総選挙がどうあがいてもまもなくやってくる。
麻生内閣は、ジリジリと支持率を下げながら、時間切れが近いこともあって、麻生下ろしの動きは主流になっていない。
対して民主党は、人気の面では岡田におよばないにもかかわらず、鳩山が押せ押せで突っ走っている……ように見える。
でも、よく考えてほしい。
はたして民主党に支持が集まっているのか?
要するに自民党に嫌気がさしているだけじゃないんだろうか。
だから民主党にまたエラーが出たら、一気に形勢逆転ということに……少なくとも麻生はそう内心思っているはず。
厚労省のスキャンダルで、どの時点で民主党の議員の名を出すか、誰かさんが熟考しているに違いない。
小沢スキャンダルの二番煎じといわれないタイミング。
しかも選挙直前で選挙民への影響がいちばんでかいあたり。
頭のいい人間たちが、どんな手段を用いてくるのか、お手並み拝見だ。
それにしても、毎週毎週出てくる内閣支持率に一喜一憂している現状ってひたすらさみしい。
マスコミも、自分の影響力を誇示するようなマネは下品だと思わないのだろうか。
“あまりにもわかりやすい政治”こそ危険だと、あの5年間でみんな学習したはずではなかったのか。
もっとわかりやすい例が小池百合子ですわね。
先日の読売政治欄の片隅にこんな記事が。
基地対策委員長 小池氏辞任意向
自民党の小池百合子・元防衛相は党国防部会防衛政策検討小委員会がまとめた提言内容を不服として、党基地対策特別委員長を辞任する意向を固め、党執行部に伝えた。
……例によって駄々をこねているわけだけど、彼女らしい嗅覚で泥船から逃げだそうともしているんだろう。
おみごとなり小池(^o^)