天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「ザ・ファブル」@28本目

2019年06月21日 | 映画感想
「ザ・ファブル」

南勝久氏著の同名タイトルコミックの実写映画化。原作コミック未読です。
主人公の「伝説の殺し屋・ファブル(仮名:佐藤アキラ)」をV6の岡田准一君、ファブルの相棒(仮名:佐藤ヨウコ)を木村文乃ちゃんが演じて…
あー予告編見てファブルを追う殺し屋役に福士蒼汰君も出てるのは分かってたけど、とにかく本作は脇を固める役者が超豪華☆
ファブルを殺し屋に育てたボスを佐藤浩市さん、ボスのツテで1年間身を隠す為に送られた大阪での見受け人のヤクザ系カンパニーの社長・海老原役を安田顕さん、
海老原を慕う出所したばかりの弟分・小島を柳楽優弥君、小島と敵対しているカンパニーの重役・砂川を向井理君、等々とにかく錚々たる顔ぶれが揃ってます。

あらすじ
標的を6秒以内に仕留める圧倒的な腕前から裏社会で恐れられる殺し屋、通称ファブル(岡田准一)は、ボス(佐藤浩市)から「殺し屋を1年間休業し、大阪で一般人として普通の生活を送る」というミッションを命じられる。
1人でも殺したら処分されるという条件のもと、佐藤アキラという偽名を使い相棒のヨウコ(木村文乃)と兄と妹という設定で、生まれて初めて普通の生活をすることになる。
(Yahoo!Movieから丸パクしました)

ひらパー兄さん大活躍!
かなりキャラ立ちしてて岡田君に凄くハマってる。ご本人至極真面目で真剣なんだけど、真面目で真剣だからこそとんちんかんで笑える、という手合い。
そして何故か自宅では常に全裸www何故全裸なんだよ宅配便来たらどーすんだよ^^;
という訳で岡田君の鍛え上げまくった裸体をこれでもかこれでもかと堪能出来る暑苦し~い絵が満載!
絵と言えば、ひょんな事で知り合ったヒロインの山本美月ちゃん演じる「ミサキ」の紹介で始めたバイト先で絵の才能を見出されるんだけど、この絵がwww

原作を読んでないので「そもそも何故ファブルは1年間普通の人として生活しなければならないのか」という理由が今一つピンとこなかったんだけど^^;
途中でボスが海老原と病院で話してるシーンで「普通の生活を1年させて殺し屋の腕が鈍るようならそのまま一般人として生かす、そのままだったら俺が殺す」
と語っているシーンがあるんだけど、自分が殺し屋に仕立て上げておいて今更何で普通の人にしようとするのか???まさかの良心の呵責とかいうヤツ?(滝汗)
それから根本的に木村文乃ちゃん演じる「相棒」が相棒感ほぼゼロでただのアル中状態なのはどーなのかと^^;

と、まあ後ろ向きな事ばかりいきなり書きましたが、それ以外は本当に面白かったですよ!
何しろねー、岡田君ガチのアクション俳優だから!この人の身体能力本当に凄いですからっ!!
アクションヲタ(ジャッキー・チェン粘着、とも言うw)のこのアタクシが見ても本当にホレボレする程アクションのキレがいい!体幹の強さが物凄い!!
映画の随所に細かくアクション入れてるんだけど、余りにも動きが良過ぎて岡田君が演じちゃうと大した事に見えなくなっちゃうんだよね。それ位彼の動きは凄いです。
で、若手の役者の中ではこれまた動きのキレがかなりいいと常々思ってた福士蒼汰君とガチファイトシーンもあって、本当にココは必見シーン(^^♪

それから最初に書いたけど脇を支えている面子も凄く良かった。
特に柳楽優弥君と向井理君の2人は凄かったなー。ムカイリ君は特にダークな役のイメージが全然ないんだけど、本作で恐ろしく悪い顔してますよw
本作でムカイリ君の新しい扉が一つ開いたんじゃないかしら。今後はヒール役のオファーも結構来そうな気がするわネ♪
そして柳楽君のねちっこくて悪い事悪い事www慕ってる兄貴分の海老原に小ズルい顔でテヘペロしてる姿にもムカっ腹が立つというね(あはは!)
柳楽君は本当にいい役者さんに成長したよなぁ~と思います。どんな役でも自分のモノにして周囲を圧倒するパワーがあるよね。

ま、そんなこんなで、岡田君のアクション良し、コメディ良し、全裸良し(キャー)、そして脇役の人選も演技も大満足。
更に言えば…やっぱ「ジャッカル富岡」か!あのギャグは原作コミックのネタなんすか?余りにもアホ過ぎて脱力したわ!^^;

そうそう、蛇足ですがラストのスタッフロールの最後の最後におまけ映像があるので最後まで席は立たないようにネ♪

コメント
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