散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20131002最近読んだ本

2013年10月02日 22時34分14秒 | 読書
■「三百年の謎匣」芦辺拓
主人公を訪問し、財産の整理を依頼した人物が不可能状態で殺害された。この謎のヒントは残された300年前から書きつがれた書物にあった。本編から遠く離れて昔の物語が続くが、まあ、なかなか面白かった。

■「つれづれ、北野坂探偵舎」河野裕

■「70年代カルトTV図鑑」岩佐陽一
レインボーマン、鋼鉄ジーグ、ゲッターロボGと社会的テーマを内包する特撮・アニメを見たいものだ(再読)。

■「「独りバー」はこわくない」根津清
再読。

■「納豆に砂糖を入れますか?」野瀬泰申
メンチvsミンチ、鮭vs鰤などの地域性を探る。また、食生活の変化を調査に糸魚川~静岡を旅する作者。ソースかつ丼地域の境界が見えてきたり、興味深い。

■「松谷警部と目黒の雨」平石貴樹

以下、図書館の1冊。
■「古代北方世界に生きた人びと」
かなり未開の地イメージは払しょくされてきたような気がするのだが、どうだろう。

フックだボディだ、ボディだチンだ

2013年10月02日 20時21分37秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日はかなり早じまいで、本屋に立ち寄った後、琴似の居酒屋「D」に久しぶりに行ってみた。最初はビール小、通しはさつま揚げの卵とじである。



さて、今日の刺身はマスターのお勧めにより、自家製しめ鯖としめ鱈の盛合せになった。しめ鯖は「うーん、さっき作ったけど大丈夫だよね」という相当浅じめだったのだが、外の皮一枚締められている部分と、中のとろけるような味わいがスゴイ。鱈は刺身で食べるのはどうだろうなんて思うのだが、ほんのりした味わいが乗っている。



この刺身には当然酒を合わせて、ということで八仙特別純米ひやおろしを飲む。続けて、天然ぶりの味噌漬け焼きだ。このぶり、切り身の形からすると元の姿は相当大きなものだろう。味がしっかりするのだが、脂と身の味がそれを上回る勢いで乗り出してくるのだ。



ここでちょいとサービスに、マッシュポテトのオリーブオイル焼きといったものが出てきた。滑らかな舌触りにしっかりした芋の味わいがいい。



次なる大物は豚角煮のカツレツである。どこかで聞いたことがあるような…、と思ったら、「孤独のグルメ」に登場したメニューであった。しかしあれは本当にとろけるくらいに柔らかそうだったのだが、こちらはあえて歯ごたえを残し、ある程度しっかりしたカツレツに仕上げたものである。何をかけて食べるかも含め、試行錯誤中であるとのマスター言であった。



ちなみに私は辛子+醤油、辛子+ソース、さらにマヨネーズちょっとなどで食べてみたが、いずれも相性は悪くなかった。酒は松の司生酛純米酒の力強さをを合わせる。

そして最後は、前半で見せられていたカティーサーク25年を飲んでみた。これは香りが恐ろしく良いが、後味はそれほどでもない(マスター談)が、それ程物足りなくはない(私談)というウイスキーである。

これに最後のおつまみセットということで、鱈のタプナード、豚タンシチュー、チーズ、鮭とば、レーズン等のつまみを出していただいた。更にはロングモーン17年のカスクストレングスをちょいと味見だ。



今日も全方向からたっぷりやられて、すっかりノックアウト。それゆえの記事タイトルである。