お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

感受

2012年05月22日 | 仏教
 昨日の金環日食
 佐賀は部分日食だったそうですが、残念ながら、雨模様で観ることができませんでした。

 そして、昨日5月21日は、親鸞聖人のお誕生日
 本山(西本願寺)では、20,21日の2日間、降誕会の法要が勤修され、本願寺WebTVで中継がありましたので、パソコンの前で、しばしお参り。(何と、便利な世の中でありましょうか

 夜は、G寺さんにて開かれている、勉強会の末席に着き、講義を聞かせていただいたのですが、
 同じ世界でも
仏・覚者(真理・さとりを得た者)が見る・受け取り方 と
凡夫(いや、凡夫の自覚もない者)が見る・受け取り方 とは
ものすごい、大きな違いがある

 浄土を 西方過十万億仏土 と、教典(仏説阿弥陀経)で表現されているのは、
私(凡夫)の感受(自分中心の物の見方・感じ方)と 仏の感受(さとりの智慧で感受する)は、それほど大きな違いがある ということを表した教文。

 例えばの話
雑草と蘭の花を見て、差別するのが凡夫
雑草(いえ、雑草とひとくくりにするのは失礼で、それぞれ植物に名前があるでしょうが)とに、同じ美しさを感受されるのが、仏(覚者)なのだ と、聞かせていただきました。


コメント (2)
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