天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】ウルフ・オブ・ウォールストリート【9作目】

2014年02月26日 | 映画感想
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

来週明けにはアカデミー賞発表されちゃうからその前にはどうしてもチェックしておきたい!と思って観て来た。
一応自分、デカプーを今年の主演男優賞推しにしてるしね!

そんな訳でまたしてもスコセッシ監督×デカプー(レオナルド・ディカプリオ)のタッグ。もうこのコンビ何作目だろ?
そしてまたしても実在するカリスマ男の半生を描く。前に「アビエイター」でも実在人物の半生を映画化したよね。
今回は元・株式ブローカー「ジョーダン・ベルフォート」の栄枯盛衰を見せる。

もー何回書いただろうか…スコセッシ、お前いい加減学習しろよ!マジ上映時間ムダに長過ぎるんだっちゅーに!(怒)
この監督さん、絶対に自己愛というか「自分の作った作品愛」が強過ぎるんだよ。
だから多分撮影した色んな全てのシーンに思い入れが強過ぎてなかなか編集でカット出来ないんだろうネッ♪
うん、うん、分かるよー。映画好きだったらそーいうの凄く分かるぅ~!
…ってな、ぶっちゃけ言うけど本作上映時間約3時間、その内の6割強はセックスとドラッグでラリってるシーンだろ!^^;
同じよーな乱痴気騒ぎのシーンばっか延々続くと流石に溜息出るっちゅーねんっ!

実際はココまで酷くはない(と思いたい)だろうけど、それにしてもまー成り上がり野郎の金の使い方の汚さったらないんだ(苦笑)
とりあえず酒とドラッグとセックス。会社でも堂々とセックス。社員も鬼畜揃いだから堂々とドラッグ&セックス。
糟糠の妻を追い出して一目惚れした元モデルのセックスマシーン女と再婚するも、金の切れ目は縁の切れ目で逮捕されるとサクッと逃げられるw
でも口八丁でウォール街を渡り歩いた伝説のブローカーは出所した今現在もその話術を使って世界中で講演等してるそうだ。

デカプーが終始超ハイテンションなジョーダンを怪演。
社員の前でまくし立てるように演説するシーンが何度か登場するんだけど、とにかく圧倒的なカリスマを見せてくれる。
演技してるハズなんだけど、まるで「デカプーってこういう人なんだ~」って錯覚しちゃう位に板に付いてる。
でもオスカーはどうだろう…彼ってこの手のカリスマキャラを演じる事が多いから、逆に演技の幅が狭く受け取られたりしないかしら?
もし今回オスカー像取れなかったら、多分デカプーは一生オスカー像とはご縁のない役者さんになるだろうな、って気がする。

まーとにかく本作は長過ぎる。後30分…1時間位は短く出来たと思うわ。

コメント (2)
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