PART1「県境封鎖」はこちら。
私は現役時代、グラウンドではもちろん、球場を離れていても、いつも誰かに見られていると感じていました。その目は、チームメートであり、ファンの方々からであり、メディアからでもありました。それを意識するのは窮屈に感じるかもしれませんが、ジャイアンツの不動の4番であるならば、その目から逃げられません。ただ、その目は選手としての成長を促してくれるものでもあり、自身のエネルギーにもなるはずです。
……松井秀喜の滋味あふれる発言。岡本を鼓舞するために。
逆に言えば、このプレッシャーを自らの成長につなげられる人間だけが金看板を背負うことができるのだろう。思えば、松井は確かにそういう人間だった。
いやそれにしても今日の広島戦は胃が痛いことではありました。ウィーラーはいったいいつまで打ち続けるんでしょう。
PART3「その場しのぎの人たち」につづく。
本日の1冊はふたたび佐々木譲で「図書館の子」タイムスリップを中心にした短編集。この人、こんな技も持ってたんだ。