散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20130429最近読んだ本

2013年04月29日 22時39分00秒 | 読書
■「明日の空」貫井徳郎
貫井には珍しい青春前向きミステリ。

■「昨日まで不思議の校舎」似鳥鶏
都市伝説が元になっていると思われる学校七不思議にまつわる事件が発生。はたして、七不思議には何らかの真実が含まれているのか。こちらも見事に青春のワクワク感、せつなさが感じられる作品。

以下、図書館の5冊。
■「サービス三流なんて言わせない!」佐藤あけみ
やはりお客様がいる身としては、耳が痛い。

■「私、パチンコ中毒から復帰しました!」本田白寿
やはり中毒にならないためには一度もやらないのが正解か。私はパチンコを一度もしたことが無いので、何が楽しいのか分からないし、目にパチンコに関する情報も入ってこないのだ。

■「自分を棚にあげて平気でものを言う人」齊藤勇

■「「口ぐせ」ひとつで他人が読める」渋谷昌三

■「シェアハウス」阿部珠恵、茂原奈央美
私にはムリ。

札幌ドーム

2013年04月29日 13時57分42秒 | ART
今年のゴールデンウィークはどうにも暦と私のタイミングが悪い。今日も休みなのだが、明日は通常の仕事でもあり、休肝日を入れておきたいところなのだ。そうなると、小樽などに出かけてもどうしようもない。

ということで、札幌市内で彫刻をまとめてみることのできる札幌ドームに行ってみることにした。野球の試合をやっているらしいが、既に試合開始済みのようで、歩く人は少ない。

まずはドームに行く前のマンション内に、熊谷文秀「風のフォルム」というのがあった。



トム・シャノン「無重力の玉石」。しかしフェンス越しで近づくことができない。暗雲が漂ってきた。しかも歩道を渡った所に「こちらからはドームに入れません」という表示があって、戻るしかないんだから、札幌ドームも親切なこったよ。



次も全く近づけない、田中信太郎「北空の最弱音(ピアニッシモ)」(多分)。



これもダメだ。安田侃「ひとつがふたつ」。冬期のためなのか、それとも違う理由なのか…



と、ここで、駐車場側に来てから彫刻の近くまで行けるようになった。やれやれ。立木泉「とり」はユーモラスな作品だ。



國松明日香「休息する翼」。何か錆びが来ているなあ。



PHスタジオ「ヌプカの家(プは拗音)」。悪いけどトイレと間違えそうだ。



楢原武正「球」。つぶしたあき缶で表面を形作っているようだ。インパクトのある作品。



堀木淳平「Cのスロープ」。



ジャン=フランソワ・ブラン「桃色の雲」。暗くなるとピンク色に発光するそうだ。キャプションが見当たらなかった。



川俣正「Terrace:札幌ドーム」。この時点で寒さマックス! 体感気温は5度くらいか。



大岩オスカール幸男「フェイジョン」。ナイフのイメージかと思ったら、種から芽が出るイメージらしい。これは良い作品だと思う。



國安孝昌「北辰の竜神」。何となく廃材置き場にも…



江頭慎「Roll Away the Stone/Brixton 8,720km」。

 

小林重予「みつけたくぼみに結実する」。池の小島に立てられた作品。池には鴨が泳いでいる。



日韓の交流記念碑。恐らく、2002年のワールドカップのタイミングで作られたのだろう。



ジョセップ・マリア・マルティン「ミルタウンの近く」。地面の石畳模様が面白い。



奥山喜生「立体空間より平面空間への還元」。



タデウス・ミスロウスキー「世界のすみずみ」:(整備されていれば)スタイリッシュな空間だ。ここもキャプションが見当たらない。



札幌ドームの周辺に彫刻は24点あるらしいが、17点の紹介となった。しかし、担当者は作ったきり見に来てないのではないだろうか。

500m美術館「質感覚」

2013年04月29日 12時09分08秒 | ART
4月27日から7月25日まで開催される、500m美術館の「質感覚」という展覧会を早速見てきた。作品紹介を行うが、今回アップする写真よりずっと多くの作品が展示されているので、ぜひ直接見に来て欲しいものである。

長谷川裕恭「いろいろなものがたり」。まずは石の質感を持ってきた。



今義典「川口のあけみ」。港のヨーコくらいカッコいいかも。



菱野史彦「core」。2011年に道展の協会賞を取った人かな。



蒲原みどりの作品だと思う。キャプションが見当たらなかった。対象的な色調の取り合わせが見える。

 

五十嵐淳「小さな家のプロセス」。アイディアを次々出し、家の設計モデルを作り続けた作品。真ん中のが91番かな。最終的には116番モデルまで出来ているのだ。鉄人28号など、問題ではない。



高臣大介「あふれでる。」。なんとなくネジネジしているので、中尾彬にあげたくなる。



渡邊希「女こゝろ」。これもまさに日本的な質感覚といえるだろう。

 

吉田茂「赤と白の邂逅」。色彩があまり赤と白っぽくないのが面白い。



Orrorin「21mダイナモ」。ランダムに点滅する電球と、画像が線でつながっている。

 

風間雄飛「おしゃまさん」。記憶をテーマに作品制作を行っているということで、だから淡いイメージなのだろう。



浅野久男「住友赤平炭鉱立坑」。ピンホールカメラを使用したもの。



中橋修「内包」。赤いものが並んでいると、神社のような祝祭空間にも見えてくる。



門馬よ宇子(作品とタイトルの対応が不明)。
中橋修「内包」シリーズだそうです。



これもキャプションが見当たらなかったような。集合写真を大量に張り付けた作品(うーん、どこかで見たことがあるが…)。一部をアップにした右側の写真は、昭和12年の日本遺伝学会in北海道大学理学部。
(追記:こちらが門馬よ宇子作品のようです)

 

吉成翔子「とことこ続く」。作者曰く「壁に鉄で描いた落書き」。かなり長く続いているのがいい。



額田春加「pink pressure」。賑やかなパワーのある作品で締めよう。



今展はなかなか見ごたえのある作品がそろっていると思う。

20130429ギャラリー巡り

2013年04月29日 10時55分49秒 | ART
本日のギャラリー巡りはSTV北2条→たぴお→丸井→500m美術館→札幌ドームの5か所。

■STV北2条「藤井忠行展-しずかな連記-」。木の素材感が強く、整然とした配置が特徴か。

「しずかな連記1」(数字はいずれもローマ数字)。



「しずかな連記2」。



「しずかな連記3」。



■ギャラリーたぴお「街を描く」。テーマにあわせて出品を募った、競作展。
伊藤貴美子「MOKUシリーズ1」「同2」「同3」:どう見ても街ではない作品だが、色彩が華やかで大きな(他の作品に比べるとである。20号くらいなのか? 画のサイズって全く分からない)作品があることは良いことだ。
斎藤邦彦「白い街」:どことなく異国風景を思わせる街である。
西岡陽菜:夜の札幌を描いた作品。都会風景である。

田中季里:3軒の小さな家を描いた3連作。家のかたちもふわふわしていて、幽霊っぽい。
林教司:非常に珍しい林さんの具象画。ビルと公園風景なので、大通公園の雰囲気か。

500m美術館と札幌ドームは別項で。

東京界隈のアート(3)

2013年04月29日 08時04分18秒 | ART
鈴木久雄「M君までの距離」。ここから東京都美術館の敷地内。



五十嵐晴夫「メビウスの立方体」。飛び出ているのか、へこんでいるのか。



堀内正和「三本の直方体B」。「A」はどこかにあるのか。



「ラジオ体操ひろば」。ラジオ体操制定50年を記念して、上野公園内に昭和54年に立てられたもの。作者は不明で「東京郵政局建之」と書いてある。

 

ピーター・ツィンマーマン「Scope」。東京ミッドタウン内。



笠置季男「マーキュリー像」。昭和26年に地下鉄銀座駅などの出入口に設置され、地下鉄のシンボルとなる。昭和39年に現在の場所(銀座駅構内)に移設。



齋藤智「はる」。三井記念美術館の入っているビルの1階。



今回は以上で終了。

東京界隈のアート(2)

2013年04月29日 06時57分01秒 | ART
金沢健一「響体」。2011年の比較的新しい作品。試してこなかったが、手でたたくことで鉄の音色が響くそうだ。



吉永浩「Nebula」(左)、「Infinity」(右)。呼応している対作品。

 

飯塚八朗「PROGRESS」。航空エンジンのファンブレードをモチーフにしているそうだ。



本郷新「奏でる乙女」。六本木交差点にひっそりとある。



安田侃「妙夢」。東京ミッドタウンにある。何となく落ち着かない場所だ。



続く。