hokutoのきまぐれ散歩

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久留里線廃止予定区間に乗車②〜廃止予定駅舎を見て回る

2024-12-29 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その254。まだ列車の出発時間にはかなり時間があるため、上総亀山〜久留里間の駅を巡ることにした。というのは鉄道に乗ると駅とその周辺を見てまわることができないからである。亀山湖から上総亀山駅までは車で5分もかからない。到着した上総亀山駅はこじんまりとした昔ながらの駅。



ホームは島式であるが、1番線は使われておらず、よく見るとかつてはさらに一本線路があったようである。



無人駅ではあるが、綺麗に掃除されている。駅舎から出ると左側に駐車場、なぜかヨットの形をしたオブジェが3つある。





駅の向かい側には昔は魚屋さんだった建物、その隣の酒屋はかろうじて営業をしているようである。



終着駅なので線路の最後尾(車止標識)を見に行く。突然、プッツリと線路は切れていてその先は普通の畑、その先は里山となっていて、これから先を建設しようとした痕跡はなかった。



何しろ上総亀山駅は8時台の列車が出てしまうと14時27分発まで約6時間はやってこない。また、その後は17時15分と日中に車両が現れるのは1本しかないのである。



再び車に戻り、約4km先の上総松丘駅を目指す。駅は久留里街道沿いにあるが、駅舎は反対側。都合よく空き地があるため、車を停めて駅を見に行く。



ログハウス調のおしゃれな駅舎、上総亀山駅より立派である。現在の乗降客は1日81人(但し2006年のデータ)。単線1面1線のホームだが、かつては2面3線があった。ホームは長く5両編成まで対応できる。上総亀山駅もそうだが、久留里線の駅前には立派な新しい水洗式トイレが整備されているのである。



平山駅は2.6km先、久留里街道沿いで駅舎もこちら側。駅前広場は立派、さらに信号にも平山駅入口と明記され、珍しい石造りのお寺のような門柱もある。





駅舎はこじんまりした可愛らしいもの。この駅舎は1982年に造られ、一日利用客は48人と久留里線の中で最も少ない。それでも駅の中には屋根付きの待合室もある。駅の入口にあるGSも閉店、ただ、その反対側には志保沢という焼きそば専門店が営業していた。店舗は2階で1階はテイクアウト、ご近所の方なのだろうか、楽しげに盛り上がっていた。

ここで13時を過ぎたので久留里駅近くの駐車場に車を停めに行く。(以下、次回)



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