お寺のオバサンのひとりごと

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荘厳

2010年04月03日 | 仏教
 荘厳は、「しょうごん」と読みます。

 仏間、仏壇のお飾り(仏具、ろうそく、お花、香など・・・全てのお飾り)のことです。

 写真は、巡番報恩講中の報恩寺さんの見事なお荘厳。

 各ご家庭のお仏壇も、本堂の縮小版ですので、お荘厳の仕方は、同じです。

 お仏壇の場合も
 
 普段は、三具足(向かって左から花立て、真ん中に香炉、右にろうそく立ての3つ)ですが、法要の折は、打敷(うちしき:前卓に敷く逆三角形の金襴の織物)を敷いて

 五具足(外側に花立て1対、その内側に、ろうそく立て1対、真ん中に香炉の5つ)のお飾りをするのが正式です。

 写真中央寄りに白く見えるのは、お華束(けそく:小餅を飾ったもの)

 各ご家庭のお仏壇でも、スペースに応じてですが、

 上卓の真ん中に、お仏飯(仏飯器に盛ったごはん)

 お仏飯の両サイドに、小さな花立てに、シキミなどの青物の葉を1対(ここにもお花をさしておられるお宅が時々ありますが、上卓の花立てに、お花はさしません)

 あとは、ご本尊が隠れない程度に、菓子、果物などをお供えします。

 お仏壇のお荘厳がよくわからない時は、お参りに来た僧侶にお尋ねください。

 

 

 

 
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