事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

どうする家康 第4回 清須でどうする!

2023-01-30 | 大河ドラマ

第3回「三河平定戦」はこちら

今川から離反して織田につくことになった家康(このころはまだ松平元康だけど)。清須城の威容に圧倒される。

圧倒されたのはわたしもいっしょで

「ラストエンペラーですか!紫禁城ですか!

とつっこみたくなった。織田信長という存在の大きさを強調したかったのだろうが、さすがにやりすぎなCG。

CGといえば、騎馬シーンがお粗末だと批判されているようだ。そこを予想したのか、今回はちゃんと生の馬(っていう言い方も変だが)に松本潤は乗ってました(笑)。

去年の「鎌倉殿の13人」は、登場人物になじみがなくて最初のうちはテンションをあげるのに苦労した。ところが戦国ものは、役者よりも役の方がメジャーという例が多く、これはこれで面白い。

ということで木下藤吉郎、柴田勝家、お市の方が登場。ひょうきんでいじられキャラな藤吉郎は、柴田勝家に徹底的にいじめられている。そこにお市の方がからむとなれば、この三人がのちにどんなことになるのかを知っていると味わい深い。

演じているのはムロツヨシ、吉原光夫(劇団四季の人だった)、北川景子

ムロツヨシの、ひょうけた藤吉郎の目だけが笑っていない感じがいい。

そして北川景子ですよね。圧倒的な美しさ。

お市の方といえば、岸恵子、松原智恵子、夏目雅子などが大河で演じてきた。とにかく圧倒的な美貌がないと成立しない役なわけで、その意味で現在は彼女がベストなのかもしれない。

信長の妹であるお市はこうも予言する。最後までついてくるのは家康だけかもしれませんよと。もちろん信長もそれを予感していて、久しぶりに相撲をとる気になった展開はうまい。

そして溝端淳平と有村架純が地獄へ堕ちていく。こんなにはっきりと“強姦”が描かれた大河は久しぶり。

第5回「瀬名奪回作戦」につづく

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売れるクルマ ほしいクルマPART2

2023-01-30 | うんちく・小ネタ

PART1はこちら

TOYOTAの社長退任に驚きつつ、トップテンに入っているクルマのほとんどがハイブリッドも用意されている。しかしハイブリッドの象徴のようなプリウスの不振は、単にえぐいデザインのせいだけとは思えない。まあ、新型の登場が近いので買い控えたという事情もあるだろうけれども。

にしても、今度のプリウスのデザインはクラウンそっくりじゃないですか。どうやら受注も絶好調らしいしね。

まあそれはともかく、実はハイブリッドというシステムをわたしは最強だと思っていた。エンジンと電気が補完し合うアイデアは、EVが浸透するまでかなりアドバンテージがある。燃費もおそろしく向上。プリウスのおかげというわけではないが、全国でガソリンスタンドがバタバタと廃業する一因ともなった。

ところが、よく考えるとハイブリッドは、エンジンも電池も積まなければならないわけで、どうも伸びしろがなさそうな気がする。しかも、日本にとって、というかトヨタにとって計算違いだったのが、世界的なEVの伸張だ。自前の技術であるハイブリッドに拘泥したおかげで、すっかりEV化に乗り遅れてしまったのである。だいじょうぶかニッポン、だいじょうぶかトヨタ。

さて、それではこれからの顧客である二十歳の若者たちはどんな車を買いたいと思っているか。このランキングも面白いのだ。

1位「アクア(トヨタ)」

2位「レクサス(RX/NXなど)」

3位「BMW(1シリーズ/3シリーズなど)」

4位「フォルクスワーゲン(ゴルフ/ポロなど)」

5位「プリウス(トヨタ)」

……どうなんでしょう。しっかりしているんだかいないんだかさっぱり。だいたい、どうして若いくせにフォルクスワーゲンを買いたいと思うのだろう。

自分も乗っているのでうれしくはあるけれど、教科書のようなクルマだから安心したいのだろうか。それとも、わたしの世代が読んでいた雑誌「ポパイ」において、車とはまずワーゲンのビートルだった伝統は生きている?

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