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天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

「ツリー・オブ・ライフ」55

2011年08月14日 | 映画感想
「ツリー・オブ・ライフ」

カンヌ映画祭パルムドール受賞のブラピ&ショーン・ペンのダブル主演作!
・・・だと思ったら違ったー><
だってショーン・ペンなんて多分出演時間5分位だよ。セリフ3つ位www
コレ、予告編作った配給会社も予告編の編集しながら「世間でレビューが広まる前に何人集客出来るかが勝負だな☆」
とか言い合ってたに違いないよ。間違いない!^^;

久々に友達(A嬢&S氏)と3人で見に行ったんだけど、ある意味友達と見に行って良かった。
もしも1人で見てたら打ちひしがれても誰にも何も言えずに淋しく家に帰らなくちゃいけなくなるところだった^^;

なんちゅーか、コレは娯楽映画じゃーないんですよ。
芸術映画?学術映画?宗教映画?監督の自慰?(ヲイ
とにかく映画上映時間の2時間、ずーーーーっとスクリーンの右下辺りに「※映像はイメージです」って
テロップが入った物を見せられている、と考えてよろしいのではなかろうかとw

いや冗談抜きで。
本当に「生命の起源と現在に脈々と繋がる生命の息吹」みたいなモノのイメージである?宇宙映像とか自然映像を
音楽に合わせてずーーーーっと垂れ流している状態。マジで、ですよ!
あとそれと「神との対話」みたいなターンもあったな。ナレーションでポツポツと神様に問いかけをしていて
やっぱり「※映像はイメージです」みたいな状態の絵が淡々と流れるみたいな。
「禅問答@キリスト教バージョン」てな感じっすかね。

後は一応ショーン・ペン演じる社会で成功した男が、自分の子供時代を回想していて、その回想シーン。
コレが唯一ドラマ性があるっちゃーある。
ショーン・ペンは3人兄弟の長男で、回想シーンでの年齢は12~13歳程度の設定なんじゃなかろうかと。
下に2人弟がいるんだけど、後にその下の弟の内の真ん中の子(次男)が19歳で事故?か何かで亡くなってしまう。
ショーン・ペンの見た目年齢を考えると、弟が死んだ事すらかなり昔の話だろう。
ここでも「悲しみはどうやって癒すのだろう」とか「神は私に語りかける」だの、イミフなナレーションが淡々入る。

そして子供時代の回想はワガママで横暴で絶対神のような態度の父親、父親の付属物のような慈愛に満ちた母、
心優しい弟と、父に対して常に不満を抱いていて「父親なんて早く死ねばいい」とかロクでもない事ばっかり考えながら
やっちゃいけないと言われている事ばっかりついついやってしまう自分・・・みたいな回想が延々。
一応オチ?は父親が事業に失敗して会社がなくなってしまい、家を追われて引っ越す、というトコロで終わる。

だから何!?(*´・д・)は? ←映画館内95%の観客の心の声w

私の周囲でもかなりの人数落ちて(寝て)ましたねー。まあコレは寝ちゃうだろーなー。うん、うん。
気持ち良く眠れればまだ救いはあったんだろうけど、映画館内が有り得ない位寒くて私は寝る事すら出来ず、
ただひたすら氷のように冷たくなった二の腕をスリスリとさすりながらイメージ画像を眺めるしかなかったのだ(涙

あ。判った・・・
コレで気持ちいい設定温度にしちゃうとマジで館内全員寝ちゃうから、それでワザとエアコンガンガンに効いてたんじゃね!?
コメント (5)
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