本日の昼食は、琴似に最近できた家系ラーメン「S」。家系ラーメンというと、札幌では某店(名前だけで、本当の家系ではないという話もあるが)のイメージがあまりよろしくない。しかし、ここは一度は行ってみなくては、何も言う資格もあるまい。
ガラスが曇っていて中の様子が分からなかったが、扉を開けてみると、幸いまだ若干の空席があった。カウンターに座り、味は一種類と思われる、らーめんを脂少なめで注文。大体、初回はお店の標準にゆだねる私だが、脂の多めだけはもはや耐えられない。
サービスの小ライスが到着、やや少ししてラーメンが到着した。見た感じ、脂はさほど多くない。早速食べてみると、おお、これはなかなかいけるな。確かにやや濃いめ、とろみがあるものの、さほどくどい訳ではない。麺がさっぱり食べられるストレートなので、ちょうど良いバランスではないかな。
ご飯にスープに浸した海苔、チャーシュー等を載せて食べる。ここでご飯がダメだと、サービスされたのもかえってマイナスになったりするのだが、ちょうどラーメンに合わせるには良い、かためご飯であった。
また、カウンターにはおろしにんにく、おろし生姜、辛味噌、ゴマなどがあるので、味に変化をつけてみるのも良いかと思う。私は辛味噌をひとたらし、生姜をほんの少しでスープの味の変化を楽しんでみた。
また、特筆すべきはお母さんの接客のよさで、どうもラーメン屋は無言というか、修行中のようになってしまう場合があるのだが、このお母さんの声かけは、間違いなく店から迎えられているなという感じがするのだ。ネットの情報を見ると、開店当初はてんやわんやだったようだが、今は確実に落ち着いているので、その時の印象しかない人は再訪すると良いと思う。
私は、次回はキャベツラーメンを試してみよう(カメラ忘れて写真なし)。