第3回「謎の男」はこちら。
前にも言ったように、藤原だらけでわけがわからないので、BSで午後6時から、総合で午後8時からこの大河を見る生活。NHKのいい客だよおれはよ。
そのままパソコンに向かえばオンエア当日にアップできるのに、先週からそうもいかなくなった。9時から「さよならマエストロ」を見始めたから。
この時間帯のTBSのドラマを見るのはわたしとしてはめずらしい。「半沢直樹」も「VIVANT」も「TOKYO MER」も「グランメゾン東京」もリアルタイムでは見ていないのである。
どうして勢いがついてしまったかというと、テレ東の「シェフは名探偵」にはまってしまったからだ。西島秀俊は本当にいいなあと。
ところがネットではこの番組への批判が集中している。日テレの某ドラマと設定がいっしょではないかと。そういう評判をわたしは気にしないが、この番組は責めてもいいんだとなるとネットの世界は苛烈だからなあ。去年の「どうする家康」もジャニーズがらみで集中砲火を浴びていたっけ。
その点、この「光る君へ」は好評のようだ。アンチ「どうする家康」な人たちが支持しているのかも。濃厚な展開は確かに去年とは方向性が違っている。この回も相変わらず濃かったです。出てくる貴族たちが悪い悪い。
そのなかでもいちばん危ないのが新天皇という驚きのお話。入内した(わたしはこの言葉を聞くとすぐにスターウォーズを思い出してしまいます)女性に寝所のなかで手首をしばり……ってそっち系の人だったの?
右翼の方々から怒られそう、と考えなかったわけではないでしょう。しかしNHKはドラマを優先した。けっこうなことだと思います。で、見終わってからは「さよならマエストロ」で中和するってことで。
第5回「告白」につづく。