散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

東京出張ふたたび(10)

2013年04月25日 22時37分02秒 | 飲み歩き・東京
銀座に移動して、本日の2軒目はバー「HF」。かなり久しぶりの訪問だ(4年振り?)。

1杯目はマスターU氏に相談した結果、スプリングフィーリングハイボールということになった。結構酔っ払い気味なので、さっぱりしたこの味がいい。

2杯目はイエーガーマイスター+ウォッカ+グレープフルーツの苦さっぱり系カクテル。静岡旅行帰りのお客さんと静岡の話をして(記憶が断片的だ)、自分が酔っていることにもちゃんと気がついて2杯でホテルに帰ることにする。



帰る途中でタチバナ刑事お勧めの「Y」そばを発見! 突入だ!



玉子は普段控えているのだが、つい、月見そばなどを頼んでしまった。



こうしていくつかのチェーン店でそばを食べてみると、歯ごたえのない麺も飲んだ後には非常に良いことが分かる。

今日はコンビニで酒は買わなかったけれども、冷たいものが食べたくなってガリガリ君を購入。しかし、日中は十分暑いと言っても良いくらいの東京なのだが、夜はそこそこ涼しい。札幌暮らしの私には負担の少ない季節かもしれない。


東京出張ふたたび(9)

2013年04月25日 19時53分01秒 | 飲み歩き・東京
会社のビルからは写真にしてしまうと大したことはないが、スカイツリーが結構大きく見える。



何だかんだあって、仕事終了。月島へ移動。



夕食は仕事の流れで食べてしまったので、本日の1軒目はバー「AT」から。



1杯目ガンメルダンスク+ライム+ソーダ割り、2杯目フェルネブランカ+ライム+ソーダ割り。



歩いて銀座に移動する。


東京出張ふたたび(8)

2013年04月25日 12時59分35秒 | ART
本日の2か所目はブリジストン美術館「日本人が描く Paris、パリ、巴里 1900-1945」。

黒田清輝「ブレハの少女」:かなり狂気をはらんだ目をしているように見える。こんな画も描いていたのか。
和田英作「読書」:全く同じモデルで浅井忠も「読書」という作品を描いているのだが、和田の方が肉体に迫ろうとしているように見える。浅井の方は「読書」という精神を描こうとしているようだ。
藤田嗣治「巴里風景」:何だか中東の雰囲気が感じられる。和洋折衷でこうなったのか。

岡鹿之助「セーヌ河畔」:色と素朴な形で、ルソー派という感じか。
岡鹿之助「魚」:平目、海老、鯖?、ホウボウ?、小海老等が描かれている。奇妙な味というか、シュール一歩手前だ。

 

この展覧会は2室だけで、後は普段の「ブリジストン美術館コレクション展 印象派から抽象絵画まで」である。

ポール・セザンヌ「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」:何となく風景画と思っていたが、段々この作品の妙なモコモコ感が分かってきた。
ポール・ゴーガン「乾草」:薄塗りの淡い色がいい。
アンリ・マティス「画室の裸婦」:真っ赤とオレンジで構成された裸婦。その他5点の作品があるのだが、作風がバラバラだ。

モーリス・ド・ヴラマンク「運河船」:白、青、赤、黄と色彩が明るい頃の作品だ。
アンリ・ルソー「牧場」:人と牛の大きさのバランス、前後関係のおかしさで、一発でルソーだと分かるのだ。
モーリス・ドニ「バッカス祭」:もちろん祭りで踊っているからなのだが、妙なリズム感がある。色彩も少ししか使われていない紫が妙に効果的だ。

ラウル・デュフィ「オーケストラ」:これは三岸の勝ちだな。
ラウル・デュフィ「ポワレの服を着たモデルたち、1923年の競馬場」:緑の芝生の上に、それぞれの格好をした6人のモデルが立つ。ファッション画のようである。
パブロ・ピカソ「生木と枯木のある風景」:妙に整然とした家とくねくね踊る樹木が対象的。

パブロ・ピカソ「画家とモデル」:モデルは右端にわずかに首から上が見えるのみ。描かれた緑の人物はキャンバスからはみ出ようとしている。そして画家の部分がもっとも目立っており、ピカソの自分≧作品>モデルという感覚がそのまま出ている。モデルよりも、描いた俺様の作品の方が凄いんだ、という所だ。
ワシリー・カンディンスキー「二本の線」:線に小さい蛇、ハートマークなどを散らして、可愛い作品だ。
ピート・モンドリアン「砂丘」:彼にもこんな時代があったのかという、点描作品。

ピエール・スーラージュ「絵画、26 May 1969」:黒と茶だけで構成されており、絵画から書道に近付いた境界作品のようだ。
白髪一雄「観音普陀落浄土」:赤と黄色の上に、青と白の線がギュギュンと引かれたダイナミックな作品。

やはり近代洋画を一望するには、手っ取り早いコレクション展である。

ここから、京橋付近のギャラリーを6か所ほど回って見たが、恐ろしい程入りにくい古美術商とかがあるね。

ギャラリーび~た「加藤英水彩画展」田園的
→ドゥ画廊「中尾成新作展」キュビスム的ドイツ風景
→ART SPACE繭「井上洋介 木版「ガード風景」展」
→鈴木美術画廊 相原求一朗「小春日和の浜辺」があった
→Gallery Nakayama
→ギャラリー・アートグラフ「和田喜子写真展 ローライぶらぶら日和」まだ残る東京の懐かしい風景。

ここで一旦仕事場へ。

東京出張ふたたび(7)

2013年04月25日 11時54分29秒 | 食べ歩き
前回の東京出張では「F」そば2連発という暴挙に出たのだが、今回は他のチェーンもカバーしていきたい。ということで、「K」そばへ。



朝食が軽かったので、ミニかき揚げ丼セット(もりそば)を注文。かき揚げは揚げ置きを使った、しっとり濃いめ味。



そばは結構歯ごたえのあるツルツル系。小梅とネギが取り放題である。



成程、店によってメニューもそばの向かうベクトルも、かなり違うようである。冷たいそばを食べたので、ポットに入っていた熱々のそば湯が嬉しい。

東京出張ふたたび(6)

2013年04月25日 11時32分44秒 | ART
朝一番は出光美術館「源氏絵と伊勢絵」へ。平日の午前中だというのに、かなり大勢の人(観光ツアーか?)が訪れている。後で、学芸員の展示説明があったのだが、ゆうに50人はついて回っていたような気がする。



岩佐又兵衛「源氏物語野々宮図」:すっと姿の良い光源氏。但し顔はビックリするほどの面長だ。
岩佐又兵衛「在原業平図」:業平は他の作品を見ても弓矢を持っているものが多かったような気がする。なよなよしたイメージだったのだが、東国に旅をしたわけだし、意外と文武両道なのか。
伝土佐千代「源氏物語図屏風」:草花や衣服、画中画などがかなり細かい。

狩野派「源氏物語 早蕨・手習図屏風」:大きな松が描かれていて、さすが狩野派のタッチ。
狩野探幽「源氏物語 賢木・澪標図屏風」:季節があり、自然がありで描かれている。
土佐派「伊勢物語色紙貼交屏風」:朝顔のつるに画が連なっており、物語性を感じさせる作品。

土佐光吉「源氏物語手鑑」:実に植物が鮮やか。
伝土佐光吉「源氏物語図屏風」:今回は54面が一気に見える屏風を随分見たような気がする。
伝土佐光則「源氏物語画帖」:色彩も良いのだが、これはかな文字がいいねえ。

酒井抱一「八ツ橋図屏風」:かきつばたはもちろんなのだが、橋桁などにもデザイン性が盛り込まれている。
「荒磯蒔絵十種香道具」:2個ペアになった松、梅、ツバメ等の模様が入った道具があった。香りを合わせる目印に使うのか。
ムンク「秋」:今年も新たな3点が展示されていた。紫の曲がった道がいい。

一通り見て回り、冷たい烏龍茶で休憩。ここは景色もいい。



ビルの壁に展示されている「翁面」。


東京出張ふたたび(5)

2013年04月25日 09時27分47秒 | 食べ歩き
6時前に起床。今日の天気は悪くないようだ。ホテルの2階におり、朝食を取る。



最初にパンが目についたのでパンを取ってしまった。サラダとキャベツ&コーンのスープも食べる。どちらかというとご飯の方が腹もちがいいので、後でおにぎり1個と味噌汁も食べておいた。

本日の午前中は実は自由時間のため、有楽町方面へ徒歩で向かう。

途中にあった変なビル。建物内は先まで行けない感じだが、外側にははしごがついている。私の場合、足がすくんで動けなくなる気がする。