荒川弘の大ヒット漫画の実写映画化。原作には何度も笑わされ、そして泣かされた。酪農青春漫画って素材を掘り出した(いくら荒川の実体験とはいえ)編集者はえらい。重版出来!
キャスティングがすごい、何をめざしたのか哀川翔と竹内力を並列させ(デッド・オア・アライブですか)、そこに石橋蓮司と吹越満と中村獅童がからむという狂いっぷり。
同級生にはなんと岸井ゆきのや矢本悠馬がいて、富士センセイは吹石一恵が完璧なボディを披露。ライバル役のお嬢様(絶対にそうは見えない)が黒木華。そして広瀬アリスが例によって妙になまめかしくて、およそ高校生には見えません(笑)。
ここまでのメンツをそろえながら、どうも今一つ冴えないんだよなあ。どうやらエピソードの選択をミスったのではないかと想像します。東宝と小学館はあわよくばシリーズ化を狙っていたはず。ちょっと残念。原作以上にタマコちゃんだった安田カナがすばらしかっただけに。
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