そんな訳で、義母の手術

前の日記に書いたけど、ダーのおかん（私にとって姑）のガン摘出手術。

今日の午後0時半から始まるとかで、午前中の内に病院に行ってお見舞い＆激励。
ダーの弟も仕事を休んで駆けつけて来た。
（弟の嫁はただ今妊娠9ヶ月後半＆2歳のガキの世話で大変なので来なかった）

義父、ダー、ダーの弟、いい歳コイたおっさん3人が全員おどおどしっぱなし。
・・・あのダーの動揺っぷりは血筋なんだな、と納得。

まあ気持ちは判らなくもないですが、私に言わせれば
もし転移の可能性があると主治医がチラリとでも思うなら、最初から絶対に
開腹手術をチョイスしますって。
それをわざわざ内視鏡摘出術にするって言ってるんだから、本当によっぽど主治医が
見込み違いしない限りは大丈夫だって。

と私が何度も言っても、おっさん3人＋義母は劇的にビビりまくったまま、
家族4人は悲壮な顔で手術室への道を死出の旅のような顔で見送ったのだった（苦笑）


2時間後、
主治医が出てきて「無事に終わりましたよー」
で、カンファレンス室で義母の体から摘出した胆のうを見せてもらう。
「この小さいのは単なるポリープね、こちらのも柔らかいからポリープだね。
　で、問題のコチラが多分悪性腫瘍なんじゃないかと思うんですよ。
　これから顕微鏡等でよく見て、検査して結果出たらまたお話しますね」

私も現物見せてもらったんだが・・・
まあ、よくもこんな小さな腫瘍をエコーで見つけ出したもんだな、と。
それくらい小さな腫瘍だった。
【こりゃー内視鏡切除術をチョイスすんの判るわ。転移なんて有り得んな】
と、1人かなり冷めた目で見ていたのだが（苦笑）

おっさん3人はお互い手を取り合って涙目になって喜んでいる。
「よかった。コレなら転移はきっとないよね！（←まだ疑ってる）」
「とにかく無事に手術が済んでよかったよ！！」
「もし転移してて開腹手術に切り替える、なんて言われたらどうしようかと！」
等と言い合い、実に微笑ましい光景が繰り広げられていた。

まあ、でも簡単な手術で済んで良かった。
まさかの肝臓転移なんてあったらシャレじゃ済まないトコロだったから
何はともあれ良かった♪良かった♪

義母は以前から痩せこけていたが、ここ数年で益々痩せて今は骨と皮ばっかりって
感じになっちゃって、見ていて痛ましい程だ。
おっさん3人も今回の事で義母の有り難味を充分に感じた事だろうし、
義母が退院したら、温泉にでも連れて行ってあげよう・・・等としおらしい決意も
表明しているようなので、

ここらで義母も楽させてもらって、少しは体重増やして元気になってもらいたいトコロ。