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天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

「メカニック」56

2011年08月18日 | 映画感想
「メカニック」

ジェイソン・ステイサム主演最新作~♪ジェイソン好き♪好き~♪
イケメソなのにゲーハー、ゲーハーなのにカコイイ!てか髪フッサフサのジェイソン・ステイサムなんて想像付かない!
本作は故チャールズ・ブロンソンが主人公を演じ1972年に公開された同名作品のリメイクなんだそうだ。
ちなみに1972年制作の元ネタは全く知らない。そしてチャールズ・ブロンソンもWILDでカコイイ!←我ながら節操がないなw

簡単なあらすじ・・・
ジェイソン・ステイサム演じる「アーサー・ビショップ」は請負った仕事は100%完璧にこなす、
しかも殺人の痕跡を一切残さない(事故死や自然死を装う)パーフェクトな殺し屋。
ある日下ったミッションは自分の親友でありこの世界への道筋を付けてくれた恩人の暗殺だった。
ボスから事情を聞いて暗殺もやむなしと判断したアーサーは、プロとしてこの仕事を引き受け親友を暗殺した。
仕事は仕事と割り切ったものの心の痛むアーサーは、親友の葬儀に出席し、そこで久し振りに親友の息子スティーブと再会。
スティーブは短気な乱暴者で手に負えない手合いだが、「父から学んだ事を今度は俺に教えてくれ」と懇願するスティーブを
親友への罪滅ぼしの気持ちもあって、自分の後継者として育てる事にしたのだが・・・

ジェイソン・ステイサムばんざーい!
この役はチャールズ・ブロンソン亡き今、ジェイソン・ステイサム以外には考えられなーい♪
本当にリメイク?まるで「ジェイソンありき」で企画&プロデュースされた作品みたーい♪^^

リメイクとは言え21世紀の現代劇としてリメイクしてあるので、パソコンを駆使して今風な感じにアレンジはされている。
でも確かに映画の流れを見てると70年代~80年代風な・・・何かちょっぴり古臭いスパイ物風味も感じますね。
超ハイテクな家なのにCDやMP3でなくて昔のレコード盤が置かれていたりして、そんな所もちょっぴり回顧趣味っぽい。
ピストルも微妙~に古臭いデザインだったりするよね。レトロとハイテクが混在していて微妙な違和感があるような?^^;

本来アーサーの仕事のやり方は「決して殺人だと気取られないように殺す」「もし殺しだと判る状況だとしたら犯行を誰かになすりつける」
最低でも「暗殺」だの「殺し屋」だのという存在感は一切消すというのが彼の主義だったハズなんだけど、
弟子のスティーブはバカで虚栄心が強く、アーサーをリスペクトしつつも無駄にライバル心を燃やしているのでw
アーサーから散々「自然死に見せかける殺しの手順」をレクチャーされていたにも関わらず、一目で誰が見ても「殺人」だと
判ってしまうようなヘタなやり方で暗殺してしまう。こういう頭の悪い男って、見ていて本当にイライラするっ!(怒)

言っちゃアレだがスティーブと組むようになってからのアーサーはロクな仕事振りではない。
それまでの完璧な仕事とは打って変わって、かならず派手な銃撃戦や明らかに犯罪だとバレるような殺し方になった。
コレでは元々のアーサーの設定と噛み合わない。「スティーブが毎回ヘマするからバレて大立ち回りになるんだ」とも考えられるが
空港バス内での乱闘のくだりは(←気になる人は本編を見に行こう!w)アーサー1人でやっているのでやはり設定がブレている。

まあ、ただね・・・銃撃戦シーンやカーチェイスシーンがないとアクション映画として「旨味」に欠けますもんね。
絵的に派手にしようと思うと、やっぱり銃撃戦や大立ち回りは外せない。
・・・だったら最初から設定を「ゴルゴ13系」にしておけば済む事ぢゃーないか!←堂々巡りw

何となく興行収入的に上手く行けば続編も作れちゃうよー♪な終わり方もソツがなくてイヤラシイんだけど(苦笑)
まあ誰でも無難に楽しめる、一定の満足感は得られる手堅い作りのアクション映画ですね♪
コメント (2)
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