お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

一生に一度の

2008年03月01日 | 雑感
 早朝、花展会場へ、花の手直しがないかどうか、チェック。
  
 午後、「池坊華道家元が会場を回られる」 ということで、再び花展会場へ。

 会場すぐ入口付近に作品を展示している私たちM先生のグループ。
 
 家元は、まず、私たちの作品から見てくださった。 それも、作品ひとつひとつ丁寧にご覧になり、出品者一人一人にコメント、アドバイス。

 私なんぞ、家元のご尊顔を拝するのも初めての上、直接、家元から声をかけていただくのも、もちろん初めて。

 「これは、ボケの枝振りに苦労したでしょう。新風体立花ですよね」と、家元。
 「いえ、あの~ 新風体生花で生けたのですが~(「立花」でなく「生花」という生け方で生けたつもり)」と、消え入りそうな声で私。
 「うん、うん、いいんじゃないですか」と、家元。

 以上のコメントでしたが、私には「ボケ(私の『惚け』具合)で苦労して・・・『どうでもいい』花」と、講評されたような気がしたのでありました。

 おそらく、家元に直接コメントいただくのは、一生の一度のこと。

 華道仲間と「これが初めてで、最後よね~」と話したのであります。

 私は、花展にどっぷり漬かり、余韻に浸りたかったのですが、家元巡視察を受けて、すぐ帰宅。お葬式後のお参りの接待。

 夜は仏教壮年会3月例会のお茶くみ と 一日中走り回ったのでした。ふう・・・


 

 
コメント (2)
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