お寺のオバサンのひとりごと

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四苦八苦を解決する道

2013年10月24日 | 仏教
 本願寺新報(10月20日版)の「阿弥陀経まナビ」のコーナーで
河内義邦師が「思い通りにならない苦  四苦八苦を解決する道」と題して
分りやすく説いてくださっています。

 解説によりますと

「苦」は「身心を悩まされて不安な状態」
    「自己の欲するままにならないこと」
    「思い通りにならないこと」

 「自分のいのち(身心、人生)に関することであるにもかかわらず、自分の思いでコントロールできない事柄」
 
 お釈迦さまは。それを「四苦八苦」と示された。

 「四苦」とは「生老病死」
 それに下記の4つの苦を加えて「四苦八苦」

愛別離苦」(愛する者を別れる苦しみ)
怨憎会苦」(怨み憎しむ者と会わねばならぬ苦しみ)
求不得苦」(求めても得られない苦しみ)
五蘊盛苦」(人間を構成している五つの要素が盛んに、はたらくことから生じる苦しみ)

「五蘊」とは①色(しき:身体)②受(じゅ:感情)③想(そう:イメージ)④行(ぎょう:意思)⑤識(しき:識別)

 「四苦」とは私たち一人一人の生命活動そのものにともなう苦悩のこと
 後の四苦は、わたしたちが自分以外の人や物と関わって生きていくことにともなって生じる苦悩を表している

と、書かれています。

 仏教は「四苦八苦」を解決する道です。
 


 
       
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