写真 風鈴 画像が90度傾いています