散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

行ったことのある市(5) in 北海道

2009年02月08日 22時19分03秒 | Weblog
富良野市
・盆地だけあって、町から見渡すと360度山がある
・スキー場が有名だが、嫌だったなあ
・私がいたころは非常に寒く、マイナス30度以下になることが年数回あった
・最低記録は記憶にある限りマイナス36度だ
・以前にも書いたが、お盆の日の夜に息が白くなったことがある

・当時はピンと来なかったが、野菜が旨い
・私は農家関係のバイトを多くやっており、ジャガイモ収穫、スイカ収穫、ビート植え、ビート収穫の経験がある
・図書館ではちょっとした有名人であった

旭川市
・旭川美術館には時々行く
・最近は、その途中でいつも生姜ラーメンを食べている
・カクテルの町
・以前、世界カクテルチャンピオンになった人の店に行った

・富良野在住時代は旭川市に行くのが楽しみであった
・何時間もかけて買う本を選ぶのだ
・昔の旭川駅はいわゆる大衆駅で地下に商店街があった。
・地下街の閉店日におでん屋さんに行ったのはいい思い出である

深川市
・通過のみ

名寄市
・行ったことがない

留萌市
・行ったことがない

なんだか竜頭蛇尾で申し訳ない。あと行ったことのある市は残り少ないんだなあ。

20090208最近読んだ本

2009年02月08日 21時52分54秒 | 読書
頑なに雪まつり会場に目をそむけてしまう私でした。

■「ヤーンの選択 グインサーガ125」栗本薫
カメロン誘惑に迷う。ゴーラなんか捨てちまえって気もするが、そうもできないところが、この人の良いところでもあり。

■「<<ソル>>の子供たち ペリーローダン356」マール、エーヴェルス
ケロスカーとの意思疎通は成功するのか? ストーリー全体としては進展なしだ。

■「バーテンダー13」城アラキ、長友健篩
バーイーデンホールに新人が配属になる。
現実の話になるが、バーで新人を見ると複雑な気持ちになる。正直なところ、私は信頼するバーテンダーがいて、その人が作る酒を飲みに行くという要素が非常に強いからだ。しかし新人にも、なるほどこう育つのかと言うほどしっかりした人もいるし、伸びない人もいる。これまでの見聞では銀座のバーは非常に教育がしっかりしているケースが多く、大体ピントはずれの人はいないようだ。

■「酒場正統派宣言」馬場啓一
タイトルにセンスがないが、マティーニを夕方からガンガン飲むという日本人離れした作者はすごい。

■「ひとり呑み」浜田信郎
手軽なもつ焼き屋さんが札幌に欲しいと思うのであった(再読)。

■「そして名探偵が生まれた」歌野晶午
さまざまなバリエーションの密室ものだが、文庫の再収録があるのは残念。内容的には作者の過剰とも思われるフェア精神で、安心して読める。

■「ヘミングウェイごっこ」ジョー・ホールドマン
ヘミングウェイの贋作を引き受けた時から、謎の人物に付きまとわれタイムトラベルさせられてしまう。ホールドマンらしからぬユーモア・コンゲームSFといったところか。少々ドラッグ風味もあり、好みではない。

20090208ギャラリー巡り

2009年02月08日 15時14分59秒 | ART
本日はしんしんと雪の降る中、芸森→ミヤシタ→ポルトの3箇所。

■芸術の森美術館「見えるもの←→見えないもの」「片岡球子の裸婦」を見る。まあ、大体予想通りの感じ。普段もこの時期は人気の少ない美術館であるが、本日は完全に貸切。恐らく私が見ている最中は、誰ひとり来ていなかったと思われる。会場を出る時にすれ違うように年配の男性が到着していた。

展覧会ポスター


美術館の入口から振り返るとこんな感じ。


中庭のインスタレーション「SNOW FALL」。


ミヤシタへ移動するも、なお雪は降り続ける。「木村環鉛筆画展」は最終日にやっと間に合った。今回は全体に背景が暖かな黄色系の色で塗られている。今回特徴的なのは、もともと女性の髪の毛をよく描いていた木村さんの、その髪の毛が独立し、ワイヤーのような線として様々な形を描き出している。

前回のギャラリー倫土の展覧会でも、少し髪の毛っぽくなくなったなと思ってはいたのだが、その先に発展したように思われる。この線が良い意味で規則的ではなく、気持ちのいいランダム加減なのであるが、ここは作者の線のひき方の巧みさということであろう。

描かれたものも植物の塊のような物の中で蝋燭が燃え、その煙が塊を通して立ち上っているもの。小さな惑星のような世界でこんこんと流れ出る湧水。ワイヤーでできている親子惑星か連星のようなもの。また新しい世界が目の前に登場したとの思いで、嬉しくなる。

***
これだけ雪が降ると札幌に南の方から観光に来た人も大満足(いや、降り過ぎ?)ではないだろうか。一夜明けたときに数十センチの雪が積もっていたり、音もなく一日中雪が降り続けるのは、北国の醍醐味である。それほど寒くもないし、氷でツルツルなのよりは歩きやすいし、ぜひ雪まつり会場と地下街だけでなく、ちょっとした通りを歩いてほしいものだと思う。

札幌伝統の味

2009年02月08日 12時34分14秒 | 食べ歩き
札幌のラーメンも東京のようにダブルスープ・トリプルスープやつけ麺のように、新たなラーメンを目指して変わっていくのは当然だと思う。しかし、それはそれ、これはこれである。

今日は地下鉄澄川駅の裏側にあり、昔から気になっていた「K」食堂へとやってきた。思ったより広い店内、醤油ラーメン500円を注文してみた。



おばちゃんは常連さんとの会話を全くとめることなく、ラーメンを作る。フライパンに玉ねぎ・モヤシが入ったところで、大きく炎が上がった。すかさず、スープ、麺、野菜、チャーシューとメンマの順番に丼に入り出来上がりだ。

うむ、これは間違いなく伝統的札幌ラーメンではないだろうか(必ずしも味噌ラーメンが札幌の味というわけではない)。醤油ラーメンにモヤシはどうかなあ、と思っている私だが、これはなじみがよいので文句なしだ。

麺のゆで加減、野菜の火の加減、素朴で肉っぽいチャーシュー。さらにこの寒空にはどうしてもある程度の油が必要だ。トンコツスープにくど過ぎないくらいの油が冬の札幌ラーメンには欠かせないのである。



何となくいつまでもあって欲しい店だ。