散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

余計な締め

2011年12月24日 21時30分08秒 | 食べ歩き
何となく小腹がすいてきて、フィニッシュはすすきのの蕎麦屋「M」でたぬき蕎麦。



飲んだ後には少し甘じょっぱい味付と、天かすのあぶら分が嬉しい。

地下鉄で帰るも、2駅乗り越してから戻る。いい酔っ払いだ。

雑誌表紙記念訪問

2011年12月24日 20時58分56秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日の3軒目はすすきののバー「N」。ちょっと予定とは違ったのだが、某雑誌の表紙を飾っていたので、カウンターに座るなり「雑誌を見てきました」などと冗談を言ってみた。

1杯目は今年の酒という感じで、サウダージ。Nさんに雑誌を見せたところ、カウンターにいた他のお客さんに読まれてしまった。





2杯目は官能的なカクテルのカルヴァドスバージョン。やはり贅沢な味だ。

3杯目はなぜかマンハッタン。たまに飲むと美味い。やや混雑してきたので、移動。

4軒目はバー「SL」。しかし、もはや限界気味か。

1杯目は「ウィスキーソーダを」と注文すると、メーカーズマークのソーダ割りが出てきた。バーボン特有の香りがあまりしないので、すっと飲める。

記憶があいまいなので、どうしてそういう経緯になったのだかも分からないのだが、バイオレットフィズが懐かしいという話になった。ここで「バイオレットフィズ」っぽいものを、と注文して見ると、「うーん、ブルームーンハイボールのようにしましょう」とマスターが考案。



彩りよく、飲みやすいカクテルになったが、これでも結構バイオレットリキュールの薄甘さが出てくる。これメインにしたら、私はかなり苦手だったかもしれないな。

よし、今日も良い飲みだった。後は会社の納会と、個人忘年会だ。

翌日二日酔い。

クリスマスもつ焼き

2011年12月24日 18時24分08秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
タイトルにアンマッチな言葉を並べてみた。

検査のために2日間禁酒(って言うのか?)して、解禁の1軒目。狸小路そばの「M」。寒かったため1杯目は焼酎番茶割り。マカロニサラダを注文。



マカロニサラダに玉ねぎの少し大きな部分が入っていて、齧ってみたところ、非常にカラい。今日は玉ねぎの処理にダメ出ししておこう。追加の一杯はハイボール。何だかジョッキになみなみ入ってきた。

少し酔って2軒目は今年開店でお気に入りになった店「I」へ。今回は狸小路側の入口写真を掲載。



まずは黒ホッピー。通しは昆布&大根。ちょっとだけ肉が入っているのが、もつ焼きの店らしい。



今日はどんどん注文する。まずはタン刺し。さっぱり。



続いて、ハムカツ。これは衣がパリパリのスタイル。



懸案事項だった、豚足。温かくなっているので、骨離れが非常に良く食べやすい。味付けに辛子をもらう。



ここで安らぎのぬか漬け。



次も懸案だった、煮込み豆腐入り。さらに今日はガーリックトーストも付けてみた。これが合う。



締めに子袋タレ、カシラ塩。



今日は宴会チームや、次々に二人連れがやってきて結構な混雑であった。

20111224ギャラリー巡り 多分、今年最後

2011年12月24日 15時32分36秒 | ART
恐らくちゃんとギャラリー巡りをするのは、今年最後だと思う。昨日も回ったので、芸森→KAMOKAMO→マルヤマクラス→ポルト→ミヤシタの5か所のみ。

■札幌芸術の森美術館「Living Art -日常-」。
今村育子「ふれる」:暗闇の中、ライトを使った展示。説明は避けておくので、現物を見て欲しい。
高田稔「bus stop」:バス停は錆びて倒れ、待合所も朽ち果てている。恐らくバスは二度と来ないのだ。
同「holiday」:遠浅の海に向かって立つ少年と犬。貝でも探しているのか、それとも、街が全て流されてしまったのか。
同「散歩」:フェンスの向こうには雑木林が見える。珍しく海のない作品。

高田稔の個展で、確かあまりにも東日本大震災を思わせるので出品作を変えた、といったことが書いてあった記憶があるのだが、確かに見ようによってはそう思える作品も多い。

河野健「sidewall」:巨大なトラックのタイヤを壁に見立て、その横に子供がいる。しかし子供の手には、おもちゃのトラックが。見ようによってはシュールな作品。
山岸せいじ「気がつくと一歩すすんでいる」:記憶の不確かさを再現するかのような、ブレた風景と人物。
吉川聡子「今日という日」:街角ですれ違う男女。前を向いて生きていくしかないのだ。

齋藤周「今日のながれ」:風景の中に描かれている人は非常に小さい。たとえるならば、鳥取砂丘の遠景写真に登場する人位のサイズである。しかし近寄ってみると、とても丁寧に描き分けされているのが分かる。
jobin「そっとみなもに」:立体睡蓮。観察者も体を動かすと、空気が動いてしまい、この作品に参加せざるを得ないのだ。
會田千夏「Katari-jima 2011.7.24」:この島には永遠の平和しかないのか…

會田千夏「portrait 2011.11.26シリーズ」:ポートレートシリーズが4点。自身のうちに潜んでいるように思われる「誰か」を描いているのだそうだ。それぞれの印象を書いてみよう。
 「a」:猫。
 「b」:スマイル! しかしそこには欠けた何かがある。
 「c」:暖かい色、しかし取っつきにくい。
 「d」:これこそまさに隠された自分。もしかしたら一生目を覚まさないのかも。

杉山留美子「HERE・NOWあるいは難思光シリーズ」:基本的な技法としては同じなのだろうが、受けた印象は一変していた。なんといっても「白!」が強く感じられる。明確に白と紫などの色が両立している作品もあるのだが、7点中4点はほぼ白色で、ほのかに紫や赤、緑といった色が認識できる程度に使われている。当然、単純なものではなく、一度塗り込めた色の上に白色を載せているのだそうだ。心境の変化があったことが伺える。



そら「MOON TRAVEL」:この作品だけ撮影可能。月の下の方に座って撮影しても良いのだ。





中庭には澁谷俊彦の「スノーパレット2」。かすかな色彩が見えるだろう。しかし大雪になったら、埋もれてしまうかもしれない。



■ギャラリーkamokamo「木村環鉛筆画小品展」。細部に魂が宿る作品群。久しぶりに作品にお目にかかったのだが、残念なことに老眼が進行。ルーペを使いながらも、見るのに苦労した。木村さん、年変わらないんだけどなあ。

■ギャラリーミヤシタ「梅沢みほ展」。作品は大きく2傾向に分かれ、ひとつは暖色中心の風景画。温かい感じ。もう一つは色彩の上に白い色を塗り重ね、さらにスクラッチすることで下地の色を見せているもの。こちらは何だかひりひりした感じがする。

天気予報は大外れで、雪は全く降らないのだが、気温が急激に下がってきたように感じる。