「ブラックパンサー」
マーヴェルレーベルのニューキャラクター。て言うか初見は「シビル・ウォー」ですね。
で、まあ次回の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にブラックパンサー君もメンバー入りしているので今回はブラックパンサー君の生い立ちや
あらましを観客の皆さんにご説明しておこうではないか…というお話。
あらすじ…自分で書くのが面倒なのでまたしても外部リンクからまるっと抜粋^^;
アフリカの秘境にあるワカンダで産出される鉱石ヴィブラニウムは、全てを破壊してしまうほどのパワーを持つ。
歴代の王は、悪用されないように鉱石の存在を極秘にしていた。若くして王になったティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)は、
謎の男エリック・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)がワカンダに潜入しようとしていることを知り……。(以上、シネマトゥデイから抜粋)
今度のヒーローは王様と兼任。ちょっと出自がソーと被る感じしますわね。
ソーには出来の悪いひねくれ者の弟がいましたが、本作の王様ティ・チャラにはちょいとワケアリで今までその存在を先代王(ティ・チャラの父)とその側近によって
ひた隠しにされていた従兄弟が絡んで来ます。まあ平たく言えば「今回の敵キャラ」ですね。
で、本作今までのマーヴェルヒーローとちょっと毛色が違うなーと思ったのが、
先ずは「黒人」であるという事。日本に比べて人種差別感がかなり強めな印象の大アメリカ様のヒーローキャラで黒人というのは珍しいんじゃないですか?
それからヒーローご自身は割と普通~の、まあ割と体鍛えてて身体能力高めレベルの人間であるという事。スパイダーマンやハルクのように特殊能力を身に付けて
いる訳ではなく、ソーのように地球外生命体という訳でもなく、キャプテン・アメリカのような怪しい薬使った事もなく(あ、謎のハーブを煎じて飲んでたけどw)、
トニー・スターク様(アイアンマン)とはちょっと被る部分あるかもしんないけど、少なくともトニー・スターク様はご自身でモビルスーツ(←って呼んでいいよねw)
と心臓部分を開発されている訳ですが、ブラックパンサー君は衣装・武器類も全て妹任せで自分は用意されたモノを身に付けて利用しているだけ、というのが大きく違うかと。
後、本作が今までと大きく違うと感じるのは「敵が圧倒的悪ではなく、むしろちょっといい事言ってる…いや割と正義寄りだったりする」という事。
まあコレ本作のある意味重要なテーマと言うべきでしょうかね。
「自国を守るという事と地球を守るという事は同義と考えるべきか、相反すると考えるべきか」
少なくとも今までのワカンダ王国では自国と自国の民を守る為にヴィブラニウムの存在を隠し、それどころか自国の場所すら隠して絶対的な秘密主義を貫いて来た。
もしヴィブラニウムの存在を他国に知られると様々な悪人が国に集まって来るだろうし、どうかするとヴィブラニウムを強引に手に入れようと戦争を仕掛けられる可能性すらある。
だから世界中に溢れている絶対的弱者であるアフリカ系難民達の事もお気の毒だとは思うものの国として難民受け入れは絶対にしない、というスタンスを取っている。
難民を受け入れると良からぬ事を考えるヤツの流入がやはり止められなくなるだろうから国を危険に晒す事になるので。
コレは今現在の日本の考え方とほぼ同じだと思いますね。日本も島国の単一民族で基本的に難民の受け入れはしない方向ですから。
それを、今回の敵役さんは「世界中に散らばった俺達の同胞であるアフリカ系難民達を救う為にもっとヴィブラニウムを活用してヴィブラニウムで作った武器を
難民達に配って反撃出来る環境を整えてあげるべきだし、自分達ももっとアグレッシブに世界に対して攻撃に出て強さをアピールするべきだ」という主張を展開させる。
アレだなー、日本人だったら本作見てこう思う人多いんじゃないかな…
「丸々日本の歴史をなぞってるな。日本にとっていいのは江戸時代の鎖国政策か、それとも広くアジアの平和を見越す第二次世界大戦下の大東亜共栄圏思想か、みたいな~」
…という訳で、本作の敵は決して悪玉ではなく、どちらかと言えば正義の味方はコッチなんぢゃねーの?レベルだったりして(苦笑)
見せ場のアクションは韓国・釜山で撮影されています。
最近ハリウッド作品のアクションシーンって韓国ロケ多くないですか?フィルムコミッション活動が盛んで公道の撮影許可や撮影の為の街の貸切封鎖等の自由度が
他国よりも高いという事なんでしょうか…カーアクションが結構面白く撮れてましたね。
少し残念だったのはクライマックスの「ボス戦」が全体的に暗い場所で暗色の衣装でバトっているので何やってんだか分かり難かった事か^^;
ボス戦の地味な絵ヅラの代わりがCIA諜報部員による「バーチャル遠隔操作バトル」で華を添えた、という感じかな?
個人的にモヤっとしたのがね…そもそも「何故ブラックパンサーなのか?」
あの変なハーブ飲むと魂(?)がサバンナの木の上でマターリしてる黒ヒョウ達の前にやって来る仕様なんだけど、王家の人間は代々死ぬと黒ヒョウの精霊になる、とか
そーゆールールなんですかね?だってあのハーブ飲んだ人が全員黒ヒョウのいる場所に行く訳じゃないじゃん?従兄弟君がハーブ飲んだ時は全然違う場所に行ったやん?
だったら従兄弟君は儀式に則ってもブラックパンサーにはなれないっていう事だよね?儀式では「ブラックパンサーの能力が云々…」って言ってたクセにさっ!
ティ・チャラの一族しかブラックパンサーになれないって事?だったらあの儀式の意味ってあんの?って、頭グルグルしたわさ(滝汗)
もーちょっとツッコミ入れると「衣装が黒ヒョウコスプレなだけで根本的に黒ヒョウが劇中の重要な位置で意味を持ってるとかなーんもないやん!」
ま、でもね、ティ・チャラのキャラクターがぶっちゃけそれ程インパクトのあるタイプじゃないんだけど(コラコラ)基本ものすごーくいい人仕様なんですよね。
アベンジャーズ勢力図で言うとキャプテン・アメリカ寄りのキャラって言うのかな?
だからこれから世界中のアベンジャーズファンの皆様に愛されていくキャラになるんじゃないかなー?と思いますよ。
…うんー、だから自分あんまりしっくりこなかったのかなぁ~。根本的にクセのあるタイプ(はっきり言うとトニー・スターク様!)がお好みなので~♪^^
後さー、
映画始まる前にスクリーンに「本編終了後におまけ映像があるから最後の最後まで見てね!」って注意喚起がわざわざ入ったんですが(マーヴェルはほとんど同じスタイルよね)
どうしてラストのスタッフロールが始まるや否や注意無視して劇場から出てっちゃう人が居るのか…居るってか、結構な数の人が退席してってビックリしたわ。
アンタ達、たった2時間やそこらで本編始まる前の注意を忘れちゃったんすか?それとも「絶対にスタッフロールを見てはならない」っていう家訓でもあるんすか?
まあ「死んだバッチャが絶対に映画のスタッフロールは見ちゃいかん!って言ってた!!」とか言うご家庭の方なら強くは言いませんけどね^^;
…ラストのスタッフロール最後の最後まで見たら死ぬの?何なの?一体さー(苦笑)
マーヴェルレーベルのニューキャラクター。て言うか初見は「シビル・ウォー」ですね。
で、まあ次回の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にブラックパンサー君もメンバー入りしているので今回はブラックパンサー君の生い立ちや
あらましを観客の皆さんにご説明しておこうではないか…というお話。
あらすじ…自分で書くのが面倒なのでまたしても外部リンクからまるっと抜粋^^;
アフリカの秘境にあるワカンダで産出される鉱石ヴィブラニウムは、全てを破壊してしまうほどのパワーを持つ。
歴代の王は、悪用されないように鉱石の存在を極秘にしていた。若くして王になったティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)は、
謎の男エリック・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)がワカンダに潜入しようとしていることを知り……。(以上、シネマトゥデイから抜粋)
今度のヒーローは王様と兼任。ちょっと出自がソーと被る感じしますわね。
ソーには出来の悪いひねくれ者の弟がいましたが、本作の王様ティ・チャラにはちょいとワケアリで今までその存在を先代王(ティ・チャラの父)とその側近によって
ひた隠しにされていた従兄弟が絡んで来ます。まあ平たく言えば「今回の敵キャラ」ですね。
で、本作今までのマーヴェルヒーローとちょっと毛色が違うなーと思ったのが、
先ずは「黒人」であるという事。日本に比べて人種差別感がかなり強めな印象の大アメリカ様のヒーローキャラで黒人というのは珍しいんじゃないですか?
それからヒーローご自身は割と普通~の、まあ割と体鍛えてて身体能力高めレベルの人間であるという事。スパイダーマンやハルクのように特殊能力を身に付けて
いる訳ではなく、ソーのように地球外生命体という訳でもなく、キャプテン・アメリカのような怪しい薬使った事もなく(あ、謎のハーブを煎じて飲んでたけどw)、
トニー・スターク様(アイアンマン)とはちょっと被る部分あるかもしんないけど、少なくともトニー・スターク様はご自身でモビルスーツ(←って呼んでいいよねw)
と心臓部分を開発されている訳ですが、ブラックパンサー君は衣装・武器類も全て妹任せで自分は用意されたモノを身に付けて利用しているだけ、というのが大きく違うかと。
後、本作が今までと大きく違うと感じるのは「敵が圧倒的悪ではなく、むしろちょっといい事言ってる…いや割と正義寄りだったりする」という事。
まあコレ本作のある意味重要なテーマと言うべきでしょうかね。
「自国を守るという事と地球を守るという事は同義と考えるべきか、相反すると考えるべきか」
少なくとも今までのワカンダ王国では自国と自国の民を守る為にヴィブラニウムの存在を隠し、それどころか自国の場所すら隠して絶対的な秘密主義を貫いて来た。
もしヴィブラニウムの存在を他国に知られると様々な悪人が国に集まって来るだろうし、どうかするとヴィブラニウムを強引に手に入れようと戦争を仕掛けられる可能性すらある。
だから世界中に溢れている絶対的弱者であるアフリカ系難民達の事もお気の毒だとは思うものの国として難民受け入れは絶対にしない、というスタンスを取っている。
難民を受け入れると良からぬ事を考えるヤツの流入がやはり止められなくなるだろうから国を危険に晒す事になるので。
コレは今現在の日本の考え方とほぼ同じだと思いますね。日本も島国の単一民族で基本的に難民の受け入れはしない方向ですから。
それを、今回の敵役さんは「世界中に散らばった俺達の同胞であるアフリカ系難民達を救う為にもっとヴィブラニウムを活用してヴィブラニウムで作った武器を
難民達に配って反撃出来る環境を整えてあげるべきだし、自分達ももっとアグレッシブに世界に対して攻撃に出て強さをアピールするべきだ」という主張を展開させる。
アレだなー、日本人だったら本作見てこう思う人多いんじゃないかな…
「丸々日本の歴史をなぞってるな。日本にとっていいのは江戸時代の鎖国政策か、それとも広くアジアの平和を見越す第二次世界大戦下の大東亜共栄圏思想か、みたいな~」
…という訳で、本作の敵は決して悪玉ではなく、どちらかと言えば正義の味方はコッチなんぢゃねーの?レベルだったりして(苦笑)
見せ場のアクションは韓国・釜山で撮影されています。
最近ハリウッド作品のアクションシーンって韓国ロケ多くないですか?フィルムコミッション活動が盛んで公道の撮影許可や撮影の為の街の貸切封鎖等の自由度が
他国よりも高いという事なんでしょうか…カーアクションが結構面白く撮れてましたね。
少し残念だったのはクライマックスの「ボス戦」が全体的に暗い場所で暗色の衣装でバトっているので何やってんだか分かり難かった事か^^;
ボス戦の地味な絵ヅラの代わりがCIA諜報部員による「バーチャル遠隔操作バトル」で華を添えた、という感じかな?
個人的にモヤっとしたのがね…そもそも「何故ブラックパンサーなのか?」
あの変なハーブ飲むと魂(?)がサバンナの木の上でマターリしてる黒ヒョウ達の前にやって来る仕様なんだけど、王家の人間は代々死ぬと黒ヒョウの精霊になる、とか
そーゆールールなんですかね?だってあのハーブ飲んだ人が全員黒ヒョウのいる場所に行く訳じゃないじゃん?従兄弟君がハーブ飲んだ時は全然違う場所に行ったやん?
だったら従兄弟君は儀式に則ってもブラックパンサーにはなれないっていう事だよね?儀式では「ブラックパンサーの能力が云々…」って言ってたクセにさっ!
ティ・チャラの一族しかブラックパンサーになれないって事?だったらあの儀式の意味ってあんの?って、頭グルグルしたわさ(滝汗)
もーちょっとツッコミ入れると「衣装が黒ヒョウコスプレなだけで根本的に黒ヒョウが劇中の重要な位置で意味を持ってるとかなーんもないやん!」
ま、でもね、ティ・チャラのキャラクターがぶっちゃけそれ程インパクトのあるタイプじゃないんだけど(コラコラ)基本ものすごーくいい人仕様なんですよね。
アベンジャーズ勢力図で言うとキャプテン・アメリカ寄りのキャラって言うのかな?
だからこれから世界中のアベンジャーズファンの皆様に愛されていくキャラになるんじゃないかなー?と思いますよ。
…うんー、だから自分あんまりしっくりこなかったのかなぁ~。根本的にクセのあるタイプ(はっきり言うとトニー・スターク様!)がお好みなので~♪^^
後さー、
映画始まる前にスクリーンに「本編終了後におまけ映像があるから最後の最後まで見てね!」って注意喚起がわざわざ入ったんですが(マーヴェルはほとんど同じスタイルよね)
どうしてラストのスタッフロールが始まるや否や注意無視して劇場から出てっちゃう人が居るのか…居るってか、結構な数の人が退席してってビックリしたわ。
アンタ達、たった2時間やそこらで本編始まる前の注意を忘れちゃったんすか?それとも「絶対にスタッフロールを見てはならない」っていう家訓でもあるんすか?
まあ「死んだバッチャが絶対に映画のスタッフロールは見ちゃいかん!って言ってた!!」とか言うご家庭の方なら強くは言いませんけどね^^;
…ラストのスタッフロール最後の最後まで見たら死ぬの?何なの?一体さー(苦笑)