今クルーズで最長期間の4日寝込みました。
南アフリカのポートエリザベス出港以来続いていた下痢で腸が炎症を起こした様です。
動くと腹全体が痛いので仕方なく寝ていまいした。
絶食すれば回復が早いとわかっているけど、半月以上に長引いて居るのであまり衰えたらいけないと思い御粥と味噌汁とスイカとスイーツを食べて、お茶や水は多目にとっています。
寝込んでから薬は正露丸とビオフェルミンを食後に飲んでいます。
今日は下痢も軟便になり、ゆっくりながら歩いても振動で痛みを感じる事はなくなりましたので日本に着く頃には良くなると思っています。
一時は深圳で下船しようかと考えた程に今も沢山の乗客が下痢に苦しんでいます。
兎に角ピースボートの水と温度の管理は最低で今回は20人程の死者で済んでる様ですがいつか100人200人の死者が出る様に思います。
その上に医療体制が全く子供の考えと言えるほどお粗末で風邪をひいても市販の薬局で売ってる薬しかなく、医者が4人も5人も逃げて入れ替わり、熱が出たら高齢のスタッフはこの船は危ないからとさっさと下船して病院へ行くんですから乗ってる乗客は気の毒なものです。
兎に角100日余りの航海で九割以上の人が風邪をひくか熱が出るか下痢をしています。
普通ではあり得ない事でしょう。
それも高齢であっても元気だった人ばかりなんですから。
私の場合は寝込んだのは3回で6日だけですが風邪は何度もひいたし、下痢は延べで1ヶ月もしました。
100日のうち本当に元気だったのは乗り込んだ神戸の時だけで横浜から風邪気味が始まりずっと体調不良でした。
そして私の様な人が大勢います。
病気にされられる為にピースボートに乗ったようなものです。
今回ほど健康の有り難さを感じられた長期間の苦痛の日々はありませんでした。
それでも美由紀は熱で3日寝込み一週間薬は続けましたが、下痢も2度とも軽く済んで、その時以外は社交ダンスの2つの教室、サルサも2つ、太極拳も2つ、歌も2つの教室に食事の時間もずらせながら忙しく参加しています。
さて今日は夕方に中国の香港の隣にある深圳に着岸しました。
ここも人口千万人を超える巨大ビルが乱立する大都会です。
新しく出来たクルーズ船の発着港に着岸し始めたら50人程が岸壁で獅子舞や踊りで出迎えてくれました。
また下船する通路の脇でもこの様にお出迎え。
建物の中央迄進むとまた次々と歓迎の踊りが始まりビックリしました。
もう一つのびっくりは、この巨大なターミナルビルの中の飲食店や土産物屋でVISAカードが使えない事です。
中国は殆ど現金決済はなくなってると聞いていたけど、カードは中国系のカードか中国系のスマホ決済にしてる様です。
今日はターミナル内だけ見て来ましたが明日はタクシーで出かけて見ようと思っています。
物価は日本より少しだけ安い様に思います。
本格的な中華料理が食べたいと思っていましたが、この腹では御粥しか食べられないので残念です。
残り5日だから日本へ帰って元気になってからどっかに食べに行きます。
後5日、この船ではまだ二人や3人は死ぬでしょうが気を抜かず安静にして生きて日本に帰りたいと思っています。