天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「マトリックス レザレクションズ」@57作目

2021年12月18日 | 映画感想
「マトリックス レザレクションズ」

前3部作から既に18年も経ってたんすねぇ。勿論前3部作全て劇場で鑑賞してますよ。
とにかくマトリックスは1作目が本当に衝撃的だったよなぁ。世界観もそうだしアクションシーンのあのネオがイナバウアーするのもなw
で、本作はレボリューションからの完全なる続きを描いている。監督は兄弟じゃなくて姉弟になったウォシャウスキー元兄(現姉)がお一人でこなした模様。弟はどした?

あらすじ
ネオ(キアヌ・リーヴス)は自分の生きている世界に違和感を覚え、やがて覚醒する。そして、マトリックスにとらわれているトリニティー(キャリー=アン・モス)を救出するため、さらには人類を救うため、マトリックスと再び戦うべく立ち上がる。(Yahoo!Movieから丸パク)

そもそも前作で死んだハズのネオとトリニティーをどーやって復活させんだよ、と思ってたけど…はーん、なるほどねー。
とりあえず新しいマトリックスでどうやら記憶を操作されて全く別人として生きているネオとトリニティーだけど、近付き過ぎずかといって全く違う世界線でもなく「顔は時々見かけるご近所さん」程度の距離感の場所でお互いが生きている。コレもちゃんと理由があって中盤以降にセリフで説明がある。
て言うかー、本作前半~中盤までセリフ説明多過ぎ&長過ぎ!確かにマトリックスの世界観を観客に分かって貰う為には説明調になるのは致し方ないのかもしれない。だがしかし、前3部作を観ずに本作を観た人は多分この説明聞いてもサッパリ理解出来ないで退屈するだろーし、前3部作を観ている自分もやっぱり退屈になって来て「はよネオとっとと覚醒させろよー話全然動いてねーじゃんかよー」となって眠くて眠くて正直ちょっとウトウトしちゃったぢゃねーかっ!^^;

映画中盤まで延々ザイオンから来た…あ、今は「アイワ」になったんだっけ?チームから「憧れてたっすー!」「救世主っすー!」みたいにヨイショされまくってるのをネオが「いやいやそんな事言われましてもー」みたいにウジウジしてるだけで全然話進まないやんけ!(怒)ってなってたんだけど、まあとりあえず「なんか思い出して来たー」みたいな感じになってからはようやく…て感じですかね。
ただね、これ言っちゃお終いなのかもしんないけどさ…キアヌ歳取ったよねー。なんて言うかさ、マトリックスシリーズってネオの「無機質感」が最高にCOOLだった訳で。
多分前3部作ファンへのサービスだと思うけど、本編中にしょっちゅう前3部作の映像をチョイチョイ挟み込んで来て「ほら、みんな懐かしいよね?」みたいな感じに見せてる訳ですが、あの時のネオの姿を改めて観てそして今のネオを観ると「うーん顔のシワとほうれい線CGで全部消してー」って思っちゃう^^;
ネオがさー物凄く「人間臭くなった」って言うか「俗物化した」って言うか(言い過ぎか)、なんか今のキアヌ見てもマトリックスの世界観に乗れないんだよなぁ。

まあ、ただマトリックスも仕切り直しした事で新たなキャラも登場して来て、個人的には船長「バッグス」を演じたジェシカ・ヘンウィッグ嬢は気に入ったワ!
ちょっと日本のアニメキャラにいそうな雰囲気のキャラ…そもそもウォシャウスキー兄弟(姉弟)って「なんちゃってJAPAN」系好きよねw
本作でも有り得ない新幹線車内だったり謎の和室とカンフーとも空手とも思えるアクションシーン等、「外人さんが好きなニッポン」感モリモリに盛って来てましたわね。

まあ、そんなこんな。
言っちゃアレだけど…結局何も始まってないよな(苦笑)
まあとりあえずネオとトリニティが覚醒する事が重要なんですよ話はそれからなんですよ!…に、時間掛け過ぎなんちゃう?流石にダレたよー^^;
そして…コレさ、またシリーズ化する…よね…うーん、次回作観るかもう見限るか…個人的には物凄く微妙なラインなんだなぁ~
コメント (2)
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