何日も連続して生活するキャンピングカー程ではありませんが、一般的な乗用車のVOCも気をつけないと非常に危険です
VOCとは色々な化学物質から発散する有毒ガスの事なんですが、これは接着剤だけでなくプラスチックやカーペット、布製品、革製品など様々なものに化学物質が使われています。
厚生労働省では車室内も住宅と同様に13物質の濃度指針を設定していますが・・・罰則規定が無いのでメーカーによっては明らかに嘘の報告をしていると思えるものもあります
だからどんな会社のどんな車であっても「新車の臭い」がしたらそれは有毒ガス臭ですから注意が必要です。
なぜならこれら化学物質から発散されるVOCが呼吸と共に体内に蓄積されます。
これが問題なのですが・・・解りやすく例えて言うと・・・各自がほぼ体重に比例した茶碗を持ってると考えてください
体重にある程度比例すると言う事は・・・子供は小さいと言う事です
さてその茶碗に何もしなくても特に都会や街中に暮らしていると極僅かながらVOCが存在するので・・・
少しづつは何もしなくても茶碗に溜まってる訳です。
しかしその程度だと・・・溜まっては行きますが・・・どんな人も日常生活で新陳代謝があるので死ぬまでシックハウス症候群になることはありません。
と言うのは新陳代謝に依って茶碗に溜まったVOCは僅かづつですが汗と共に体外に排出されるからです。
しかしその排出される量と言うのは極めて微量ですから・・・茶碗が満杯になってしまった「シックハウス症候群(今は病名として化学物質過敏症と言う)」の人の場合・・・
日常の代謝では自然界から取り込む量の方が多く・・・生きていけません。
それで過酷な運動が出来ない人は転地療養と言って化学物質が無い山奥やクリーンルームで生活しなければならなくなります
そんな茶碗が満杯になる状態と言うのは・・・「なってしまうまで全く気づかない」のです
これはなってしまった僕が言うのですから間違いないし、なった人はすべてそう言います。
臭いを感じても、もっと濃度が濃いと気分が悪くなったり目が痛くなったり、頭が痛くなったりはしますが・・・それでもその程度です。
実際に極めて危険な日常生活さえ送れなくなるような有毒ガスを「新車の臭い」と喜んでいる人もいるのですから・・・
少しでも臭いを感じるような高濃度の中でVOCを呼吸と共に取り込んでしまうと・・・僕の場合は連続して毎日12時間程もキャンピングカーの中や周囲で過ごし改造してましたから・・・窓は全開にして換気扇を回していましたが・・・1ヶ月で突然急性中毒症状で視覚障害、手足の痙攣、ふるえ、呼吸異常、不眠症、精神障害などが出ました。
これは特殊な例で・・・普通はこの様に一か月のうち一日を除いた(山に行った)だけで連日VOCが発生してる場所に症状が出るまで居るというのは車ではないと思います。
しかし逆にこれが非常に危険なことで・・・全く知らない間に茶碗に満杯のVOCを体内に溜めてしまうのです
そしてその場合、発症に個人差があるのでどこでVOCを吸い込んだのか、どこから出てるのかさえなかなか分からないのです。
先にも書きましたが子供は特に早く満杯になりますので、少しでもVOCの発生がある場所には近づけないように大人が気をつけてあげましょう
高濃度だと赤ちゃんは一日や2日で発症することもあるようで、化学物質過敏症と何年も判らないままクリーンルームで過ごすしか無かったり、小児癌になったり、特定出来ないまま難病として生涯を終える事になります。
一度満杯になってしまうと・・・これは殆ど不治の病なのに、一般の人にはなかなかこの苦しさが理解してもらえない・・・そしてとにかく次々僅かながら自然に入ってくるVOCを抜かないと呼吸も出来なくなりますから・・・大変なのです。
昔の人は癌が少なかったのに現代人は殆どが癌で死にますが・・・これが溜まったVOCの所為だと最近になって解った様ですが、VOCを体内に溜めると癌になりやすくなります。
なにも貰ってないけど、意外に良かったので書きますが
ホルムアルデヒドとその他のVOCを測定する機器があります。
「ホルムアルデヒド測定器」で中国製なのですが・・・そして誤差があると書かれていますが・・・僕が測った限りでは多少の誤差はあるかも知れませんが・・・かなり信用できると思います
興味がある方はインターネットで「ホルムアルデヒド測定器」と入力してみてください。
15000円未満で買えます。そして何でもどんどん測定してみましょう。
測り方は出来るだけVOCが無い場所でスイッチを入れて119までカウントを待ち、Eボタンを三秒押します。
その後時間が掛かっても構いませんから・・・測りたい家の中や車の中に持って行って置きます。長く置くほど正確な濃度が解ります。
出来れば温度を35度以上、湿度を70パーセント以上にして最低20分以上放置測定して出てる数字を読み取ればよいと思います。(キャンピングカーや家の測定は石油ストーブの上に水を入れた鍋を置く。ロードスターでは電気ストーブと加湿器を使って温度を上げました)
特に最近の家具などは発展途上国の規制がない合板が使われてる事が多いのでシックハウス患者も増えています。
家具で家の中全体が基準を超える濃度になるかどうかは分かりませんが家の中も測って置けばは安心できますから測って見る価値はあります。
他に前に書きましたが測定紙もあります。
これは千円程度で僕が買ったのはドクターシックハウスと言う商品名でした。
ホルムアルデヒド測定器の宣伝の様なブログになりましたが・・・今日この様なことを書いたのは・・・先日買ったロードスターで美波町の温泉に行きました。
その新車のロードスターRF 革仕様の内部から発散してる有毒ガスで・・・すでにシックハウス症候群になってしまってる僕は・・・数日後症状が悪化して発声が難しくなってきたので
これは鍛冶ヶ峰では足りないと一人で太龍寺山まで行ってきました。
ロードスターの内部のVOCを測定すると・・・やはり濃度が高かったです
もしも子供をロードスターに乗せる方は要注意、是非一度室内のVOC濃度を測定しましょう。
とにかくなんの前触れもなく突然やってくる「茶碗満杯」の化学物質過敏症は一生続く非常に苦しい病です。
貴方はすでに9割まで溜まってるかも??
もっと解りやすく化学物質過敏症患者の事が知りたい人は是非「家があなたを壊すとき」で検索して(シックハウス・化学物質過敏症と闘う)を読んでくれると僕の体調の事も「良く頑張ってる」事も理解できると思います。
他には「生きる場所をさがして」も化学物質過敏症の事が良く解ります。
動画を見るなら「化学物質過敏症の少女」で検索してみてください。
他に化学物質過敏症と闘うランナーけいのブログは、化学物質過敏症をマラソンで軽減させて講演もしてる有名人です。
僕は山登りで代謝を上げてVOCを減らす努力をしていますが・・・山に登れなくなるまでに相当量のVOCを減らしてないと運動出来なくなると悪化の道しかありませんからなかなか大変です。
とにかく突然にやってきますから・・・皆さん本当に臭いに気をつけてくださいね。
とここまではシックハウス症候群発症について書きましたが、もっともっと怖いのは妊婦さんや乳児の場合です。
妊婦さんホルムアルデヒドを発散してる車内に入ると胎児のところに集中的に集まるそうです。
その結果母体は何も影響ないのに産まれてくる子は奇形児や障害児になる可能性が高くなるようです。
これは日本の基準以下でも短期間でも胎児や乳幼児は小児癌や白血病の外難病になる可能性が高いですからホルムアルデヒドがある場所に絶対に近づけないことです。
それから色々書かれていますが、基準を超えるホルムアルデヒドでもその存在を計測しないで知る事は不可能です。
シックハウス症候群になってしまってる僕が幾らか症状が良くなっている時にホルムアルデヒドを発散してる車に知らずに乗りました。
乗ってる間は30分づつで合計1時間でした。
その時は全く何も症状はなく、症状が出たのは3日後、呼吸が難しくなりました。
これを言い換えると普通の人はどこで吸ったのかと思うこともなぜ調子が悪いのかもなぜ白血病や癌になったのかも、なぜ奇形児や障害児が産まれたのかも分からないのです。
僕の場合は家の中や周囲にホルムアルデヒドが無いことを確認しているので新たに来た新車しか無いと思い測定すると基準を超えるホルムアルデヒドやその他の有毒ガスが確認出来ました。
ホルムアルデヒドは殆どの場所では計測不能な位低濃度にしかありません。
しかし一部のキャンピングカーや車に高濃度に発散しています。
一分でも一秒でも吸うことは百害あって一利なしです。
極めて危険で危険度1の☠️ドクロマークとなってる有毒ガスでシックハウス症候群を発症しなくても癌や白血病、その他アレルギーになると認定されています。
出来る限り近づかないことです。
特に妊婦さんや乳幼児は近くを通ることもしない方が安全です。
ホルムアルデヒド、妊婦や乳児、幼児、子供、毒性、危険、マウス、モルモットなどで検索して見て下さい。