散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

とりあえず定番

2011年09月03日 12時03分19秒 | 食べ歩き
時間があまりないということで、駅前すぐの焼きそば「D」で、大盛り焼きそば・チャーシュー添えを注文。これが何と370円。ソースを適宜かけつつ食べる。



この店は焼き置きから焼きそばを出してくるので、非常に早く注文したものが出てくる。また、私の食べる速度というのは、非常に早い。両者相まって、意外と時間が余ってしまった。天気が悪いので外も歩けず、紀伊国屋書店で時間をつぶす。

このビル内の喫茶店2か所とも、ナポリタンスパゲッティがあったので、自分のためにメモしておく。いつか食べに来よう。とか思っている間に、集合時間が近づいてきた。小樽駅から、少し西方面へ歩く。


とりあえず小樽

2011年09月03日 11時01分24秒 | ART
本日はある会合での泊り合宿。天候が危ぶまれるが、まずはバスで小樽へ向かう。市役所通りで降車して、まずは市立小樽美術館へ。



時間があまり無いので、文学館をパスすると、入場料は300円。これでこの展覧会が見られるのは、とてもお得だと思う。



早速、2階の「濱本恵義 藤巻陽一 受贈記念新収蔵品展」から。堅実な濱本、シュールな藤巻と対極的な作品で、なかなか面白かった。

まずは、濱本恵義から。
「苦悩(自画像)」:もう50歳になったとは思えない、苦悩の自画像。かろうじて顔であることが分かる、暗緑色の作品。
「丘」:晩年は水彩のような穏やかな風景画を描いている。

続いて、藤巻陽一。
「橋下に見える風景」:これは30代の頃に描かれた、実にリアリズムの風景作品。
「時の流砂(茫漠の夢より)」:幾何学的図形を導入した、風景画のような作品。
「沈黙流砂」:これも幾何学図形の中から、一つ目と手がこちらに語りかけてくる。全体に安っぽくならないのは、何か苦悩のようなものが感じられることと、きちんと濃淡が表現されている色彩のためだろう。

急いで、一原有徳記念ホール(多分、一部展示替えされていた)、中村善策記念ホール(前回と同じ)を見て、さらに市民ギャラリーも回る。あまり時間がないので、駅方面へと向かおうとしたところ、大雨が降っている。さて、どうするべきか。



しばし迷っている間に、少し雨が小ぶりになってきたので、急いでアーケードの下へ移動。今日は「小樽・鉄路・写真展」をやっているはずなのだが、残念ながらパス。風も強いし、無事に展示されているのだろうか。

小樽駅周辺に戻り、パチンコ屋の建物で発見した彫刻。

「鰊場網衆」岡本誠。



作者名の名前の方は、写真の写りが悪かったため、恐らくこの字であろうと言うことで書かせてもらった。もし違っていたら、どなたかお知らせいただけるとありがたい。