outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

有明山は

2007年09月30日 09時59分03秒 | 日本三百名山に登る旅
僕らの脚と体力、技術では「ゆっくり行くしかない」との結論に達し、それではと目覚まし時計を四時半にセットして眠りましたしかし夜中に小便
に起きたら「雨」が降っていました

天気予報は土曜、日曜と「曇りのち晴れ、晴れ時々曇り」だったんだけど・・
四時半、目覚ましが鳴って外を見ると・・小雨ながら相変わらずの「雨」

しかし雨とは言え週末だから駐車場には次々と登山者が到着し(100人位)合羽を着て「燕岳」に向いますが「有明山」に行く人は一人もいない

僕らはニュースが聴けていなかったから聞くと朝までに雨は止み「曇りのち晴れ」
との事。だけど前夜から気温が急激に下がり「冬の様に寒い」気温は10度。(駐車場の標高は1300㍍)

弁当からおやつ、水も前の晩にバックに詰めてあるけれど雨にこの寒さの中凍える手で僕らが登れるような山とは思えないから・・「六時まで待とう」と空を見ながら

ところが雨は強くも弱くもならず・・相変わらずシトシト

結局今日は「中止と決定」

七時半ごろになって雨は上がったけれど深い霧に包まれて相変わらず寒く冬衣装で山に持っていく予定だった握り飯を味噌汁で食べて「中房温泉」周辺を散策し温泉に二時間ほど入って休憩所で山の本を読みながら明日の天気予報を見ると「曇りのち晴れ」だった

しかし天気図では前線が南に下がっているけど・・この位置は「境目」になっていた 今まで境目にいて良くなった思い出はないし・・「下山を決意」しました。

「有明山」これほど目立ち、これほど気合を入れた山だけど・・だからこそ「残す」のもいいかもしれない。 来年の楽しみに・・

そして道の駅に降りてきて天気予報を見ると明日は「雨」に変わっていた。そして現在雨が降っています下山していてよかった

中房温泉は良い湯でした温泉に行ったと思えばあの狭く急で長い道を気遣いながら(このバスは観光用なので車高が高く狭い道路の上にオーバーハングしている岩を三方(前、後、屋根の隅)数センチの隙間で超えなければならない場所がある)運転した疲れも納得できます。 無理をして凍える手で登れたとはとても思えないしこれでよかったんでしょう

登った以上に思い出が出来たと美由紀が言う「有明山」 「視界も無い山なのに登った後の充実感がたまらない」とこの山に「ハマる」人がいるという「有明山」は登らなかった我々にも何かを与えてくれたような気がします

今も道の駅から「有明山」は真ん中に雲を蓄えて裾野と先を見せて威圧しています。 「来年こそ」登ります

明日も雨らしいしもう少し山も見ていたいから今日はこの辺でゆっくり過ごし明日「中津川」周辺まで移動、明後日は「南木曾岳」に登る予定です

それにしても寒くなりました平地なのに今も二人共フリースを着て冬衣装です。ストーブを炊きたいけど今回は持ってきていないので重ね着しかありません。

10月にキャンピングカーで登山旅をした事が無かったのですが登山口では絶対に「ストーブ必要」です

写真は昨日の午後5時ごろ下山して写した「有明山」です。この時は「上は晴れていたのか~・・」と後悔もあったのですが・・・駐車場は雨が上がった後も終日濃霧に覆われていたのです。雲の位置だったのか?? (中房登山口や駐車場はこの写真では裏側になります)写真をクリックすると大きく見えます

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有明山に行ってきます

2007年09月28日 10時05分54秒 | 日本三百名山に登る旅
有明山の近くにある二つの道駅をハシゴして昨夜は「松野」で泊りました。風が強かった昨日と違い今日は夏が戻ってきたような天気です

北アルプスの山々を左に見ながら147号線を北に向う時、安曇野で間近にどっしりと座った大きな山が一際目立っている誰もが気に
なるけれど、全国的には殆ど知られていない「有明山」 山の名前はおとなしいが「人を寄せつけない山」「険しい山」として信州の人達
の間では有名な山らしい(「有明山 中房温泉」で検索してみてください)

でも初めて見たときから「登りたい」と思ってしまった山なのです扇沢から鹿島槍に日帰りしていた人に「次に有明山へ行く」と言っ
たら「あそこは険しいよ、大変だよ」と僕らの歩く姿をみて呆れられたばかりでもある

登山道は案内が少なく、登る人も少ないから「解り難い」らしいスターから薮漕ぎで次に急登に次ぐ急登は普段でもアイゼンが必要と思
うほど滑る道らしい脚を踏み外せば転落死間違いなしの狭い崖伝いの登山道は張り出した木の根の上を進むそうです。木の根の隙間から
千尋の谷底が真下に見えるとか・・・

こんなに「難しい」と聞く山に登った経験はないし、二人共脚力、体力、技術と三拍子揃って人並み以下なのに・・・でも今が一番適当な
季節と思えるし、僕らにとっては「体力もついてきた時」なので挑戦してみます

明日(土曜日)中房温泉六時出発。16時同所へ下山予定です。 インターネットが接続できる地点に戻れるのは18時頃。 戻ったらす
ぐ掲示板に書き込みします 

では今から買い物をして中房温泉の駐車場へ移動し、明日は気をつけて行って来ます・・・無理と思ったら引き返しますが・・


写真は道の駅「松野」から見た有明山です。どっしりしてるでしょ
写真をクリックすると大きく見えます。
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鹿島槍でバンザイ

2007年09月27日 12時40分22秒 | 日本三百名山に登る旅
9月25日、扇沢の柏原新道登山口で5時過ぎに目覚めて外に出ると細い雨が降っていた 雨では登りたくないけれど何日も待って
今日こそと思っていたから諦めきれず・・どうしようかと迷っていたら同じ駐車場に同じように空を見上げている人がいた。

声を掛けると同じ立場の「退職者」で神奈川から来ていたが「時間はあるから・・・雨に・・」と同様の悩みで空を見ていたのでした
その三橋氏と一時間ばかり話をしながら二人で迷っていました。 美由紀はこれで扇沢に来て(針ノ木に行く予定で二回)三度目の弁当を
作ったから今回行かなかったらもう扇沢は止め様と「機嫌が悪い」

携帯で最新の天気予報をみると・・午前中は曇り時々雨だけれど午後は晴れるとの予報になっていた(前日昼の予報は全日晴れ)この
ところ全く合わない天気予報だけれど・・雨も小降りだし「行く」と決定


朝食をとって出発したのは迷っていたから七時半。これなら稜線に出た頃は雨も止み視界も良くなると期待していたけれど・・11時半に
出た稜線に立つ「種池山荘」に着いた我々は合羽を着て震えていました 視界も無いけれど外にテーブルと椅子があるので其処で弁当を
食べようと準備していたら・・室内から「手招きが・・」登山口で会って話したもう一人の人「大阪の黒木さん」でした。


ストーブのある休憩所に移動して弁当を食べ12時過ぎに冷池山荘に向って出発稜線を爺ヶ岳南峰、中峰を通って行く予定でしたが強風
と寒さ、濃い霧雨では一刻も早く・・「こんな筈ではなかったのに・・・」と半ば泣きながら頂上は止めて巻き道を抜けて二時半冷池山荘に
入りました。

乾燥室に合羽や防止を吊るし割り当ててくれた部屋は10人部屋に我々二人だけ これは大変ラッキーでしたが天気が悪かったので休憩
も少なく少し早めに登ったので珍しく(初めて)美由紀の方が脚の具合が悪いと言い始めた

一泊となると日帰りとは違って荷物が多くなるから(夜間や早朝の山頂付近は冷えるので冬衣装が必要。おやつや予備食料も増える)
何時もよりゆっくり登らなければならなかったのに・・・何時もより早く登ってしまった。天気が良ければ写真を写しながら休憩も何度も
するんだけれど・・・稜線に出てからはしぐれのような天気で寒いし風は強いし(強いところでは20メートル程吹いていた)「休みたく
ても休めなかった」普段なら僕のほうが先に音を上げるのであまり美由紀の心配をしなかったのがいけなかった。 美由紀はとにかく「寝る」と着いてすぐから横になった

この日の僕は何故か脚が元気で(今回の山旅も9座目となって脚力がついてきた?)談話室で三橋、黒木氏ほか団体で来ていた人達と山の話やヨットの話をして過ごした

前回の「鳳凰小屋」とは大違いの冷池山荘は清潔で談話室には山の本がどっさりあってストーブも焚かれているし喫煙室もあるさすが
「北アルプスの小屋」食事も洋風に彩りよく並べられ気持ちよかった。(鳳凰ではウン○のニオイが漂う中でカレーだった

食事が済んでも美由紀の脚は治らず外は相変わらず霧に包まれていた天気予報は明日は晴れると言っていたけれど・・今日一日がこんな
状況だったので・・それほど期待もせず、でも確かに二日前の天気図では高気圧が移動してきていたはず・・・と眠りに就きました。

9月26日の朝は「朝と呼ぶに相応しいような朝」でした小屋の窓を覆うように立山と剣岳が迫っていました綺麗に盛り合わされた
朝食をお替りして食べたけれど美由紀の脚は「イマイチ」 

重い荷物を預けて水とウインドブレーカー、おやつだけを入れたバックを僕が背負い、美由紀はカメラのみで山荘を出ました鹿島槍までの
コースタイムは2時間半、視界も天気も良いけれど霜柱が5センチも伸びていますそれを踏みながらいきなりの登りで美由紀は「あかん、
一人で行って」と言うけれどせっかくここまできてこの天気に頂上に立たなかったら・・と思い「ゆっくり行こう、今日降りれそうでなかったら
また泊ろう」とゆっくりゆっくり写真を写しながら登りました

同じ小屋で泊った人達が引き返してくるのに挨拶しながらそれでも無事二人で頂上へ勿論最後の到着でしたがおやつを食べて写真を写しながら
周りの山々を眺めて時の過ぎるのを忘れて過ごしました。(北アルプスが端から端まで見え、遠くは富士山。ホームページの中部の山に
詳しい説明と写真アップしますので見てください)しかしいつまでも頂上に居られないのが山です。時計を見ると一時間が過ぎていました 


今回の美由紀の脚は何故か「下りは全く平気」でしたが下りも出来るだけゆっくりと写真を写しながら小屋に引き返しました。美由紀は
少し自信がついたようで「とりあえず種池山荘目指して行こう」と決定。殆どの重い荷物は僕のバックに入れて前日来るときには全く姿も見えず登る余裕も無かった「爺が岳」目指してまた登りです 

相変わらず天気は良く名峰を見ながら進む稜線は荷物は重いけれど「歓喜の道」でした会う人毎に冗談を飛ばしながら「爺が岳頂上」に
着いて先ほどまで居た鹿島槍を間近に見ながら五目寿司弁当を食べ、後は下りのみ。前方下には種池山荘の赤い屋根、それから岩小屋沢岳、
鳴沢岳、赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳、蓮華岳と扇沢を囲む稜線が延びています

短い秋の訪れを知らせるように前日には目立たなかった赤や黄色の葉が面積を広げていました今にも落ちてしまいそうなチングルマの
羽、シロタマの木には白い玉の実、ナナカマドは真っ赤な実をつけていました

種池山荘に着いたのは一時半。美由紀は景色の良さとここまでゆっくり歩いたのですっかり元気を取り戻し、「下りなら大丈夫」と言うので
おやつを食べて二時まで休憩キノコを探しながらゆっくり下山しました。 僕らの場合降りたところに「家」があるようなものですから
「明るいうちに降りれたらいい」ので気分は楽です

四時半過ぎ、バスに戻ってすぐ熱いシャワーを浴びるとすっかり落ち着いて、夜中まで写した写真をパソコンに取り込んで今日一日に見た景色を反芻するように眺めてから眠りました

今日27日は雲が多くなって霞んでいますが「とりあえず晴れ」現在次に登る予定の「有明山」のどっしりした姿が間近に見える道の駅
「安曇野松川」でこのブログを書いています 二日は休養したいと考えながら・・・


写真は冷池山荘での夕食です二人とも今日知り合ったばかりですが・・右が(鹿島槍25年?ぶりで北アルプスに詳しい。山岳写真を撮り続けている)大阪から来ていた黒木さん左は神奈川からの三橋さんで定年退職後(見た目は僕より若そうだけど)5年。それほど山に登ってないと言っていたけど間違いなく僕らより脚力がありました

 二人にはホームページの事を話したから見てくれているかな?? またどこかで会えて一緒に登れる日があるかも・・・と期待しています食堂も綺麗だし食事も綺麗に盛られているでしょ。クリックすると大きく見えます。  


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のんびりしています

2007年09月24日 14時19分40秒 | 日本三百名山に登る旅
昨日の昼前、扇沢から街に下りてきたけれど一晩で扇沢に引き返すので近くで「泊れるところ」を探したのですがありませんでした

 僕らの旅はいつも行き当たりバッタリなので「安心して泊れる場所」(不審者扱いされず、水トイレがある場所)の確保は日々の課題です。 

一番簡単なのは「道の駅」ですが現在の様に燃料代が高くなると燃費が極めて悪いバスは道の駅までの距離が離れていると出来るだけ近くでと考えてしまいます

そこでカーナビを使って一番に探すのは「公園」又は「運動公園」なんですが・・・これらの公園は行って見ないとその雰囲気が解らないのです。

 街が近くても「川沿い」あるいは「河原」にある公園は駐車場も広く安心して泊れる確率が高いようです。周りに住宅があって駐車場が狭いと・・ダメです そして昨日見た公園は後者だったので15キロ離れた道の駅「白馬」に来ました。

ところが連休の真ん中の日曜日の昼は観光客がイッパイでゆっくり停めれそうに無かったので移動して「空き地」を探して夕方まで過ごしました

街中で休息日や天気待ちで過ごす場合(大体1日から3日、時に5日)「ずっと停まっている」状態になりがちでこうなると「不審」なので気を使って適当に移動しなければなりません。 平日の「大きなショッピングセンター」は長居が楽です。他に図書館、美術館、コンビニ、空き地など色々なところに停車しています


街から離れたところで「道の駅以外」で泊る場合、僕等が一番多いのは登山口の駐車場です。日本三百名山に入っている山やその地方で人気が高い山は殆どの登山口に駐車場とトイレが完備されています。そしてその山に翌朝登るのですから極めて便利です

天気が悪くても安心して何日でも「不審者」と思われる心配もなく過ごせ、涼しくて近くの散歩や雰囲気も最高なんですが・・食料が不足してきたり、インターネットが繋がることは殆どなく、テレビも見えず、携帯も繋がらないのが多少問題です 「扇沢」の登山口にある百瀬慎太郎氏の
「人を想えば山恋し、山を想えば人恋し」の句が理解できる日々となります。

登らない日(休息日や天気待ち)の場合、観光地の駐車場も時々利用します。車にはトイレ、シャワーがありますがシャワーは常々使って
いますがトイレはなるべく使いたくないのです。(後の処分が嫌だから)それで長時間の滞在では「トイレのある場所」が条件になっています。

しかし時々トイレがない場所に数日泊りまる事もあります。 その場合は「野外」となるのですが高度がうんと高いと蚊も居ませんが、千メートル程度は結構藪蚊がいて用を足している間にアチコチ噛まれます 最悪は「袋」を刺された場合であそこは痒くても非常に「掻き難い」構造で「男は損」と思ったりします


とまあキャンピングカーで長い旅をするは「休息や天気待ち」でそれなりに苦労もあると言うお話しでしたが・・最近ほんとに車内泊の人が多くなりました
殆どが「道の駅」なんですが夕べの「白馬」でも30台以上の車で寝ていました。そのうちキャンピングカーは我々ともう一台だけで他は全て「普通の車」でした。ワゴンあり四駆ありバンありで一人か二人が寝ています。

特に山登りの人達(熟年)が目立ちました。「混んだ山小屋」で寝るのと普通の車で二人で寝るのは余り変わらないスペースだから「慣れている」のかも知れないと思ってみました

道の駅でパソコンをしていたら僕のホームページでもリンクしている「宿六の会」の平田影郎氏こと千葉氏さんが仲間の「シロウト氏」と
キノコを持って来てくれました

「親の遺言で野生キノコは・・・」と言っていた平田氏ですが「ヌメリスギタケモドキだろうと思う」と言うから「かなり曲者」

すぐにインターネットで見てみるとほぼ間違いなくヌメリスギタケモドキでした「歯ごたえ良く美味しい」と書いてあるからすぐ「食べよう」
と僕はその気になったのですが・・千葉さんは「キノコ博士の大澤さんに聞いて・・・」と言うので大沢さんに電話しました。

「・・・だと思うんですが似ているキノコで中毒するのはありますか?」するとすぐ「ツチスギタケ」がありますと澱みなく答えが出ました

さすがキノコ博士(もうボケていい76歳なのに)「図鑑が頭に入っている」と三人で感心 インターネットでツチスギタケを見るとナルホド似ていました。 でも「木に生えていたら大丈夫」との言葉で安心。食べることに決定しました

ほどなく何処かを散歩していた美由紀が戻ってきたので「キノコ汁」にしてもらってちょっとだけ心配しつつでも「絶対大丈夫」と
思いながら口に入れるとなんとも言えない「美味しい香りと歯ごたえ」に大満足でした。「シロウト氏」は少し心配の度合いが強かった
のか「おかわり」しませんでしたが・・・

それから千葉さんは「これなら何処ででも釣れる」と手製の毛ばり数本をくれて釣り方も教えてくれました。「これなら釣れそうやな~・・」

そしてこれからまだ「イワナ釣り」をして家にお土産を・・・と言って出かけて行きました千葉さん、わざわざ会いに来てくれて有難うございました。

道の駅が混雑してきたので昨日の空き地に移動すると横を流れている幅一メートル程の小川で3人が釣りをしていました

見に行くと一人は25センチほどが一匹と15センチほどの山女を2匹釣っていました。 昼ごはんを食べ終わったころ帰ってきたので見せてもらうと全員で10匹ほどの釣果

新潟の糸魚川で昨日釣ったと言う獲物も見せてくれて30センチサイズのイワナ二匹を頭に三人で百匹位釣っていました

そして今から東京に帰るから・・と残りの「ブドウムシ」と「ミミズ」を「釣ってみたら・・」と置いていってくれました

不思議な日ですよね。毛鉤はいつでも使えるから先ずどっかで餌が死なない間に釣ってみようか・・なんて考えています

今日は夕方に扇沢に上がって、明日、明後日と爺が岳から鹿島槍ヶ岳に登ってきます

写真は道の駅「白馬」までキノコと擬餌針を持って会いに来てくれた平田影郎氏「左」とその一味の素人氏「右」です。「クロウト」と読むのだそうですが・・・

写真をクリックすると益々毛が減った溝田の頭と複雑骨折から未だ完全復帰できない影郎氏の右足がよく見えます。
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美由紀イラつく

2007年09月23日 11時29分56秒 | 日本三百名山に登る旅
鳳凰三山に登った後、一日はのんびり過ごし、次ぎの日(21日)針ノ木岳登山口の「扇沢」に移動してきましたところが僕の体調が
イマイチ。軽いながら膝、太腿、足首、腰が痛いのです。おまけに足も少し浮腫んでいます自信が持てないから22日(翌日)に登ろう
か止め様かと迷っていました。 思えばその前からですが鳳凰三山に登った後何処に何時登るか決めるのにも時間が掛かりました

そして22~23日に針ノ木岳と蓮華岳に登ると決めてここ扇沢に移動してきたのに「はっきりしない」そこでイライラが始まりました
結局「どうも自信がないので止める」と決定したのですが・・・

朝になると三連休の始まりの日だから登山者が大勢(5百人?)もが立山だ、剣だ、鹿島槍だ、針ノ木だとここは色んな山の玄関口だから
大小様々なバックを担いで揚々と歩いて行く姿が目に入りました そわそわしてきた僕はせめて脚慣らしと具合を見る為に「針ノ木の
雪渓の取り付きまで行こう」(約二時間の登り)と誘いました

そしたら「キレマシタ」「行かないと言うから私は私の計画を立てていたのに・・・・」と・・・

怖くなった僕は「そんなら一人で行って見る」と角が生えている美由紀から一刻も早く逃げ出さないとオベリスクのような岩が落ちてきたら
大変なのですぐ準備をして出かけました

今回針ノ木岳を選んだ一つの理由は今年は雪の上を歩いていないから「雪渓の上を歩きたい」と思って事だったのです軽い荷物で出かけた
ので脚も軽く、昨日より随分良くなっていた全体の具合も快調で「こんなんだったら今日登れば良かった」と思いながらコースタイムより
早く雪渓の取り付きまで行ってしまいました

ところが雪渓は猛暑のせいか全くと言って良いほどありません。雪渓が無くなっているから逆に遠回りしないと登れない状況を見て
「止めよう」と決定 帰り道は気合を入れてキノコ探しをしました。登山道から少し入ったところにブナの太い倒木があってそこに
美味そうで大きなキノコが重なるようにイッパイ生えていました

嬉しくなって一人ニコニコしながら8割ほど(3キロ位)を収穫。残りは菌を残す為にと思ってそのままにして戻って来ました
 美由紀は花を探しに行っていませんでした。 すぐにパソコンのスイッチを入れて取り込んである「毒キノコ」のホルダーを開けると・・

むむっ! 似ているのがある。 毒と食用の両方に


 ツキヨタケかムキタケか写真では判定できない インターネットが繋がれば
詳しく調べる事も可能だがここ扇沢はテレビも映らないようなところ。

キノコ博士の大澤さんに電話した「ツキヨタケかムキタケか区別ができないのだけれど・・美味しそうなのを・・採った」と
そしたら「判定は簡単。茎を割って中に黒い染みがあれば毒キノコ」との事。 話しながら割ってみると確かに黒い染みでもこんなに
美味しそうなんだからと二つ三つと割ってみても矢張り染みが・・

電話を切ってからも捨てきれず「観光案内所」へ持って行って「これはなんと言うキノコですか?」と訊ねました。 その中の年配の人は
茎を割って「黒い染みがあるからツキヨタケです。絶対食べないように」と駄目押しの言葉

喜んでいただけにかなりショックですガックリと肩を落としてトボトボと歩いて山に捨てに行きました

「雪渓が無いから針ノ木、蓮華を止めて爺と鹿島槍にする」と言ったのが悪かったのか美由紀は不機嫌です

確かにこのところ何故か先の計画が考えすぎてか?あやふやで・・・天気のことや体調の事でとは思うんですが・・・

見掛けによらず慎重な僕はどちらも無理はしたくないし・・・

とにかくオンナは災害より怖いし自然より予測が難しい。そんな事があった一日でした


今日の扇沢は朝から寒く、周りは雲の中で小雨も混じっていました。体調は戻ったのですがこの天気に山に登りたくないので街に降りてきました

明日も天気は悪そうですが明後日から回復するようなので明日の夕方再度「扇沢」へ移動して火曜日、水曜日と変更した爺が岳と鹿島槍ヶ岳に登る予定です

でもすっかり秋になったようで現在道の駅「白馬」の近くですが寒いです。 三千㍍近い山の上はかなり寒くなっているだろうから・・・ もう一つ有明山に登ったら北アルプスから離れようと考えています

少し南下して「南木曾岳」「恵那山」「藤原岳」「御在所岳」あたりを考えています

10月17日~18に蒜山の竹内さんの手作り別荘で宴会予定なのでそれまでに時間があればもう少し追加します。 

ちゃんと登る山を決めていないと同伴者のからね


写真は針ノ木雪渓からの帰りに収穫してまだ「毒キノコ」と思っていなかった時に沢山あるので少し乾かしておこうと干している「美味しそうなキノコ」です。この写真を写した時の僕はの気分でした。 美味しそうでしょ。
写真の中に乾電池が写っていますので大きさも解ると思います。

でもこれは「毒キノコ」で名前は「ツキヨタケ」なんだそうです 

写真をクリックすると更に美味しそうに見えます。3キロあります。
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大正解でした

2007年09月20日 14時19分20秒 | 日本三百名山に登る旅
昼前に鳳凰山の麓から降りてきて道の駅でインターネットを繋いでいます

9月17日に鳳凰三山の麓「青木鉱泉」に移動して河原に車を停め明日と明後日の晴天を願いながら眠りに付きました

18日5時半に起床。何時も通りの朝食を摂り出発したのは六時半前、橋を渡って少し歩き登山口へ我々が選んだドンドコ沢ルートは
幾つもの滝を見ながら登る急登のコースでコースタイム五時間で鳳凰小屋に着ける事になってはいますが・・・

結構危険な登りでここは昔の地蔵が岳にお参りする裏参道だそうです。(表参道は御座石鉱泉から)裏参道をお参りする人は
「人生のやり直し」の為に登り途中の滝で身を清め日蓮宗の坊さんに連れられて太鼓を叩きながら登ったと言うことから付いた
「ドンドコ沢」事故も多く某大学のワンゲル部では何故か20年に一度合計3度「南精進ヶ滝」付近で部員が事故で亡くなっている
(三度目があって止めたそうですが)と言う因縁のコースでもあります


そんなコースを気合を入れて二本杖で登りました鳳凰小屋に着いたら二時過ぎで体力があれば地蔵岳まで行こうと思っていたのですが
「限界」で断念。 小屋で酒を飲んで泊りました。 最近の北アルプスの小屋は綺麗でサービスも良いのですが・・ここは昔ながらで
「泊って食事が出来るだけ」

翌朝(19日)五時起床、五時半から食事、六時過ぎ泊っていた11人と共に出発しました。国道から鳳凰三山を見上げると誰の目にも
止まる突き出た岩「オベリスク」のある地蔵岳まではこれまた急登で一時間。 その岩の天辺に立つことも出来るのですが残り10メー
トルになって強い風が吹いていたので怖くて断念

でも目の前に甲斐駒ケ岳が迫っています天気は奇跡の様に海抜2500メートル付近までは厚い雲に覆われていましたがそれより上は全くの晴天でした

2500メートル以上の高さがある山だけが雲から頭を出しているのでどの山か良く見分けが付きます。甲斐駒ケ岳のずっと後方に穂高
連峰から槍ヶ岳、北アルプスの峰が鹿島槍から白馬より北まで続いて見えます。 少し雲海があって多分火打、妙高? そして手前雲海
の中に蓼科山から八ヶ岳。赤岳のすぐ横後ろに浅間山。  また雲海を挟んで金峰、甲武信岳。雲海を広く挟んで富士山が・・・

甲斐駒から仙丈に続く峰の後ろに乗鞍岳。すぐ近くに白峰三山の北岳、間ノ岳、農鳥から塩見、荒川、聖?などなど・・


とにかく視界を満喫しながら最高峰の観音岳そして最後に薬師岳へと続く稜線を歩きました。 薬師岳で弁当を食べ、「中道」の長い
下りをキノコを採りながら降りてきました

途中から雲の中に突入し視界は狭く湿った登山道でしたが上での視界を思い浮かべながら足取りは軽くバスに戻ったら午後三時。薬師岳
から四時間半。鳳凰小屋から9時間でした

下界に降りる気持ちになれずもう一日ここで泊って余韻を楽しんでいます。

ここまで昨日の夜に書きました。


今朝は昨日バケツに漬けてあった洗濯物を(自分の分は自分で)川ですすいで干し
ゆっくり涼しい(標高1100メートル余り)場所で寛いで次ぎの山を決めて下山しました。


天候や急登でのことをブログを読んで「苦しんでいる」としか思えないと心配してくれた人が居るので・・・一言。

これで僕は「愉しいのです」確かに視界の無い山に登った時はがっかりしますし急な傾斜の登り下りは脚が痛かったりはするんですがそれでも頂上に立つとそれなりの喜びを味わっています

また今回の様に予想以上の視界があるとそれはもう

山登りもヨットもラクではありませんが「だからこそ」愉しい?のかも知れませんが・・・とにかく愉しんでいますのでご安心ください

次は場所を変えて後立山の針ノ木岳と蓮華岳に扇沢から登ろうと思っています

ただ少し脚と腰が痛いので・・・ 

写真は鳳凰三山最高点、観音岳頂上です右後方に通ってきた地蔵岳のオベリスク、左後方に甲斐駒ケ岳が雲海の上に突き出ています。その後に北アルプスの山々が見えているんですが・・・写真をクリックすると大きく見えます
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大事件発生?

2007年09月17日 09時44分07秒 | キャンピングカー旅
昨夜の溝田はかなり焦っていました それは後で書きますが・・・

このところ余りにも天気予報が合わないので自分で天気図をみて判断しようと決めました ところが実に難しい状況で天気の判定が
難しい。 僕がここ最近天気図をみて過ごしていた地域は等圧線さえ無いに等しく渦巻きも前線も無い世界でした

ところが日本と言う島国は渦巻きはそこらじゅうにあるし「H」だの「L」だのがこれまたスーパーの安売りの如く次々と現れし前線などという不気味なものが動き回ったり停滞したりする地球上で最悪のポジションにありますおまけに火山島だから山がそこらじゅうに「山ほどある」から陽射しの強さで雲行きが全く変わるからほんとに予報が難しいのです

そんな状況ながら明日より明後日のほうが天気は良いと判断した溝田はここ数日の疲れをとることも含め明日を休日と決めました結果は解りませんが・・・

そんな訳で今日はゆっくり。 道の駅「まきおか」は朝から慌しいと思っていたらマラソンの中継地点とマラソンの最終地点が重なる二つのマラソン日だったのです

その一つはビックリ仰天の140キロマラソン甲府を出てドンドン登り雁坂峠を越えて埼玉県に至る22時間がタイムアウトと言う過酷な
マラソンでした。参加者の最高年齢は75歳。女性も20人以上いると言うから驚きです

甲府から20キロ地点(フルマラソンの約半分)で初めての補給地となった道の駅「まきおか」に次々到着するランナーは結構のんびりと補給をしていま
したが一キロ6~7分のペースで走らないと入賞できないと聞いてビックリ。凄い人が居るものでこんな人が山に登ったらコースタイムの何分の一で行くのだろうと思わず脚を見てしまいました

ところが中には僕程度の脚の人も居たのです。(殆どの人は「さすが」と唸るような筋肉の塊)僕らはこのくらいの坂道(甲府からまきおか)だと一キロ20分から30分掛かっていますということはここまでに8時間


30着位までを見て思ったことですが(この中に僕より高年齢と思える人が二人居た)こんな過酷なレースに参加する人は「走りこんでいる」
から「自信」を持ってマイペースで力の配分をしながら走っているのでしょうでも凄いと感心してしまいました。

今年11月に徳島マラソンに挑戦しようと宴会の席で俄かに決めたような僕とは大違い。でも「配分」すればフルマラソンの距離ならなんとか
なるのではと感じた参観でした。 徳島に戻ったら一キロを10分で走るペースを体に覚えさせ「完走」を目指そうと思っています

このブログを読んでくれている参加者の方々、戻ったら練習始めますのでよろしくです

マラソンを見た後甲府の街にでて山の店でパンツ、シャツを買い、ホームセンターで12ボルトの扇風機とシリコンスプレー、CRCを買い、
スーパーで刺身用のサンマ二匹と鳥の腿肉他多々を買って道の駅「しらね」に来てサンマの刺身、キノコ(残念ながら買ったものばかり)
づくしの炒め物でイッパイ呑んでいます。

ここは平地なので暑いです。今回の旅で一番暑い夜となって現在気温は28度。二台の扇風機が回っています(一台は今日買ったもの)

明日は買い物をして早めに鳳凰山の麓に移動したいと思っています



ここまで書いてブログをアップしようとしたら「大事件発生」インターネットの接続が切れてしまいました

電波状態が悪いのか、それともウィルコムの故障かインターネットが繋がらないとなるとホームページだけでなく旅に多くの問題が出るから何とか解決しなければと酔いが醒めるのを待つこと5時間夜中の一時になって車を出して街中へ行ったけど・・・ダメでした

どうも機械の故障らしい 取り扱い説明書を引っ張り出して相談しようとしたら年中無休だけど九時からしか開いていないことがわかり心配しながら眠りました

朝九時を待って電話して相談するとなんと簡単な・・・発信する手順が違うように何かの弾みで変わっていたのでした

しかしインターネットは便利でこれがあるから殆どこれに頼って情報を得ながら旅をしているから壊れたらほんとうにどうにもなりません。

便利になったけど「無いとどうにもならない」インターネット旅生活。考えてしまう事件でした 

僕がウロウロしている時隣りの駐車場に停まっていた東京ナンバーの同年代男3人組はテーブルを出してゆっくりお酒を飲んでいましたそして夜中にテントを張って寝ました。

多分同窓生のグループだったと思うのですが、女だとそうはいかないような気がして「男はいいな~」と思いました道の駅のコンクリートの駐車場にテントを張るのはどうかとは思いましたが・・・


僕も同窓生や友達が定年を迎え、一緒に遊べるようになったら大きなテントを準備してこのような旅もしてみたいと思いましたでもここのような暑い街中でなく公衆露天風呂があって涼しい「奥飛騨」みたいなところがいいな~・・

そんな訳で昨日はブログがアップできませんでした
じゃあ 今から少し買い物して鳳凰山の麓「青木鉱泉」に移動しますね
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雨の大菩薩嶺

2007年09月15日 16時49分37秒 | 日本三百名山に登る旅
昨日の天気予報が外れていたので今日の天気予報もそれほど信じていたわけではありませんでした 

しかし明日と明後日は雨。今日の朝の予報は「曇り時々晴れ」ならば午前中の方が良いだろうと朝6時半から登り始めました

ところが二時間後「上日川峠」に着くと雨が・・でも登りの道で合羽を着ると暑いから傘をさして大菩薩峠に着くとかなり強い雨に

視界を愉しみに登っている僕は(前回はよく見えた)がっかり花が目的の美由紀もカメラを出すことも出来ません

本来なら見晴らしを愉しみながら歩く尾根道を傘をさして頂上の大菩薩嶺まで行きました

写真はその大菩薩嶺に立つ美由紀です。頂上付近のいい場所で弁当も食べれずそこから一時間下がって「福ちゃん荘」で茨城の人達と栃木の人、横浜の夫婦とお喋りしながら弁当を食べました

その頃は視界は無いものの雨はあがっていました。普通大菩薩嶺に登る場合車で上日川峠まで行くのですが411号線側から入った僕らは先日の台風で土砂崩れがあったらしく林道を少し上がった「裂石」から登ることとなって往復七時間10分掛かってしまいました

そして下山した頃(二時半)頃より雲が薄れ今は山が綺麗に見えています

秋雨前線がどう動くのか予想が難しいのでしょうが・・山の天気も別物ですが・・それにしても「合わな過ぎ」  

次は鳳凰三山に一泊で行きたいと思っているんですが・・二日続いて晴れる日がいつになるやら

とりあえず明日は街に降りて本やキャンピングバスに付けるモノや山の道具、食料など買い物をして、出来れば(バスが停められる店が少ない)散髪もしたいと思っています

キノコもかなり見たのですが・・殆どが猛毒のドクツルタケなかなか美味しそうなキノコが見つかりません
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腹が立ったこと

2007年09月14日 15時45分55秒 | キャンピングカー旅
昨日から今朝の天気予報で今日は「晴れのち雨」と言うのでそれなら明日の「曇り」のほうがまだ良いだろうと山行きを中止しました。

現在午後三時半、雲ひとつ無い晴天です 朝から時々曇りましたがおおむね「晴れ」でした。 洗濯は乾きにくい、お出かけには傘が居ると言ったのを
信じた僕らが馬鹿だった

腹がたったついでに・・・
一昨日のことですが・・

甲府市内の回転寿司「かっぱ寿司」で17皿食べてしょうがもお茶もイッパイ食べて呑んで何でか特別価格一皿税込み94円

得した感じで少し移動、宿泊予定の道の駅が街から離れているのでインターネットが繋がらないだろうと時間が余っていたのと晴れてきたのでで公園の駐車場にバスを停めて昨日編笠山登山で濡れた合羽や傘などを干して「総理突然辞任」のニュース後の株価の動きやホームページ用の文章を書いて過ごしていました

そしたら勢い良くパトカーがやってきて「モシモシ」「何してるんですか?」

「ほっといてくれ!なにをしようと!」と思ったけれど・・そしたら

「念の為、免許証を・・・」だと

何が念の為なんじゃ

僕は自分の時間を自分が好きなように、人が喜んでくれて人の役に立ちたいと思って早期退職しているからこのように「無駄で馬鹿げた」
ことに少しの時間もとられるのは大嫌いなのです

延べ10分もの間免許証を持ってパトカーから問い合わせをしているその時間待たなければならない苦痛と善良な国民が持っている
自由で貴重な時間を奪っている事を警察官はどれ程人権の侵害をしているのか解っているんだろうか。

ほんまに誰が連絡したのか「不審尋問」警察官も連絡があれば行かないと行けないのかも知れないけれど「僕の時間」はどうしてくれる
んじゃ!!

まあ日本の国ではまだまだ受け入れられない「遊びの生活」だけれど14年間海外をクルージングしていて一度も受けなかった「不審尋問」を日本で受けたのは今日が初めてではありません

何処の国でも不審者には不審尋問をしていますが「見る目」が無いとしか思えない。 こんな目立つバスで悪い事をする馬鹿が居ると思っているのか? 連絡した人間は余程頭が悪いとしか思えない


それにこんな汚い格好をしている人に悪いことをしている人は殆どいない  悪い人はほとんど「良い格好」をしていました。 僕らが外国を長く旅してトラブルが無いのはそれを知ってい
るからなのです。 そう思いませんか? 

僕はそう貧しくはありませんが「見掛け」はかなり貧しそうにしています。 それは犯罪を未然に防ぐ方法でもあり、僕の今の「課題」
であるこれから定年を迎える多くの人達の参考になる様にと「年金の25万円を夫婦で使いきればどれだけ愉しく遊べるか」に挑戦しているからでもあります


厳密に言えば規則や条例に触れることは数え切れないほどしていますが幸い「逮捕歴」はありませんし、見つかっても許して貰っています

僕のする違反は「あってはいけない」規則や条例、法令だと自分の狭い考えの中で「世界の常識」と比較して自信をもってしています。

そのうち「痛い目」に遭うかも知れませんが・・

とにかく余り気分がいい出来事ではありませんでした。そして道の駅「まきおか」に来たらインターネットが繋がりました。 これが
解っていたら公園の駐車場に停まる必要なんて無かったのに・・

とまあこんなに腹が立つのは歳の所為かも知れませんが

そんなんで無駄な一日は道の駅でブラブラ過ごしていました。今から大菩薩峠に移動します
 


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天気予報も難しい

2007年09月13日 17時02分24秒 | 日本三百名山に登る旅
一昨日の天気予報では一週間の間晴れマーク無しだったのが昨日は様子が変わり今日と明後日が半分晴れとなりました

前線が突如移動したのか??いずれにしても嬉しい新予報で今日は200名山の乾徳山に行ってきました

道の駅から広い道(140号線)を10分ほど走って大平牧場の看板を見て林道に入りました。ところがこの林道が予想以上に狭く、おまけに木の枝が沢山垂れ下がっていて屋根の上に据え付けたソーラーパネルを押し付けるようになるのです

引き返したいけどバスを回転させるほど広いところも無くハラハラしながら牧場へ着きました。 ここに広い駐車場があったのですが・・他の車が上がって入っているのを見てそれならと・・突き進んでしまいました

それからの道は一段と狭くおまけに台風の雨で道が掘れてガタガタやっと見つけたカーブで何度も切り返して車を方向転換

登山道は途中までほとんど林道を歩きます。林道脇は日当たりが良いので花が結構あり写真を写しながら・・

林道終点から登山らしくなり頂上に近づくにつれて「アルペン的」な様相 鎖やハシゴを頼って崖を這い上がりました

写真は鎖を伝って登っている美由紀です。かなり下までの高さがあるでしょ 写真をクリックすると大きく見えます


久しぶりで青空の暖かい頂上で景色を見ながら一時間。弁当を食べ周りの山々を眺めていました

間近に甲武信ヶ岳、富士山、南アルプスなど大満足の見晴らしでした

帰り道「白いキノコ」ばかりを3種類採集してきました これからインターネットで「毒」でないかを調べて・・食べたいと思います



昨日のことですが・・到着した道の駅「まきおか」で

駅の中を散歩していたら(まだ編笠山登山の疲れで脚が痛い)地元の人がここの水のみ場へペットボトルを持って水を汲みに来て
いました。 「ここの水は美味しいの?」と聞くと・・・

道の駅を造る時に温泉を造ろうと井戸を掘ったそうです。千メートル掘ったら出ると思っていた湯が出なかったでももう少し掘ったら
出ると千百メートル掘ったけど出ないここまで来たらもう少しと・・・1500メートル掘ったけど出なかった千メートルを超えると
費用も随分高くなるそうで・・町の財政が・・・そして遂に諦めた

1500メートルの地下から出る湯でなく水は特別な味なのだそうです。まだ飲んでいませんが・・・この高い水を少し汲もうと思っています

 


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雨の休息移動日

2007年09月12日 11時33分34秒 | キャンピングカー旅
早朝から大雨の山梨県道の駅「はくしゅう」へ昨日の夜にペットボトルの飲み水が減っているのに気付いて移動しましたここの
道の駅は「湧水」が常に溢れ出ていてそれを汲みに来る大勢の人で昼間は賑わいます。美味しいと人気の水なのです 僕らは4リットル
と2リットルのボトルに沢山取るので早朝を狙いました。雨が降っていることもあって誰も居らずあっという間に60リットルほど頂戴しま
した

ミネラルウォーターを買えば高いけど、山登り旅をしていると色々なところに湧水があってタダで貰えるので退職者の我々は助かります。ここ数年のキ
ャンピングカー生活で水は一度も買ったことはありません

とりあえず次に登る山は200名山の「乾徳山」と決めたのですが・・・
何時登れるか全く解りません。天気予報ではこの後十日も雨か曇りなんですから・・ 曇りは山では雨や霧だし・・九月の長雨は知っていますが今年は特別なようですね

ヨットに居る時の雨は「水が採れる」と喜んでいたのですが・・陸上では水は簡単に手に入るし、水を採るような設計はしていないから
「降り込められている」感じでモームの小説「雨」を思い出しだしますが・・残念なことに神父さんでも間違いを起こすようなグラマーな
女性も近くには居らず地図と天気予報を見て「どっかないかな~・・・」と晴れマークと山を探したりしていますが・・ありません


「雨」は雨季のサモア、パゴパゴハーバー近くの宿が舞台なのですが・・このパゴパゴハーバーにホロホロが入港したときはセルモーター
が故障していて日本から取り寄せている時でした。 ハーバーを見下ろすように聳える「レインメーカー山」は名前の通りいつも雲を蓄え
ていて乾季だったにも関わらず今のこの辺りの様に毎日の様に雨を降らせていました

もうすぐお昼です。甲府市内で回転寿司でも食べて乾徳山の麓まで移動します。インターネットが繋がるかどうか不明なのでブログアップ
して行きますね


写真は先日ブログに書いた「赤尾熱帯鳥」です。たまたま本が見つかったのですが撮影は写真家岩合氏のものです綺麗な鳥でしょ。
撮影も上手ですがこの鳥がマーケサス諸島(フレンチポリネシア)の高い高い崖の間を飛んでいたのを見たときは神々しさを覚えました。

食べた幼鳥は体のサイズは親鳥と同じくらいですが羽の色は白黒で長い尾もありません。 海鳥の殆どは体の大きさが一人前になっても
飛べるようになるのはかなり遅れるようです。 写真をクリックすると大きく見えます
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野生キノコの魔力

2007年09月11日 15時55分48秒 | キャンピングカー旅
つい先日まで「そんなもん喰わなくても買えばいいのに・・・」とキノコ狩りで間違って毒キノコを食べて死んだり中毒を起こした人のニュースを見るたびに思っていました

ところが今回久しぶりに(中学生の頃にホウキタケを採って食べたことがある)野生のキノコ「オオイチョウタケ」を食べて昔には感じなかった「うまさ」を覚えてしまいました。 養殖モノとは全く違う味と香り これは中毒になってもなかなか止められない「魔力」を持っている味と香りで「大納得」

そんなんで今日の山登りも目は花より「きのこ」に向いていましたが・・とにかく色々なキノコがあるんですが量がまとまって生えていないオオイチョウタケの場合は3キロほど一箇所で採れたのに・・

それでオオイチョウタケに的を絞ってキョロキョロしながら登ってました 登山道から離れたところに白い塊が見えたので飛んで行って・・近づいて見ると「カバの木の皮」 60歳近い僕の目は腐って居るから少し離れるとはっきり見えないのです

最悪は喜んで近づくと後始末の「ティッシュ」だったり 結局オオイチョウタケは見つからず他のキノコは量が少ないから採らず

でも次回は頑張って多くの種類でなく一種類か二種類を丁寧に集めたいと考えています。 

皆さんも山に行く機会があれば是非野生のキノコに挑戦してみてください 食べれるキノコか毒キノコかは図鑑やインターネット、知っていそうな人に聞くなどで大体解ると思いますが・・・最終判断は自分です。 もしそれが毒キノコであってどんな事が起きても「人に責任はありません」がこれほど美味いものを食べないと人生損をします。それほど美味いです。

もちろん何が起きても奨めた僕に責任はもてませんが・・・

八ヶ岳の南の端にある編笠山は字の如く綺麗な形をした山で日本の300名山にも入っていませんが「山梨百名山」の中でも人気が高い山です

僕は二度目でしたが高低差が千メートルありますので結構疲れました おまけに頂上近くまで登った時から雨が降り始め、下山時はかなりの雨でした

ところが頂上に着いて弁当を食べている間だけ雨が止み富士山から八ヶ岳の権現岳、阿弥陀岳、赤岳が雲の上に見えました

生憎二人共のカメラが電池切れとなって写真は少ししか写せませんでしたが・・

天気予報を見ると四国では晴れマーク、ところが信州方面では今後一週間殆どの日が雨です。曇りも少しはありますが晴れのマークはゼロ

初めから合羽を着てまで登りたくないし・・美由紀は花の写真が写せたら喜んでいるけれど僕の場合「視界第一」だから・・・

まあ今日も6時間半歩いたから明日は休んでゆっくり考えます

今日編笠山に登っていて考えたのですが・・四国には二千メートルを超える山は一つもありません ところが山梨や長野、富山、岐阜、静岡や新潟には2千㍍の山はそこらじゅうにあります。 「一つくれんかな~・・・」

四国に一つ編笠山(2524㍍)があったらな~・・



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何でだって旅は出来る!

2007年09月10日 13時43分33秒 | キャンピングカー旅
昨日のキノコ「オオイチョウタケ」問題で久しぶりに12時まで夜更かし(最近づっと7時か8時に寝ていた)してインターネットを繋いで
二人がパソコンを使っていたら「バッテリー不足」が発生しエンジンを始動させました

ソーラーパネルが電気を造っている時に電気を消費すると非常に効率的なのですがバッテリーに溜めると今のバッテリーはそれほど効率が
良くないので意外に消費が早くなるようです。 アイドリングストップと書かれている看板の近くでエンジンを掛けるのは気が引けました
が・・・・

夕方やってきた写真の「耕運機」を見て感心何度も周りを回ってしまいました。 テレビのアンテナ、ソーラーパネルと風力発電機
耕運機にも発電機は付いてるはずなんですが・・やはり「アイドリングストップ」を意識してのことか?? しかし日本に一億3千万の
人がいるけどこの発想をする人は多分この人だけでしょう 

しかし国道をこれで走られたら迷惑と思わないわけには・・。 けれど旅は何ででも出来ると言うことを知らしてくれた出合いでした 写真をクリックすと大きく見えます

今日は朝から小雨です。そんなんで道の駅に居座り。天気予報を見ると今週中は雨か曇りばかり 場所を変えても難しそうでどうしようかと悩んでいます


さてさて今日のお昼に遂に昨日山で採ってきたキノコを食べました 味噌汁に入れたのですが香りは最高 


朝道の駅に野菜を持ってくる人に「食べれる?」と聞いたのですが・・知らないそうです。店の人も最近近くで毒キノコで死んだ人が居るから食べれるなんて言えませんとのこと でもインターネットで見た「オオイチョウタケ」に非常に似ているし・・・掲示板も参考に「食べよう」と決定


でも食べ終わってから舌を刺す様な 手足が少し痺れているような 二人共生きていますが どっかおかしい


もう一時間経っているけど吐き気とか痛みとか特にココがオカシイと言う所はないのですが
でも・・なんかどこかが違っているような・・気がするだけかも知れませんが・・・

いやいや確かに何処かが違っています  キノコという奴は難しくて場所や個体によって「毒があることもある」と書かれていたから・・キノコ中毒で病院なんて行きたくないよ~

どうか毒キノコでありませんように


でも夕方までどうも無かったら又食べたい味と香りなんです 
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道の駅日本一

2007年09月09日 19時47分39秒 | キャンピングカー旅
昨日、今日と宿泊場所にしている道の駅「信州蔦木宿」の利用者数は日本一なんだそうです 温泉、産直野菜、レストランに広い駐車場
ゴミの受け入れ、水など数ある道の駅の中でここほど完全なところは他に多くはありません日本一が納得できるサービスの「道の駅」で
管理自治体は富士見町です。


そんなこともあってキャンピングカーや車宿泊者が昨夜は50台くらい居ました他にバイクや自転車で旅をしている人が一段下の川縁の
駐車場でテントを張って寝ていたりします。

今日は「花の百名山」入笠山に登っていました。今年からマイクロバス以上は上の駐車場まで行けなくなっていて仕方なく途中の駐車場
(入笠山登山口)に車を置いて登ったんですが・・・その駐車場の案内図には湿原(上の駐車場)まで45分、頂上まで90分と書いて
あるのですが・・これが全くの嘘なのです 僕らの脚が遅いのでなく殆ど「下山タイム」を登りの時間として書いています。 
上の駐車場が狭いからここに車を置かせようとの企みとは思うのですが余りにも悪質です

この時間を信じて登り時間不足で日没になったりすると「事故」が発生する恐れもあります。今日あった家族の人も湿原までに一時間半
掛かってしまったので(休憩を考えると普通の人のスピードと思う)頂上は諦めたと言って嘆いていました遠方から来て気の毒でした。
(遠方から来た人達だけが騙される。70分か75分と書くべき)

そんな自治体、富士見町が管理する山ですが、さすがに花の百名山で9月になっているにも関わらず花は予想以上に沢山見えました
(道の駅は最高だけどこれは最悪と言いたいのです)

途中、葉が付いた「コシアブラ」の木を見つけたので・・・徳島でコシアブラはあまり有名でありませんが本州では春に山菜採りをする
人たちの間では人気なのです。そんなんでコシアブラの木を探す時は「葉の無い木」を探せば良いほど出た葉は採られてしまっています。
タラメも同じようなものですが・・こんなに葉を採られていたら枯れてしまうのでは・・と見るたびに心配していたのですが今回僅かな
がら葉が付いて秋を迎えようとしている木を見て安心したような訳です

それで思い出したのですが南太平洋にパルマーストン島と言う60人ほどが住む小さな島があります。その島へホロホロが着くと島の人が
やってきて「オマエはラッキーじゃ!」と言うのです「どうして?」と聞くと「今日は海鳥の幼鳥を獲る日」と言うのです。

その海鳥とは「赤尾熱帯鳥」で親鳥は真っ白な体に一本の真っ赤な尻尾が一メートル以上に伸びるとても綺麗な鳥なのです。その尻尾は
島によっては酋長の頭飾りに用いられる他観光客などに100ドル以上で売られているほど高価で貴重なものです。

その赤尾熱帯鳥の繁殖地であるこの島では毎年「もうすぐ飛び立てる」所まで育った幼鳥を島に居る人の頭数だけ獲ってきて食べる習慣が
あるのですそんな訳でこの島に着いたばかりのホロホロの二人はそのご馳走を頂けることになった訳です。

鳥のサイズは鳩とニワトリの中間です。僕も文明人の端くれだし「そんな事をしてたら絶滅する」と抗議したのです。そしたら説明して
くれました「我々は昔から二回しか獲らない」と・・幼鳥を一度も獲らなければそれで産卵は止まるそうです。三回獲ると四回目の産
卵はないそうです。これはこの島で何百年と続けてきた習慣と聞いて自然と共に生きている島の人の知恵に感心し、その鳥をメインに
した夕食会に招かれて行きました

味は・・・高く飛ぶ赤尾熱帯鳥を憧れの目で見ていた我々には味わい切れないものでした。丸ごと煮てあるのですが味付けも合いませんで
した脂が強くて・・・なんとも悲しいものでしたが島の人たちの好意は感じられました。

いろんな事に出会うたびにヨットで訪れた色々な場所であった色々な事を思い出します。今こうしてキャンピングカーで旅をして色々
体験した事をまたいつか何かの時に思い出すことでしょう 体験は「動く」からこそ多く出来る事だと思います。体験が多いのが良い
のか悪いのかの判定は人にもよるし僕自身死ぬ時まで解りませんが今の僕は動けるチャンスのある方には出来るだけ多くの体験をして、多くの思い出を作って欲
しいと思っています 重ねて言いますがそれが良いことか悪いことかはわかりませんが・・・

写真はコシアブラです。おひたし、テンプラ、和え物のほかいろいろな調理法があるそうです
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天狗岳制覇しました

2007年09月08日 17時50分34秒 | 日本三百名山に登る旅
北八ヶ岳最高峰とは言え天狗岳程度で「制覇」と言って喜べるほど僕らに体力の自信がありませんでした

歩行時間6時間半を念頭に六時15分出発。焦らないようにゆっくりゆっくり谷の脇や台風の雨で谷になっているような、でもそれほど急でない登山道を休みながら登りました

実は反省したのです。 今年6月9日にホロホロで日本に戻り、目の手術の為もあって山旅出発が去年の計画では5月初めだったのが8月末にと4ヶ月も遅れてしまい、僅か一ヵ月半しかない日程で北アルプスの山を5~6座登ろうと思ってしまい、予行演習の剣山界隈も含め完全に「焦りすぎ」ではないかと・・

そこで今日は何度も深呼吸をして「時間はたっぷりある」と自分に言い聞かせてのんびりと登ってみたのです

ほんの少し早く登るのとゆっくり登るのは疲れが全く違います。総所要時間は八時間掛かりましたが何度も何度も(9回)荷物を下ろして休憩をとってその度に何かを食べて水をタップリ飲んで歩いたら殆ど疲れも無く下山できました

と言っても少し腰は痛いですが・・でも数日の縦走なら「なんとかなる」自信が出来ました

ただ天気予報を見ると明日はまだ良いのですが明後日から雨、晴天が続く時がありません 花が殆ど終ってしまっている今の季節に視界が無ければ「登っただけ」で愉しむことが出来ませんから天気を見ながら日帰りの山か一泊程度の山に登ろうと計画を変更中です。

とりあえず明日は無理の無い、以前行ったことがあってまあまあ花が多い300名山の「入笠山」に行ってみようと20号線を南下して山梨県との県境に近い道の駅「信州蔦木宿」に来ています

昨日の夜に泊った唐沢温泉下の駐車場は未だかってない斜面にある駐車場で角度こそ10度くらいですがバスが左に10度傾いた状態で炊事、食事、睡眠は大変でした

とにかくいつも斜めに立っている状態車の中の設備は水平の状態を考えて造ってあるので兎に角「変」で今にも倒れそうに見えないとまともに立てないのです 

それがどんなものか・・ヨットで航海して傾きには慣れているはずの僕らでさえ「これはたまらんな~・・」と一晩は辛抱しましたが下山してすぐ逃げ出しました。


今日は土曜日だったこともあって天狗岳は大勢の人達が登っていました 全部で100人近く居たのでは? そのうちの一人とは脚力が似ていて一緒にかなりの時間色々話しながら歩きました。

現在56歳。55歳で定年となって今はガードマンをしていると言ってましたが・・夫婦と二人の娘が一緒にアパートを借りて暮らしているけど30にもなる子供は働いてはいるけど二人共一人立ち出来ずその面倒も見なければならないから「貧しい・・・働かないと・・たいへんよ」って言ってました。でもそんなことを言いながらいつも笑って山にも良く来ているそうですから・・

それを聞いてこんな事を思い出しました


その人は一生働いて「家も持てなかった」と嘆いていましたが僕の知っている人の中には世間で言う「成功」をして立派な家に住み、なをかつ子供達にも家を建ててやり経済的には今も「裕福」だけれど「寂しい」と・・

子供達は建てて貰った「自分の家」で暮らし良い仕事に就いて経済的にも安定しているから「親は要らなくなっている」孫が出来ているのに「じいちゃんは臭い」と言って孫も来ない。だから「寂しい」

人間経済的に苦しいのは困るけど「なんとかなる」程度なら精神的に「寂しい」のより「しあわせ」なんではないでしょうか?


僕は58歳ながら17年以上退職者生活を送っているからホントの退職者と良く話もします。そして時々思うのに「多すぎる年金」を貰っている夫婦より「やっと生活できる年金」を貰っている人たちの方が割合からすれば「幸せ」なんでは?と

多く貰っている人の一部には「自分勝手」に過ごして夫婦でありながら「精神面のつながりが殆ど無い」当然年ですから「肉体も」 同じ屋根の下に住んでいて見ている方向が全く違っても生きていける程年金があるのは実は「寂しい」事なのでは?と

熟年離婚も多すぎる年金が作り出したもののように思うのです。

多すぎても二人が同じ方向を見て生きている人はいいのですが・・

二人が又は家族が力を合わせなければいけないけれど力を合わせば愉しく過ごせる位がいつまでも一番愉しいのではないでしょうか。

そんな事を考えた出会いの登山でした

写真は東天狗岳頂上に立つ美由紀です。後ろに見えているのが三角点のある西天狗岳で双耳峰の天狗岳は東の方が少し高いです。勿論我々は両方に登りました。写真をクリックすると大きく見えます
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