お寺のオバサンのひとりごと

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あるがまま その4

2009年07月22日 | 雑感
 臓器移植 について 

 お釈迦さまは、どう仰るだろう

 「医学が進歩し、病が重いからと言って、人の臓器まで欲してはいけない。あるがままに生きて あるがままに今生(この世)の生命を終えなさい」

と、諭されるだろうか

 親鸞聖人は、どう仰るだろう

 「脳死で臓器提供をしてくださる方がおられるなら、有り難く尊い。それで生き存える命も有り難い。
 しかし、臓器移植を受けられずに、幼くして亡くなる命も、悲しいことだが、決して単なる不幸ではなく、その子なりに精一杯生きたことが尊い。

 いずれも、その時その場の縁で生き存えたり、今生の縁尽きたりする。そして、いずれも、いつかは今生に別れ、往生(覚りの世界に新たに誕生)する尊い身の上である。

 臓器移植についての その場その時の状況での 各人の判断に 善し悪しはない し 何が正しいのかわからない」

と、仰るでしょうか

 皆様、どうお考えになられますか

 

 
 
 

 
コメント (3)
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