「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」

私の事じゃなくて↑映画のタイトルだからねっ（滝汗）
フリージャーナリストで戦場カメラマンの故・鴨志田穣氏著の同盟タイトル小説を映画化。
・・・と言うか、鴨志田氏と言ったらある意味「アル中界のカリスマ」ですよね！（ヲイ

そもそも本作の原作小説自体、「私小説」と言うか「単なる事実の羅列」って感じですもんね。
内容はほぼ丸々事実でしょう。
そんな訳で、浅野サンのお姿はそのまま「鴨ちゃん」に被り、そして永作ちゃんのお姿は「サイバラ」に・・・
いやいやいや、永作ちゃんが余りに可愛過ぎて萌え死んだ♪やべえ。可愛過ぎる！
ってかサイバラご本人がよりによって精神病患者役で登場して来て吹いたwww

何もかもが事実だけに物凄く重たい・・・ハズなんですが、
どことなくユーモラスで、見ていて「ったく仕方のないオヤジだよーう」って気分になる。
浅野さんの鴨ちゃん役はすごくハマってた。本来ならかなり殺伐とした胃の痛くなるよーな場面も
何だか憎めない愛らしさの残るやさぐれ感、とでもいうのかな。
あの鴨志田氏の雰囲気がよく出てたんじゃないかなーと思う。

永作ちゃんは絶対にサイバラより可愛い！←何言ってんだ
いや、もうさ、小首傾げてあの「くるりん」とした目でジッと見て「飲んじゃえばぁ～」とか言うんですよ！
これは卑怯だろう！けしからんもっとやれ！

でもね、サイバラの大きな大きな、空よりも高く、海よりも深い愛情に打ちのめされた。
サイバラあんた本当にイイオンナだなぁ！
あんたのそのでっかい愛がなければ、鴨ちゃんはアルコール依存症から立ち直れなかったと思うよ。
あれだけ呑まれていた酒と手を切るのは並大抵の努力じゃームリだろう。
劇中に様々な名セリフが登場するが、主治医が「アルコール依存症は他の病気と違って
唯一誰からも同情してもらえない病気だ」と言うんですよ。本当にそうですよね。

ようやくアルコールと決別して、やっと家族の元に戻れるハズだったのに・・・
結末を知っているだけに、とにかく見ていて切なくてたまらなかった。
流石の私も涙をこらえられなかった。

そんでもって本作の主題歌がキヨシローの「誇り高く生きよう」なんだぜ！？ちょっズル過ぎんだろ＾＾；

「アジアパー伝」シリーズとか今でも大好きで何度も読み返しますよ。
『サイバラ×鴨志田コンビ』は今もファンの心の中で生き続けています。
鴨志田氏のご冥福を改めて心よりお祈りします。あの世でたらふく酒かっ食らって下さい！

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【追記】
今この映画レビュー書いて、UPしようとした瞬間に何か胸騒ぎがしてさ。
「・・・久し振りに投稿ボタンを押すと【ログインしていません】とか出て記事が全部飛ぶんじゃね？」
と何となーく胸騒ぎがしてさ、慌てて本文を「すべて選択→コピー」してから投稿ボタンを押したんですよ。

そ・し・た・らー！
見事に的中☆「ログインして下さい画面」が出て記事全部飛んだ！！
何かすっげー嬉しい！「勝った！」って気分＾＾
・・・ま、本来勝手にログアウトしちゃってる事が100倍問題なんだが、今日の私は勝ち組☆
いやぁ～。「初めてgooブログに勝った！してやったり！！」正にそんな気分♪←我ながら小さいヤツだよなぁ～