散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

本日の四軒目~琴似でもう一軒といったら

2011年12月03日 21時45分32秒 | 飲み歩き・琴似界隈
さて、3軒目を出たものの、それほど酔っていない(←気のせい)。もう食べるのは無理だし、琴似で後一軒飲みに行くとしたら…、ということで、久しぶりにバー「M」へと行ってみることにした。



1杯目は塩気を求めて、マルガリータ。少し酸っぱい刺激の後は、2杯目にスモーキーマティーニを頼んでしまった。ジンはゴードン、ウィスキーはラフロイグ10という、ベーシックな作りだ。

他にお客さんがいなかったので、このあたりで私も酔っ払い、マスターといろいろ雑談(内容、覚えてない)。最後に止めをさすのは、ブルイックラディだ。…もう、味分かってないかも。



雪の降る中、よろよろと歩いて帰る。

本日の三軒目~琴似の至宝

2011年12月03日 20時30分13秒 | 飲み歩き・琴似界隈
大げさなサブタイトルになってしまったが、琴似でいつものバー「D」へ。1杯目はちょっと食べ過ぎなので、ビッグピート・クリスマスを注文。紹介文に「太田胃散が香ってきます」とあったからだ。胃薬的効果はさておき、強靭な香りのウィスキーである。



2杯目はこれも紹介文に誘われて、珍しくパトロン・レポサド。あまりストレートで飲むことのない、テキーラなのである。香りは特有のテキーラ香だったが、飲んでみてビックリ。甘味があり、じっくりと味わって飲んでもツンツンすることがない。ボトルもハイセンスだし、ハリウッドでも人気なのだそうだ。



3杯目は大きくチェンジして「苦く酸っぱいカクテルを」と注文。ウンダーベルク+シャルトリューズヴェール+レモン+ジンジャーシロップのカクテルが登場した。





おっと、これは傑作だ。ウンダーベルクの苦さ、レモンの酸っぱさは注文通りなのだが、ジンジャーの刺激が最後にやってきて、予想以上の味わいを感じる。

カクテルに満足して、フィニッシュはグレンキース1996カスクストレングス15年(エイコーン)。お手頃値段だったので、何気なく飲んだところ、できの良さに感心した(15年だもんね)。しっかりしたボディで、モルトとしての充実感がある。



メニューで非常に気になったロングモーン42年は、もう少し酔っていない時に飲まねばならない宿題だ。マスターがハーフショットでもいいと言っていたので、そうするかもしれない。

本日の二軒目~チェーン店 but 個人店

2011年12月03日 18時00分20秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日の二軒目は琴似に移動して、焼鳥の「D」(住所は二十四軒か)。この店、市内では時々みかけるのだが、私の行動範囲では見かけない店なのである。全国チェーンでもあるようだし、一度は行ってみたいと思っていたのだ。



ハイボールを頼んで、焼鳥はネック、み(もも肉)、レバ。漬け物も頼もう。



おっと、キャベツと枝豆が付くのか。焦って漬け物を頼まなくても良かったかもしれない。



焼鳥は何と言っても1本から注文できるのが嬉しい。鳥肉にはなかなかの旨みありだ。続いて、ナンコツとつくねを注文。つくねのふわっと感はちょうど良いね。タレの味もなかなか。



塩味の焼鳥には、小さなレモンスライスがついている。これを使うかどうかは別として、気配りが感じられるのが良い。店も思いっきりチェーン店かと思っていたが、20席位の小ぢんまりとした店である。店長は結構カウンター常連とほどよく会話もあり、個人店のような雰囲気。まあ、チェーン店的オペレーションもなくはないのだが、なかなか良いのではないか。

焼酎ロックとかわ、みそホルモンを追加。最後にゆず胡椒焼と鳥スープを頼んで終了。



鳥スープは予想通りのあっさり味。これにおこげやつくねを入れるメニューもあるのだが、かなりの満腹状態なので、スープだけで十分である。しかし、なかなか気分良く飲み食いできる店であった。またしばらくしたら来てみたい。



雪が降り続けている。

本日の一軒目~レバーパテうまし

2011年12月03日 16時49分54秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
私は自分で飲みに行く場合は2軒、がんばって3軒くらいしか店には行かない。一軒はバーに行き、そこで強いカクテルを飲むと、大体もうダメになってしまうのだ。しかし、今日は頑張って4軒行ってみた。

まずは一軒目。本日も16時台のスタート。となると行く店は限られていて、後のことを考えて洋風の店にしよう。ということで、バール「t」からスタート。先客が2名いて、ちょうど良いくらいの感じ。



1杯目は白ワイン。合わせるのはもつ煮込み。



もつ煮は居酒屋のトロトロ、形ありません系ではなく、部位の姿がはっきりわかり、歯ごたえあり系である。一番目立っているのは、胃袋だと思うが、キュキュッとした歯ごたえは良いね。味付けはトマト風味あっさり味であった。

2杯目は赤ワイン。これに先日好印象だった、白レバーパテを合わせよう。



パンにオリーブオイル、そしてそこに滑らかな白レバーパテ。これはかなりの旨みと言えるだろう。最初の一軒はこれくらいにしておいて、琴似に移動する。

20111203ギャラリー巡り

2011年12月03日 15時52分26秒 | ART
本日のギャラリー巡りは道新→時計台→たぴお→大同→紀伊国屋→大丸→エッセ→ミヤシタ→コンチネンタル→富士フイルム→三越→さいとう→ivoryの13か所。

■時計台ギャラリー「北海道現代具象展」。まあ、確かに上手いのだが…
輪島進一「ある記憶」:ペン画で駅のようなものを描いた作品。どこかスポーツ競技場のようにも見え、記憶によるデフォルメがされているのかも知れない。

■ギャラリーたぴお「EXHIBITION of BOX ART 5」。
池田宇衣子:白い箱に入った8連作。それぞれ箱の中のものと、短い詩のような文章が対応している。
田中季里:銅版の緑は緑青によるものだろうか。金属の立方体5個を配置した展示。壁に小さなスリッパの版画があり、赤と青のテントウムシの色が効いている。

林さんの過去の作品を写真で見せてもらったり、美術界のオキテを教えてもらう。今日はダメでしたが、今度ぜひ一杯やらせて下さい。

■大同ギャラリー「北海道版画協会作品展」。
石川亨信「トアイ」「モアイ」:これまでの全面模様と違った印象を受けた。
石井誠「箱についてⅠ」「同Ⅱ」:シンプルな箱。一度スタートラインに戻ったかのような印象。


→クロスホテル前。写真じゃわからないが、この白い棒が風にふらふら揺れている。

■ギャラリーミヤシタ「MARI FUJITA EXHIBITION 2011」。この方の展覧会に来ると、「年の瀬だなあ」という感じがしてくる(と、毎年書いているような気が)。今年も昨年に続く情念系の展示と言ったらいいだろうか。展覧会DMとの恐ろしい落差を感じるべし。



■コンチネンタルギャラリー「油展2011」。
桂下いづみ「羽先したたる」:滲んだ色彩で、カラスの羽のようでもあり、人々の雑踏にも見えるものを描いている。上手い。
今千紘「アキカゼガタツ」:グラデーションではなく、モザイク状に赤色を配した人物画。炎の女か。
柏木健祐「絵画」:横たわる裸体(死体?)、その顔をふむ白い服の男、いすに座る赤い服の女。緻密に描かれシュール。
村岡陽菜「dimness」:美化されていない地方都市の街角風景。

■ivory「鳥展」。
高橋あおば「波紋」:執拗な葉の書き込みと、茫洋とした水面の波紋。面白い。

目標達成するも

2011年12月03日 12時01分50秒 | 食べ歩き
私はカレーの「I」に大変良く行っているのだが、普通のカレーよりもカレースパゲッティを食べることが多い。実はこの店には、カレーとは何の関係もない、ミートスパゲッティというのがあるのだ。先日、駅前支店でミートスパゲッティを食べて、その意外な手作り感に驚いたので、ぜひ北2条店でも食べてみたいと思っていたのだ。

で、注文して出てきたのがこんな感じ。



食べてみると、タイムスリップしそうな味。昔、子供のころに食堂で食べたミートソースを思い出した。そして、味付けがかなり甘い。少々困って、タバスコ大量でしのいでみた。駅前支店のやつは、ウィンナーが付いていたのだが、それもないしなあ…。

まあ、宿題を解消できたので、良しとしておこう。