散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

反動による暴走

2009年02月21日 21時25分43秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
金曜日は諸事情によりあまり面白いとは言いにくい飲み会。その反動が翌日でた。まずは古本とビール「A」にて、ドッグフィッシュIPAの60min。さわやかな香り、後味は相当残るほどに苦い。SF関連の文庫本を購入し、二条市場方面に移動。



バー「R」は2回目の訪問。ブルームーン、スレッジハンマー+ビタースのカクテルを飲む。この時間帯から飲めるのはありがたい。



18時を過ぎ、平岸へ移動。札幌には恐らく珍しいと思える”もつ焼き”の店「MI」である。ちょいとバラック的な店構えだが、店内に入りメニューを見る。うーむ、もつ刺しがあるのが珍しいし、もつ焼きを1本から注文できるのがうれしい。



飲み物は最初から燗酒。厚揚げとキャベツの煮物を食べながら、タン刺し、白ホルモン、ガツ、ハツ、レバを1本ずつ注文。





タン刺しにはいい脂が入っている。焼き物はそれぞれ違う部位の味がする。当たり前といわれるかもしれないが、札幌ではなかなかこうはいかないのである。

続いて煮込み。これもまた、複数の部位が入っており、シンプルな味噌味。一味を多めに入れて食べる。



さらにサガリ、タン、カシラを1本ずつ。ちょっと塩気がきつい感じもするが、これはたまらないぜ。何とも嬉しい店だ。カウンターにあった小説本も半分しか読めなかったので、必ずまた来ることにしよう。





平岸駅から帰宅しようとするも、1駅乗り過ごしたりしながらバタバタと帰る。


20090221ギャラリー巡り

2009年02月21日 15時42分59秒 | ART
断続的に雪の降る中、ギャラリー巡り。資料館→道新→時計台→たぴお→大同→富士フィルムフォトサロン→赤レンガギャラリー→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース→趣味の郷ギャラリー→NEW STARの13箇所。

■たぴお「PHOTOGRAPHY EXHIBITION MOVE 2」。三橋夏希、竹田あやこ、高井綾、Rie Yamamotoの作品は全体的に小品で、ひそやかな感じ。それぞれの統一感も良いと思う。

■大同「ima第1回北海道展」。フランスからの出品作が、普段見ない色使いで面白い。

■さいとう「加賀谷健至展-時の刻みかた-」。DMを見て「陶芸かなあ?」と思っていたら大違い。1メートル前後のサイズの木彫刻であった。皿のような形や、瓜を半分にしたような形、また祭壇状の彫刻と面白い形がそろった。

■趣味の郷ギャラリーでは隣が「佐々木敏光常設展示室」になっていた。きっちり描きこまれた風景画がなかなか良いと思う。しかし、ここにあった古書店は撤退か?

■スカイホール「北海高校美術部どんぐり会展」。珍しく別項にて。

冒頭写真は道路を除雪した後、アパートの前に残された雪。アパートからの出入りができないくらい降った。

第99回北海高校美術部どんぐり会展

2009年02月21日 14時09分22秒 | ART
毎年、豪快な作品が出品され、気持ちのいい展覧会の代表例といってよいのが、北海高校の展覧会だ。見ているうちに、これは他の人にも見てほしいという気持ちが湧き上がってきた。会場の受付の方にお断りをして、写真を撮らせてもらう。

村田愛莉「Dimolto-憂-」。150号の大作。良くこれだけの作品を、何とか破たんさせずに描けるよなあ。



村田愛莉「∇-コウ-」。バラと思える真赤な色。周囲に散らした緑の線とのバランスも良い。



村田愛莉「-3≦C<0(C=A.Campbel)」。単純な静物画にとどまらない、ハチャメチャさを感じる。



佐藤拓実「虚偽と真実」。高校1年にして、この意欲。これを消さずに上達してほしい。



菊池万生里「異形のメルヘン」。意欲壮大にして着地が失敗という気もしないこともないが、そういう作品こそ見たいと思うのだ。



杉澤玲奈「恋の裸イバル」。これはエネルギーを失わずに、良くできていると思う。



太田なつ香「成長期」。他に取り上げた作品よりはまとまり過ぎの感もあるが、北海伝統の巨大動物系だ。



登石莉彩「納屋の明かり(晩夏)」。この年にしてこのテーマ、この上手さ。



山本朱音「絢」。ちょっと顔が大人びすぎていて、そこがアンバランス。しかし、これも1年生にして上手すぎる。



金澤凌「Camouflage」。カムフラージュした結果、何だかよく分からないが、それもまた一つの実験である。


パリパリな

2009年02月21日 12時21分25秒 | 食べ歩き

今日の昼食は若干の二日酔いをかかえながら、以前も来た中華の「C」へ。今日もBランチ、パリパリあんかけ麺というのにしてみた。

野菜、豚肉、海老などの具が入ったあんかけが乗った麺。麺は極細まではいかず、やや細め。かなり歯ごたえがあるが、あんかけと混じり合うと美味しく食べられる。

今日の体調では途中で少し重く感じ、最後は酢を回しかけて食べきった。これはこれで美味しい。

名古屋のいろいろ

2009年02月21日 10時05分07秒 | Weblog
名古屋で思ったことなど。

名古屋の地下鉄は大変良い。路線数・本数が多いのは人口からして当然だが、それ以外にも工夫があると思う。まず一つがドニチエコきっぷだ。札幌にはドニチカキップというのがあり、500円で地下鉄乗り放題である。名古屋のドニチエコきっぷは600円で地下鉄・バス乗り放題である。

ここまでならば明確な差はないと思われるだろう。しかし、それ以外の割引サービスがいろいろあるのだ。私の名古屋初日であれば、スパゲッティ屋さんで100円引き(気付かなかったので、割り引いてもらってない)、愛知県美術館企画展100円引き、日展100円引き。2日目は古川美術館100円引き、名古屋市博物館50円引き(そもそも入場料が安い)なのである。これは600円をはるかに上回るお得感といえるだろう。

もうひとつ感心したのは、地下鉄からバスへの乗り継ぎが分かりやすいことだ。写真のようにバス乗り場が分かりやすく、バスから系統番号毎にすべてのバス停名が一望できるのだ。変に実際の地形に沿った形で表示するより、よほど見やすいと思う。



また地下鉄のキャラクター「ハッチー」、セントレアのキャラクター「なぞの旅人フー」と仲間たちなどのキャラものも努力の表れなのだろう(といっても、札幌地下鉄のキャラクターなど欲しいわけではない)。





当たり前のことだが、札幌と比べて良い所ばかりではない。一番気になったのは地下街の歩き方だ。札幌では地下街はほぼ「左側通行」というのが暗黙のコンセンサスであると思う(外国の人がいると混乱する)。しかし名古屋は全然滅茶苦茶、バラバラ通行であった。あれは非常に歩きにくいので何とかしてほしい。しかし、地下街が発達しており、必ずしも直角に交差していないところもあるので、やむを得ないということかも知れない。

おまけ写真。
サッポロラーメン「熊ちゃんの店」。なるほど、こういうところで木彫りの熊が使われているのか。



名古屋市博物館の喫茶店「サルターレ」のキャラ。脳みそがコーヒー。



実物を見たのは初めて「ナナちゃん」。


20090221最近読んだ本

2009年02月21日 09時25分45秒 | 読書
■「ネコソギラジカル(上)」西尾維新
文章をマンガ化すると、当然のことながら文字情報量は減る。しかしそこには”画”という情報が付加されるので、気になることはない。この作者の小説の場合、そのマンガを再度文章化したために、大幅に情報が切り捨てられてしまったような感じをいつも受ける。ま、今回はシリーズエンディングに向けて努力中。

■「ペルソナ探偵」黒田研二
ハンドルネームしか明かさない6人の男女が集う小説サークル。小説に描かれたそれぞれの姿は真実なのか? そして実際に起きた犯罪との関係は? なかなか面白かったけど、最初から叙述トリックというか何というか、驚きはない。

以下、図書館の4冊。
■「ロックンロール日和」山川健一
ロックンロール感想文という感じ。同世代以外の人には全く届かない。雑誌の一部として評論の中に感想文があると和らぐのだが、感想文ばかりでは…

■「ギターおもしろ雑学辞典」湯浅ジョウイチ
楽器としてのギターには特に興味がない。

■「JAPANESE ROCK STNDART 1967-1985」小島智
曲として取り上げられていた中で、私も名曲と思うのは以下あたりか。

ジャックス「マリアンヌ」
キャプテンひろ&スペースバンド「メリージェーン」
サザンオールスターズ「いとしのエリー」
YMO「テクノポリス」
RCサクセション「雨上がりの夜空に」
ジョニー・ルイス&チャー「Finger」
The MODS「激しい雨が」
チェッカーズ「星屑のステージ」

■「浪漫の夢オルゴール」佐伯平二、馬渕浩一
札幌でも年に1度くらいオルゴールの展覧会をやっているが、なかなか興味深いものである。基本的な構造と名前の由来が分かった。

名古屋のみやげもの

2009年02月21日 09時19分48秒 | 食べ歩き
先週の名古屋旅行で購入してきたみやげものは以下である。

みそおでん、どて煮、あんかけうどん(きしめん)、みそたま、手羽先煮、タイカレー2種(これは札幌では見かけないので購入)。




→とろみがついてテカッている。

寿がきや和風とんこつラーメン、台湾ラーメン。




→かなり和風だしの香りがする。

しるこサンド。しるこサンドは知る人ぞ知る名古屋名菓であるが、製造会社によると、リンゴジャムと蜂蜜を使い、夏場は塩加減を微妙に変えるという大変気合いの入ったお菓子なのである。