お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

先に往く者は

2012年05月20日 | 仏教
 昨日、親戚の寺院前住職の満中陰(まんちゅういん:四十九日)法要に、住職代理でお参りさせていただきました。

 故・前住職さんはユーモアあふれる方で、ウチの法事の時など、昨年往生した叔父と漫才コンビのように、皆を笑わせてくださっていたのを、なつかしく思い出します。

 晩年は、体がご不自由になられ、6年間、ご家族の介護を受けられたのですが、昨日のご住職(ご子息)のお話が心にしみました。

 「介護を要する身は、世間的には「役に立たない」身であるでしょうが、父が残してくれたものは、大きかった。老病死を身をもって、私たち、後の者に示してくれた」

 そして、前坊守さんの句をご紹介くださいました。

 じいちゃんが 教えてくれた 老病死
コメント (2)
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