06 Neil Young - A Man Needs A Maid (Live at the BBC 1971)
「テレビがあるからやりにくいが、女性理事4割は、これは文科省がうるさく言うんでね」
「女性がたくさん入っている理事会が時間がかかります。(日本)ラグビー協会は(会議が)今までの倍、時間がかかる。女性が10人くらいいるのか、今は5人か。女性は優れており、競争意識が強い。誰か一人が手を挙げて言われると、自分も言わないといけないと思うんでしょうね。それでみんな発言される」
「あまり言うと新聞に漏れると大変だな。また悪口を言ったと言われる。女性を増やしていく場合は、『発言の時間をある程度、規制を促しておかないと、なかなか終わらないので困る』と言っておられた。誰が言ったかは言わないけど」
「私どもの組織委にも女性は何人いる? 7人くらいかな。みんなわきまえておられる。みんな競技団体からのご出身、また国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。お話もきちっと的を射ており、欠員があればすぐ女性を選ぼうとなる」
……ご存じ、JOC評議員会における森喜朗東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の発言。
なぜこんなに長々と引用したかと言うと、森会長への猛批判に反発する層が、例によってネット上でこう反発してきたからである。
「特定の部分だけとりあげている」
という揚げ足とりをなるべく回避したかったし、
「女性のことは持ち上げている」
という指摘もある。読解力の問題だろうか。女性は優れており、競争意識が強い……こういうのは賞揚ではなくて揶揄と言うのだ。
「(組織委員会の女性は)みんなわきまえておられる」
まず、この発想には男性であるわたしでも気が遠くなった。わきまえて、会議が長くならないように遠慮しているとでも?
「あの人のことだから仕方がない」
というムードもオリンピック関係者や自民党内部にはあるようだ。しかし逆に言いたい。そんな人物に組織委員会の会長を任せるほど人材は枯渇していたのか。思えばあの人は失言の連続だった……。なんと「明細書を見ろ!」につづきます。
本日の1曲はニール・ヤングの「男は女が必要」今回のテーマに合っているようで合っていないようで。
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