お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

田植え

2014年06月23日 | 佐賀ネタ
梅雨空の下、佐賀平野では、この土日が田植えのピークでした。

 今年の天候はどうなのでしょう?

 このところ、涼しく過ごしやすい佐賀です。
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仏法をよろこべない

2014年06月23日 | 行事・案内
 昨日は、法専寺にて、組(お寺のグループ)の仏教婦人大会でした。

 11ヶ寺の仏教婦人会(ご門徒女性)87名、法中さん(住職、若院)が11名、当寺に参集。

 組内2人のご住職のご法話を聞かせていただき、仏教讃歌を一緒に歌ったり、
質問に答えてのコーナーなど、有り難い1日でした。

 質問の中には、
「(仏法)を聞かせていただきながら、よろこべない私がいます。こんな私に、何かご助言いただけますか?」
という質問もありました。

 ご講師は、「歎異抄第9条」を例にお答えくださいました。
  「歎異抄」の第9条では、弟子の唯円さんが、親鸞聖人に日頃の思いを勇気を出してお尋ねになります。
「念仏を称えているのですが、天に踊り、地に舞うほどの喜びが湧き出てきません。それに早くお浄土に往きたい気もしないのですが、どういうに考えればよろしいでしょうか?」
 それに対して、親鸞聖人は、何とお答えになったか?
 「けしからん、それはあなたの信心が足りないからだ」と叱られたでしょうか
 いえいえ、親鸞聖人は、
「私もそうです。あなたも同じ疑問を持っていたのですね」
と答えられます。
 そして、「そんなふうに、喜ぶべきことを喜べない、煩悩に満ちあふれた私だからこそ、阿弥陀如来が本願を立てられ、私を願われている」
ということをお話されます。

 そうです。いつも仏さまのことだけ思い、煩悩を捨てさり、「早く仏(真理の覚者)になりたい
な~んて、思う人は、そうそういないと思います。

 本願(阿弥陀如来が、こんな私をも、仏(覚者)にさせたいとの願い・はたらき)を
有り難いとも、何とも思わない私なのに
現に、願われている(宇宙のいのちをこの身にいただき、おかげさまの中に生かされ生きている)

 有り難いとも思わない私が
仏さまから願われていることを
有り難いと感じています。

 

 
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