1976年に起こったパレスチナゲリラによるハイジャックと、彼らを殲滅し、多くのイスラエル人の人質を救出したウガンダのエンテベ空港におけるイスラエル軍大勝利の実話の映画化。もうひとつ「エンテベの勝利」というのも作られたんだけどひどい出来でした。ユダヤのチカラかしら。
でもこちらはスターウォーズの「帝国の逆襲」を撮ったアービン・カーシュナーが監督なのでそれなりに見せる。ウガンダが舞台だからアミン大統領が陽気に登場するあたり、実話なのに映画的。にしても、パレスチナとイスラエルがまたしても微妙な時期に、イスラエル礼賛の映画を選択するわたしって……
チャールズ・ブロンソン、ピーター・フィンチ、マーティン・バルサム、ヤフェット・コットー(もちろんアミン役)、そして若き日のジェームズ・ウッズなど、やけに豪華な出演陣なのでした。