第169回はこちら。
無責任な芥川賞と直木賞の例によって予想をやっちゃいましょう。
今回の芥川賞のノミニー
「迷彩色の男」安堂ホセ著 河出書房新社 文藝秋季号
「Blue」川野芽生著 集英社 すばる八月号
「東京都同情塔」九段理江著 新潮社 新潮十二月号
「猿の戴冠式」小砂川チト著 講談社 群像十二月号
「アイスネルワイゼン」三木三奈著 文藝春秋 文學界十月号
直木賞のノミニーはこちら。
「なれのはて」加藤シゲアキ著 講談社
「ともぐい」川﨑秋子著 新潮社
「襷がけの二人」嶋津輝著 文藝春秋
「八月の御所グラウンド」万城目学著 文藝春秋
「ラウリ・クースクを探して」宮内悠介著 朝日新聞出版
「まいまいつぶろ」村木嵐著 幻冬舎
ってことで芥川賞の方はひとつも読んでいないけれども安室ホセの一点買い。小砂川チトもありかな。
直木賞は万城目学のファンなので「八月の御所グラウンド」にしたいんだけど河崎秋子の「ともぐい」に持ってかれそうだなあ。万城目のは薄味なんでそこを評価して欲しいんだけど、この「ともぐい」は今読んでいるんだけどとにかく濃いんです。
発表は明日か。
このご時世に、ジャニーズ事務所の加藤シゲアキを選考委員たちが選んだとしたら、それはそれでいい話だろうとは思う。いや本気で。