散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20130416最近読んだ本

2013年04月16日 23時49分00秒 | 読書
■「Whisky World 2013 APRIL」
南極で発見された100年前のウイスキーにわくわく。

■「女ひとり寿司」湯山玲子
女一人ではハードルの高そうな寿司屋を選んで行ってみるという話。味の表現と人間観察力はなかなか。私も一人寿司に行ったことはあるのだが、常連が盛り上がっていたりするとなかなか辛いものである(再読)。

■「ヒッグス粒子と宇宙創成」竹内薫
知らぬ間に素粒子界は恐ろしいことになっている。

■「O.tone vol.54」
今月は寿司屋特集。会いに行ける名作は岩橋英遠「氷結する湖」。滝川市美術自然史館所蔵品なのだが、現在は北海道立近代美術館の「岩橋英遠展」に来ている。

■「浜村渚の計算ノート4さつめ」青柳碧人
これを読んだ君はきっと数学が好きになるだろう(ならない?)。オペラ仕立てのミステリも笑える。

■「新・新本格もどき」霧舎巧
マニアの屋上屋を架すという感じだ。

■「プールの底に眠る」白河三兎
まあ、青春ではある。

久々の東京出張(7)

2013年04月16日 23時34分35秒 | 旅日記
浜松町の本屋で本を一冊購入し、羽田空港に移動。おお、卓球の福原愛選手の(多分)等身大人形が…。東京オリンピックの招致活動のためだろうか。自分だったら、ちょっと嫌だな。



しかしここで、機材遅れのため出発便が25分遅れるという嫌な情報が入った。これで帰宅は23時過ぎになる。



空港のロビーでマッサージ椅子を使用して時間をつぶしてから飛行機へ。

飛行機の中では爆睡(首が痛い)、新千歳空港からのJRは満席とあって疲労感がにじむ。空港で購入した天むす弁当は食べるタイミングを逸し、自宅に帰ってから食べた。



これで旅日記は完了。途中で見たアート関係の紹介は別記事をいずれ作成する予定。

久々の東京出張(6)

2013年04月16日 18時29分38秒 | 飲み歩き・東京
さて、夕方になり新橋へ移動だ。1軒目は新橋駅前ビルにある、立ち飲み「G」へ。



サービスタイムの緑茶ハイと鶏モツ煮を食べる。甘辛いモツ煮がいい。



それはいいのだが、前回来たときも、何となくダルな店の兄ちゃんの雰囲気が今ひとつだったのだ。1杯で切り上げて、新橋をさまようがどうもピリッと来る店がない(17時前なのだ)。

空港へ行く事も考えつつ、早めに浜松町に移動。浜松町といえば、何と言っても「A」だ。



前回立ち寄った時は、時間が少し遅かったので待ち行列ができていたのだが、今日はまだ時間が早い。店内席も空いているのだが、ここは何と言っても外での立ち飲みだ。ビールとてっぽう、そして一人一本限定のだんご(軟骨入りつくね)を注文。





まずはてっぽうが到着。あまり甘くないタレとこげた所のほろ苦さが実にうまい。



そしてだんごも到着。青海苔フレーバーと歯ごたえ、肉のうまみがたっぷりだ。



立ち飲みしている人たちは、歩道を行く人を尻目に、いかにも満足げな顔をしている。今日はハワイから来た夫婦が私の近くに立ち、片言の日本語で注文して「オイシー」と言っていた。周りの人も調子に載って「ここ、日本一」とか適当な事を言っている。



さて、満腹が近く、ここも切り上げて、次は浜松町近くで気になっていた酒屋の立ち飲み(角打ち)「T」へ。



最初はまだシャッターがしまっていたが、近くを一周してくると開店していた。聞くと「だいたい5時頃開店」との事であった。近所のサラリーマンは17時半までは仕事だろう。しばらく一人で飲んでいると、17時45分頃からどんどん客が増えだしたのであった。





私の注文はジャックダニエル水割り(2杯)、何か軽くということで、酒屋の定番チーチクをもらってちびちび食べる。



TVニュースでボストンマラソンでの爆発事件の続報を見ながら、ジャックダニエルのロックをもらい、これで締める事にした。

久々の東京出張(5)

2013年04月16日 16時02分29秒 | ART
最悪の場合、14時過ぎに開放されるかと思っていたのだが、12時に業務終了という事になってしまった。ということで早速上野に移動。今日はまず国立西洋美術館の「ラファエロ展」を見よう。



結論から言うと、私にラファエロの全てを把握し、言葉にするのは無理というものだろう。いずれにせよ「自画像」「大公の聖母」が見られたことと、ラファエロの作品を多数見られたことについては満足である。

「自画像」:古さを感じさせず、どことなく現代人の精神を思わせる自画像だ。
「父なる神、聖母マリア」:頭に直接翼の生えた、可愛くない天使がみもの。
「若い男の肖像」:人物の描き方、背景の雰囲気がレオナルド・ダ・ヴィンチ様式という感じがする。
「大公の聖母」:すごく好みのタイプの作品という訳でもないのだが、ちょっと非の打ちどころがない。

「無口な女(ラ・ムータ)」:上半身を描いたのだが、手や懐の辺りの立体感がすごい。
「ムーサの頭部」:デッサンを見ると、ラファエロも生きた人だったんだなと思ったりして。ボッティチェリのデッサンを見たときにもそう思ったものである。
「エゼキエルの幻視」:怪物も登場する、パノラマチックな作品。

ラファエロ以外の画家についても少し。
ラファエロ周辺の画家「赤い服を着た若い男の肖像」:周りの飾りが多い。この辺に画家の自信のなさを感じたりして。
フェデリコ・ズッカリ「牢獄から解放される聖ペテロ」:天使が降臨し、ペテロを救うドラマチックなシーン。ラファエロ作品に基づくものらしい。
セバスティアーノ・デル・ピオンボ「女性の肖像(ラ・フォルナリーナ)」:これは上手い。濃密な色彩である。

今回は国立西洋美術館の常設展はパスして、いつも気になる東京国立博物館の常設展を見る。



「大神社展」も開催されているのだが、どうも神社関係は興味を引くものが少ない。



入場すると東博のマスコットがお出迎え。



東洋館がリニューアルオープンされたタイミングだろうか。前庭の芝生に18~19世紀韓国の「羊」石像が設置されていた。



まずは本館を駆け足で見ていく。撮影可能のためいくつかの写真を撮ったのだが、これは稿を改めてご紹介したい。特集陳列で平成25年に新指定された国宝、重要文化財の展示があった。ここは撮影不可のため、いくつか紹介しておきたい。

「木造不動明王及童子立像」:新国宝。不動明王はしっかり、二童子はいきいきした作品。
「醍醐寺文書聖教」:新国宝。見ても分からないけど。
「銅造釈迦多宝如来坐像」:新重文。小さな像だが、切金模様がしっかり残っている。
「北海道船泊遺跡出土品」:新重文。北海道で発掘された、縄文時代(紀元前2千年~千年)のもの。貝玉、硬玉、貝輪、釣針、骨斧、骨刀など色々なものが展示されていた。

また、ミュージアムショップも本館1階に移転し、新装オープンである。



それから久しぶりの東洋館訪問だ。



こちらは地下1階から5階まで東洋美術の展示満載ということで、すばらしいというか、途中で「もう助けてくれ」というか、大変なのである。これを本当に堪能しきるためには、何日かかけてじっくりと回る必要があるだろうな。かなり興味を引かれる展示が多かったので、売店で「東洋美術図録」を購入する。

こちらも稿を改めて何回かに分けて展示物の紹介をしたい。特に中国、パキスタン、カンボジア、タイなどの仏像は非常に興味深いものがある。

久々の東京出張(4)

2013年04月16日 12時00分10秒 | 食べ歩き
比較的調子良く、6時前に起床。



朝食はしっかり食べたいなと、ご飯の食べられる所を探すものの、銀座のど真ん中とあってどうも見つからない。カフェでパンなんか食ってられないしな。



結局、まさかの「F」そば2連発! という事になってしまった。ご飯を食べたかったので、ミニカレーセット(ワカメ、ネギ入りの温そば付き)を注文。うむ、そこそこに旨い。



食事を取った後、ホテルで休憩してから出社。しかし、会議開始までには時間があるので、銀座から有楽町界隈を散策。

フェルメールセンター発見。



超渋い横丁発見。有楽町のガード下だ。



ほう、蕎麦、うどん、カレーか。



さて、そろそろ会社に出社しようとすると、地下鉄が停止していて焦る。



徒歩で2駅程歩いているうちに復旧したようで、何とか会議開始までに到着。出席者の中で、私一人が汗だくだ。

さて無事、会議は終了。昼食は社食でアスパラとカニのクリームソースパスタ、コーヒー付き。実は今日の仕事はこれでおしまいで、後は移動扱いなのである。まさか私がこのまますぐ札幌に帰る訳がない。