2024年6月号PART3 佐々木昭一郎篇はこちら。
なんといっても、「チャイナタウン」の脚本家である。大好きなこの映画を、わたしは「チャイナタウンがわからない」として連載した。名作です。
この、当初のタウンの脚本はわけがわからず、監督のロマン・ポランスキーがいじり倒してタウンは激高。しかしこの作品でオスカーをとったのは脚本賞だけだったというオチがついている。
でもポランスキーは懲りずにタウンと(これもわたしが大好きな)「フランティック」でふたたび組んでいる。
Wikipediaによれば、彼はクレジットなしで「ゴッドファーザー」「パララックスビュー」「天国から来たチャンピオン」などの作品に参加している。けっこう、たよりになる脚本家だったか、誇り高いが故に自分の名を守るために名をはずさせたのか……
浜畑賢吉篇につづく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます