お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

マザー・テレサ

2010年04月25日 | 雑感
 昨日、ソロプチミスト(国際的な女性のボランティア団体)の佐賀某団体によるチャリティバザーと上映会へ。

 映画は、オリビア・ハッセー主演の「マザー・テレサ」

 1946年混乱のインドのカルカッタ。カトリック修道院の女子校教諭だったマザー・テレサが、貧困にあえぐ、見捨てられた病人、孤児を一人でも救い、苦しみに寄り添うために立ち上がるところから映画は始まります。

 マザー・テレサは、教会(組織)に従うのではなく、God(神)意志に従って、救済活動をするため、所属していた修道会を出て、新しい修道会を創立します。

 今、混迷の日本政界で、離党、新党結成が続いていますが・・・

 マザー・テレサは、全く「我」(私利私欲)がなく、苦しみにいる人々を救うことに奔走するための独立だった。そして、たった一人で始めた尊い言動は、人々に感銘を与え、人を動かした。

 日本の政治家は、「政党のため」「自分のため」ではなく、「国民のため」に動いて下さっているのでしょうが・・・  
 その言動が、国民に感銘をあたえ、賛同させる 尊さがなく、残念に思います。

 さて、我が身は・・・

 宗教は違えども、「仏教者」の一人として、私自身恥ずかしく、いろいろ、考えさせられました。

 マザー・テレサは、自分に賛同してくださる方の「組織化」(組織化して、無駄なお金を使うこと)を嫌った。いつも、原点を忘れられなかった

 教団に身を置く一人として、教団内の「自分のため」でなく、「人々のため」にだけ活動しているだろうか
 教団内も「事業仕分け」が必要なんじゃないか・・・



 
コメント (6)
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