散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20130427最近読んだ本

2013年04月27日 22時04分58秒 | 読書
■「星新一 1001話をつくった人 上下」最相葉月
もちろん作者の主観が入っているので、全てが正しい訳では無かろうが、良くここまで星新一の内面に踏み込んだ。星の孤独な戦いに心打たれない訳にはいかない(再読)。

■「すべてがEになる」森博嗣
再読。

■「池波正太郎の銀座日記[全]」池波正太郎
再読。

■「なにこれ!? 北海道学」池田貴夫

以下、図書館の3冊。
■「日本のバス」鈴木文彦
バスに関する歴史と現状がわかる本。現在の最長バス路線は大宮~福岡で、これまでの東京~福岡間を行く「はかた号」を越えたらしいのだ。これはぜひ大泉さんとミスターに乗ってもらうしかあるまい。

■「「東電叩き」シンドローム 脱原発論の病理」東谷暁
確かに東京電力は絶対悪の組織ではない。

■「脱原発時代の北海道」吉田文和
1冊前の本とかなり対極的な位置にいる本だ。かように議論がかみ合うまでの道のりは遠い。

札幌の立ち食いそばと言えば

2013年04月27日 20時11分23秒 | 食べ歩き
すっかり東京で立ち食いそば(おおむね椅子ありだが)を堪能してきたが、札幌でも突然行きたくなってきた。となると、まずはこの「H」そばであろう。幸い、すすきのから大通にやってきたところ、店はまだ営業していた。



メニューを見て、うーん、天ぷらそばにしよう。



どう、爪楊枝だってただ詰めておけばいいってもんじゃないんだよ。客がとりやすくするこのサービス精神はどうだい。

ネギたっぷりの天ぷらそば。この場合の天ぷらはいわゆる天ぷらではない。蕎麦つゆを含むための座布団の役割を役割を果たすと思ってみてはどうだろうか。



飲んだ後にはこれがいいのかも。立ち食いそば屋は、この他に札幌駅方面と昭和ビルにもあったかな。

恒例旅の報告会

2013年04月27日 20時01分32秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
旅から帰ってきたら、バー「N」に報告に行かなくてはなるまい。先日12周年を迎え、送られてきた花も賑やかな状況で、記念日サービスだったワインを少々頂く。



通しも記念日バージョンである。



ワインに合うけど、しかし、クレールミロン1999なんて飲んでも良いのかね。香りが非常に良いが、どことなく醤油と通じるような不思議な感じもする。

さて、カクテルの1杯目はアクアビットシャンゼリゼジョーヌから。



やっぱりこのカクテルはシャルトリューズジョーヌの方がバランスがとりやすいように思う。色も黄色が綺麗に出る。

2杯目はボルスジュネヴァを使用したベネット。このジンはNさん曰く、ニッカの未貯蔵原酒のような不思議な香りがする。私はギリギリ好みな所もあるが、これはダメな人も多いだろうな。瓶も陶器瓶からガラス瓶に変わってしまうし、何を目指しているのだろう。



3杯目は官能的なカクテルジョニーウォーカーゴールドバージョン。これはちょっと贅沢だ。華やかな中にもゴールドの味わいがはっきり感じられる。

隣は福島県からやってきた観光客の方。ゴールデンウィークって感じだね。

肉料理、ガツン

2013年04月27日 16時55分06秒 | 食べ歩き
昨日までの飲み過ぎもあって、今日は食べるのを中心にしたいと思っていたのだが、行く予定だった店はゴールデンウィークで休み。切り替えて、近くのバール「BC」へ。

まずは白ワインとパテ・ド・カンパーニュ。ブレのないパテにホッとする。他の客と店主が海外にワイン買い付けに行った話を聞く。確実に1日2本以上ワインを飲んでいたとか。



続いて赤ワインと豚スペアリブのコンフィ、オレンジソースを注文。スペアリブは大根、じゃがいも、茄子(緑だった)、パプリカもついた、充実した一皿だった。





肉はもちろん、あばら骨に残った肉もこそげとるようにして食べる。この部分が旨いのだよ。

ということで結構腹一杯だ。

20130427ギャラリー巡り

2013年04月27日 16時17分25秒 | ART
本日は大丸→紀伊国屋→たぴお→時計台→道新→大通→富士フイルム→らいらっく→芸術の森→創→三越→スカイホール→さいとうの13か所。

某所で茶碗などの陶芸作品を見てビックリ。最近作ったプラスチックの器にしか見えない。根津美術館などで重厚な作品を見すぎたか。

ギャラリーたぴおでは4/29~5/11「街を描く」のDMを発見。出品者は阿部啓八、伊藤貴美子、斉藤邦彦、田中季里、林教司、本田滋、村岡陽菜、横山隆とある。

■札幌芸術の森美術館「生誕100年 彫刻家佐藤忠良展」。ロビーでは「ブラウス」がお出迎え。



「静物」ネギと慈姑、あとはリンゴか? 結構デッサン上手い。
「冬の裏街(札幌)」:建物と青く抜ける空の端正な作品。電柱が斜めに描かれ、アクセントになっている。
「自画像」:暗く傲岸な感じ。誰でもこういう自画像を描くんだね。

「タバコ入れ(収容所)」:馬に乗るサーカスの曲芸師を彫り込んだもの。収容所で長野出身の人に渡したものということだ。
「たつろう」:自分の息子だが、「一重で大きいとは言えない眼」と言ってしまっている。
「オリエ」:色黒で眼ばかり、美人になりそうもなく名前を付けるのに困ったと、とんでもない発言を。

「木曽」:まさしく日本のおばちゃん。
「常磐の大工」:今度は日本のオッサン。これらの作品群を「佐藤忠良のきたな作り好み」と言われたらしい。
「土」:本郷新の「砂」にも似た、かがみこむ女性。どことなく本郷との共通項は感じる。

「うれ」:「野生的で飾らない娘さん」と本郷が言う、ワイルドな顔。どことなくミック・ジャガー系である。
「冬のオリエ」:どうみても美人さんになってしまった。
「若い女」:ああ、またミックだ。この顔は本当に味がある。

「帽子・夏」:帽子シリーズは帽子のつばの形で微妙な内面表現がされているように思う。前下がりのこの作品は、内心を隠しているかのようだ。
「帽子のチコ」:全体的につばが上がり、凛々しい感じ。ちなみにチコとは笹戸千津子のこと。
「帽子・立像」:全体につばが上がり、手のアクションがマジシャンのようだ。

「帽子・冬」:つばの後ろ側がぐっと下がり、優しい感じを醸し出している。
「ジーパン」:小股の切れ上がった女という感じ。足の隙間の空間には相当注意を払っていたらしい。
「緑の風」:等身大以上の人物彫刻はどういう意味があるのだろう。単純に近くで見ない場合に大きく作るだけなのだろうか。

スケッチ、彫刻、絵本、装丁作品など多彩な仕事ぶりを見ることができた。宮城県美術館から来たものが多いので、ぜひ北海道民は見ておくべきではなかろうか。

中庭では、川上りえのインスタレーションの公開設置作業中。





マルタ・パンの《浮かぶ彫刻・札幌》が登場すると春めいてくるのだが、札幌市中心部より確実に数度気温は低いだろう。

 

※「日本のクラフト」展もやっているので、ぜひ。



■ギャラリー創「浅井憲一展-むこうがわの風景-」。今回はキリン、シカ、クマ、人、ウシ、ウマ、ヌー等の写実に近い彫刻作品。

■スカイホール「第4回 有限会社ナカジテクス」。文化祭の趣あり。

出張帰り、いつもの通り

2013年04月27日 10時44分55秒 | 食べ歩き
出張帰りの翌日、なんと病院で検査を受ける必要がある。ゴールデンウィーク突入の前に薬をもらっておかなければならないのだ。過酷な乱行の後だったので、不安があったがおおむね問題なしの結果だった。朝食抜きで腹が減っているのだが、10時過ぎということで、恒例の「SZ」へ。いつも助かるね。

赤ワインを注文し、キャベツとアンチョビのソテー。ちょっと塩辛いけど、温野菜だから普通のサラダより良いかもしれない。



マルゲリータピザを注文。



4つにカットして、一つはそのまま、一つはオリーブオイル強化、一つは唐辛子フレーク(あまり辛くなかった)、最後の一つをタバスコで食べてみた。



うーん、満足。今度、このメニューも食べてみたい。